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片
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ぺん
ふりがな文庫
“
片
(
ぺん
)” の例文
太空
(
そら
)
は一
片
(
ぺん
)
の雲も
宿
(
とど
)
めないが黒味渡ッて、二十四日の月はまだ上らず、霊あるがごとき星のきらめきは、仰げば身も
冽
(
しま
)
るほどである。
今戸心中
(新字新仮名)
/
広津柳浪
(著)
その二三
片
(
ぺん
)
がどう云う拍子か、坊ばの前まですべって来て、ちょうどいい加減な距離でとまる。坊ばは
固
(
もと
)
より薩摩芋が大好きである。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
これはわがアメリカ大陸にしか産しないという
奇獣
(
きじゅう
)
ノクトミカ・レラティビアの燻製でありまして、まあ試みにこの一
片
(
ぺん
)
を一つ……
不沈軍艦の見本:――金博士シリーズ・10――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
一
片
(
ぺん
)
の
宣言書
(
せんげんしよ
)
==其は頭から
尻尾
(
しつぽ
)
まで、
爆發
(
ばくはつ
)
した感情の
表彰
(
へうしやう
)
で、
激越
(
げきえつ
)
を
極
(
きは
)
め、所謂阿父の
横
(
よこ
)
ツ
頬
(
つら
)
へ
叩
(
たゝ
)
き付けた意味のものであツた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
ただ花の器官に大小
広狭
(
こうきょう
)
、ならびに
色彩
(
しきさい
)
の違いがあるばかりだ。すなわち
最外
(
さいがい
)
の大きな三
片
(
ぺん
)
が
萼片
(
がくへん
)
で、次にある
狭
(
せま
)
き三片が
花弁
(
かべん
)
である。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
▼ もっと見る
忍剣は、かねてしたためておいた一
片
(
ぺん
)
の
文字
(
もんじ
)
を、
油紙
(
あぶらがみ
)
にくるんでこよりとなし、クロの片足へ、いくえにもギリギリむすびつけた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ひるまえ
吹
(
ふ
)
いていた
風
(
かぜ
)
がやんで、
空
(
そら
)
は、一
片
(
ぺん
)
の
雲
(
くも
)
もなく、
青々
(
あおあお
)
として、
火
(
ひ
)
のように、かがやく
太陽
(
たいよう
)
のやけつくあつさだけでした。
道の上で見た話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
現世
(
げんせ
)
の
方
(
かた
)
から
見
(
み
)
れば一
片
(
ぺん
)
の
夢物語
(
ゆめものがたり
)
のように
聴
(
きこ
)
えるでございましょうが、そこが
現世
(
げんせ
)
と
幽界
(
ゆうかい
)
との
相違
(
そうい
)
なのだから
何
(
なん
)
とも
致方
(
いたしかた
)
がございませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
そうして、
能
(
あた
)
う
可
(
べ
)
くんば
其
(
そ
)
の小僧の貧相な顔つきと、哀れな服装と、
見
(
み
)
すぼらしい境遇とに、一
片
(
ぺん
)
の同情を寄せてくれ給え。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
(
貝塚土器
(
かひづかどき
)
の
破片
(
はへん
)
が、
僅
(
わづ
)
かに二三
片
(
ぺん
)
見出
(
みいだ
)
されたが、
貝
(
かひ
)
の
分量
(
ぶんりやう
)
から
比較
(
ひかく
)
して
見
(
み
)
ると、
何億萬分
(
なんおくまんぶん
)
の
一
(
いち
)
といふ
位
(
くらゐ
)
しかに
當
(
あた
)
らぬ)
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
中に一
片
(
ぺん
)
の丸木船に
杓子
(
しやくし
)
の様な短い櫂を取つて乗つて居る丸裸の
黒奴
(
くろんぼ
)
が
趺坐
(
あぐら
)
をかき
乍
(
なが
)
ら縦横に舟を乗廻して
頻
(
しき
)
りに手真似で
銭
(
ぜに
)
を海中に投げよと云ふ。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
其處
(
そこ
)
で
廷丁
(
てい/\
)
は石を
庫
(
くら
)
に入んものと
抱
(
だ
)
き
上
(
あげ
)
て二三歩
歩
(
ある
)
くや手は
滑
(
すべ
)
つて石は
地
(
ち
)
に
墮
(
お
)
ち、
碎
(
くだ
)
けて
數
(
すう
)
十
片
(
ぺん
)
になつて
了
(
しま
)
つた。
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
鳥や
鼠
(
ねずみ
)
や
猫
(
ねこ
)
の
死骸
(
しがい
)
が、道ばたや
縁
(
えん
)
の
下
(
した
)
にころがっていると、またたく間に
蛆
(
うじ
)
が
繁殖
(
はんしょく
)
して
腐肉
(
ふにく
)
の最後の一
片
(
ぺん
)
まできれいにしゃぶりつくして
白骨
(
はっこつ
)
と
羽毛
(
うもう
)
のみを残す。
蛆の効用
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
私は
繋獄
(
けいごく
)
の身となるも
悔
(
く
)
ゆることがない、ついては
若干
(
じゃっかん
)
の金を得て老母の養老金にしたいと頼まれ、わが輩一
片
(
ぺん
)
の
義侠
(
ぎきょう
)
、これを
否
(
いな
)
むに
忍
(
しの
)
びず、彼のために
出金
(
しゅっきん
)
した
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
工兵隊は引つづき毎日爆薬で、やけあとのたてもののだん
片
(
ぺん
)
なぞを、どんどんこわしていました。九階から上が地震でくずれ落ちた浅草の十二階もばく
破
(
は
)
されてしまいました。
大震火災記
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
先刻
(
せんこく
)
は
見送
(
みおく
)
られた
吾等
(
われら
)
は
今
(
いま
)
は
彼等
(
かれら
)
を
此
(
この
)
船
(
ふね
)
より
送
(
おく
)
り
出
(
いだ
)
さんと、
私
(
わたくし
)
は
右手
(
めて
)
に
少年
(
せうねん
)
を
導
(
みちび
)
き、
流石
(
さすが
)
に
悄然
(
せうぜん
)
たる
春枝夫人
(
はるえふじん
)
を
扶
(
たす
)
けて
甲板
(
かんぱん
)
に
出
(
で
)
ると、
今宵
(
こよひ
)
は
陰暦
(
いんれき
)
十三
夜
(
や
)
、
深碧
(
しんぺき
)
の
空
(
そら
)
には一
片
(
ぺん
)
の
雲
(
くも
)
もなく
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
けれど、今の場合では、一滴の
飮物
(
のみもの
)
でも一
片
(
ぺん
)
のパンでも
咽喉
(
のど
)
をつまらせるやうな氣持がしたので、私は兩方とも押しやつてしまつた。ヘレンは、多分びつくりして、私を見たのだらう。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
かゝりけれども
猶
(
な
)
ほ一
片
(
ぺん
)
誠忠
(
せいちう
)
の
心
(
こゝろ
)
は
雲
(
くも
)
ともならず
霞
(
かすみ
)
とも
消
(
き
)
えず、
流石
(
さすが
)
に
顧
(
かへ
)
りみるその
折々
(
をり/\
)
は、
慚愧
(
ざんぎ
)
の
汗
(
あせ
)
背
(
そびら
)
に
流
(
なが
)
れて
後悔
(
かうくわい
)
の
念
(
ねん
)
胸
(
むね
)
を
刺
(
さし
)
つゝ、
是
(
こ
)
は
魔神
(
ましん
)
にや
見入
(
みい
)
れられけん、
有
(
あ
)
るまじき
心
(
こゝろ
)
なり
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
それを
守
(
まもつ
)
て
行
(
ゆ
)
くのは
至極
(
しごく
)
結構
(
けつかう
)
でありますが、
如何
(
いかに
)
せん
無味乾燥
(
むみかんさう
)
なる一
片
(
ぺん
)
の
規則
(
きそく
)
では
銘々
(
めい/\
)
の
好都合
(
かうつがふ
)
が
解
(
わか
)
らず、
唯
(
た
)
だ
他人
(
たにん
)
から
命令
(
めいれい
)
された
事
(
こと
)
のやうに
思
(
おも
)
はれて、
往々
(
わう/\
)
其
(
そ
)
の
規則
(
きそく
)
を
忽諸
(
こつしよ
)
にするの
風
(
ふう
)
がある。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
貧窮
(
ひんきう
)
な
生活
(
せいくわつ
)
の
間
(
あひだ
)
から
數年來
(
すうねんらい
)
漸
(
やうや
)
く
蓄
(
たくは
)
へた
衣類
(
いるゐ
)
の
數點
(
すうてん
)
が
既
(
すで
)
に
其
(
そ
)
の一
片
(
ぺん
)
をも
止
(
とゞ
)
めないことを
知
(
し
)
つてさうして
心
(
こゝろ
)
に
悲
(
かな
)
しんだ。
汗
(
あせ
)
がびつしりと
髮
(
かみ
)
の
生際
(
はえぎは
)
を
浸
(
ひた
)
して
疲憊
(
ひはい
)
した
身體
(
からだ
)
をおつぎは
少時
(
しばし
)
惘然
(
ぼんやり
)
と
庭
(
には
)
に
立
(
た
)
てた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
牡丹散って打重なりぬ二三
片
(
ぺん
)
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
一
片
(
ぺん
)
の
雲
(
くも
)
すらなく、
風
(
かぜ
)
も、
寒
(
さむ
)
さのために
傷
(
いた
)
んで、すすり
泣
(
な
)
きするような
細
(
ほそ
)
い
声
(
こえ
)
をたてて
吹
(
ふ
)
いている、
秋
(
あき
)
のことでありました。
ある夜の星たちの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それから
殘
(
のこ
)
りの
斷面貝層
(
だんめんかひそう
)
(一
丈餘
(
じやうよ
)
)三
方
(
ぱう
)
を
隈
(
くま
)
なく
見廻
(
みまは
)
つたが、
何處
(
どこ
)
に一
片
(
ぺん
)
の
土器破片
(
どきはへん
)
、
其他
(
そのた
)
を
見出
(
みいだ
)
さなかつた。
探検実記 地中の秘密:06 疑問の加瀬貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
花弁
(
かべん
)
は平開し、およそ十
片
(
ぺん
)
内外もあるが、しかし
花容
(
かよう
)
、花色
種々多様
(
しゅじゅたよう
)
で、何十種もの園芸的変わり品がある。
花心
(
かしん
)
に黄色の
多雄蕊
(
たゆうずい
)
と、三ないし五の
子房
(
しぼう
)
がある。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
そして、一
片
(
ぺん
)
の
布
(
ぬの
)
をもって、前に
軍兵
(
ぐんぴょう
)
がつくっていった、野陣の
野風呂
(
のぶろ
)
へドブリと首までつかりこんだ。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
芸者と
紳士
(
ゼントルマン
)
がいっしょになってるのは、面白いと、青年はまた
焼麺麭
(
やきパン
)
の一
片
(
ぺん
)
を、横合から半円形に食い欠いた。親指についた
牛酪
(
バタ
)
をそのまま
袴
(
はかま
)
の
膝
(
ひざ
)
へなすりつけた。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いかに
詳
(
くわ
)
しく
認
(
したた
)
めても、一
片
(
ぺん
)
の手紙におのれの性質をいい現すことは、とうていできることではない。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
次の朝、スキャチャード先生は、
臺紙
(
だいし
)
の一
片
(
ぺん
)
に目立つた字體で「
不精者
(
ぶしやうもの
)
」といふ言葉を書きつけて、お
護符
(
まもり
)
かなんぞのやうにヘレンの廣い、やさしい、
怜悧
(
れいり
)
な、おとなしい
額
(
ひたひ
)
に結びつけた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
『そんな
時代
(
じだい
)
もあったかナ……』
遠
(
とお
)
い
遠
(
とお
)
い
現世
(
げんせ
)
の
出来事
(
できごと
)
などは、ただ一
片
(
ぺん
)
の
幻影
(
げんえい
)
と
化
(
か
)
して
了
(
しま
)
います。
現世
(
げんせ
)
の
話
(
はなし
)
は
大概
(
たいがい
)
これで
宜
(
よろ
)
しいでしょう。
早
(
はや
)
くこちらの
世界
(
せかい
)
の
物語
(
ものがたり
)
に
移
(
うつ
)
りたいと
思
(
おも
)
いますが……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
昨夜
(
さくや
)
新嘉坡
(
シンガポール
)
發
(
はつ
)
、一
片
(
ぺん
)
の
長文
(
ちやうぶん
)
電報
(
でんぽう
)
は、
日本
(
につぽん
)
の
海軍省
(
かいぐんせう
)
に
到達
(
たうたつ
)
した
筈
(
はづ
)
であるが、二
隻
(
さう
)
は
去
(
さ
)
る
金曜日
(
きんえうび
)
をもつて、
印度大陸
(
インドたいりく
)
の
尖端
(
せんたん
)
コモリンの
岬
(
みさき
)
を
廻
(
めぐ
)
り
錫崙島
(
セイロンたう
)
の
沖
(
をき
)
を
※
(
す
)
ぎ、
殘月
(
ざんげつ
)
淡
(
あは
)
きベンガル
灣頭
(
わんとう
)
、
行會
(
ゆきあ
)
ふ
英
(
エイ
)
、
佛
(
フツ
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
ここにある一
片
(
ぺん
)
はオ……………
少年探偵長
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ときどき、
雷
(
かみなり
)
が
鳴
(
な
)
って、
雨
(
あめ
)
がふりそうに
見
(
み
)
えながら、
夜
(
よる
)
は、また、一
片
(
ぺん
)
の
雲
(
くも
)
すらなく、
晴
(
は
)
れ
晴
(
ば
)
れと
晴
(
は
)
れ
上
(
あ
)
がるような、
日
(
ひ
)
でりがつづきました。
雲のわくころ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ただ、ただ今も失わないのは、
皎々
(
こうこう
)
一
片
(
ぺん
)
の赤心のみ。先生、この時代に処する計策は何としますか
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しかも
燕尾服
(
えんびふく
)
着用で聴講料を払って入場した
紳士
(
しんし
)
や
淑女
(
しゅくじょ
)
——一
目
(
もく
)
しても一
片
(
ぺん
)
の書生たる僕以上の人と見受けられ、
加之
(
しかのみならず
)
この時は僕の独り演説であったから、これらの聴衆を見ると
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
花の外面に多くの白毛が生じており、六
片
(
ぺん
)
の
花片
(
かへん
)
(実は
萼片
(
がくへん
)
であって花弁はなく、萼片が花弁状をなしている)の内面は色が
暗紫赤色
(
あんしせきしょく
)
を
呈
(
てい
)
している。
花内
(
かない
)
に
多雄蕊
(
たゆうずい
)
と
多雌蕊
(
たしずい
)
とがある。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
こんな
空想
(
くうそう
)
が、ふと
頭
(
あたま
)
の
中
(
なか
)
に、一
片
(
ぺん
)
の
雲
(
くも
)
のごとく
浮
(
う
)
かぶと、
急
(
きゅう
)
にいたたまらないようにさびしくなりました。
青い星の国へ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
呂宋兵衛が
扇
(
おうぎ
)
をもって打ちおとせば、
蝶
(
ちょう
)
の
死骸
(
しがい
)
はまえからそこにあった一
片
(
ぺん
)
の白紙に返っている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ほんとうに、よく
空
(
そら
)
は
晴
(
は
)
れわたっていて、一
片
(
ぺん
)
の
雲
(
くも
)
すらなく、
雨
(
あめ
)
が
降
(
ふ
)
りそうなけはいはなかったのです。それをどうかして、
雨
(
あめ
)
を
降
(
ふ
)
らせようと、かえるらは
思
(
おも
)
ったのであります。
長ぐつの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
しかし、
北
(
きた
)
へ
帰
(
かえ
)
る
旅
(
たび
)
も、
無事
(
ぶじ
)
ではありませんでした。一
片
(
ぺん
)
の
木
(
こ
)
の
葉
(
は
)
にもひとしい、たよりない
船
(
ふね
)
は、ある
日
(
ひ
)
、また
風
(
かぜ
)
のために
吹
(
ふ
)
き
流
(
なが
)
されて、
知
(
し
)
らぬ
他国
(
たこく
)
の
岸
(
きし
)
に
着
(
つ
)
けられたのでした。
南方物語
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“片”の解説
片(へん)は、漢姓の一つ。
(出典:Wikipedia)
片
常用漢字
小6
部首:⽚
4画
“片”を含む語句
片端
一片
木片
片々
片方
紙片
破片
小片
片面
片側
片付
断片
岩片
阿片
布片
片附
砕片
頬片
片傍
片頬笑
...