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続
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つづ
ふりがな文庫
“
続
(
つづ
)” の例文
旧字:
續
それが
人
(
ひと
)
の
言
(
い
)
うように
規則的
(
きそくてき
)
に
溢
(
あふ
)
れて
来
(
こ
)
ようとは、
信
(
しん
)
じられもしなかった。
故
(
ゆえ
)
もない
不安
(
ふあん
)
はまだ
続
(
つづ
)
いていて、
絶
(
た
)
えず
彼女
(
かのじょ
)
を
脅
(
おびや
)
かした。
伸び支度
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
もちろん、たった一人、大道ぐらしを
続
(
つづ
)
けてゆくことの
危険
(
きけん
)
なことはよくわかっていた。それはさんざん、つらい
経験
(
けいけん
)
もしている。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
娘
(
むすめ
)
は、あるときは、
雲
(
くも
)
の
流
(
なが
)
れる
方
(
ほう
)
へ
向
(
む
)
かって
歩
(
ある
)
いていきました。また、あるときは、
水
(
みず
)
の
流
(
なが
)
れる
方
(
ほう
)
へ
向
(
む
)
かって、
旅
(
たび
)
を
続
(
つづ
)
けました。
初夏の空で笑う女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
と、
思
(
おも
)
いました。そしてまだじっとしていますと、
猟
(
りょう
)
はなおもその
頭
(
あたま
)
の
上
(
うえ
)
ではげしく
続
(
つづ
)
いて、
銃
(
じゅう
)
の
音
(
おと
)
が
水草
(
みずくさ
)
を
通
(
とお
)
して
響
(
ひび
)
きわたるのでした。
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
黄鶴楼の庭前に作った
仮舞台
(
かりぶたい
)
と面して見物席に
充
(
あ
)
てたのは二タ
間
(
ま
)
続
(
つづ
)
きの大広間であって、二、三百人のお客がギッシリ
詰
(
つま
)
った。
硯友社の勃興と道程:――尾崎紅葉――
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
▼ もっと見る
手許
(
てもと
)
の
火鉢
(
ひばち
)
に
載
(
の
)
せた
薬罐
(
やかん
)
からたぎる
湯気
(
ゆげ
)
を、千
切
(
ぎ
)
れた
蟋蟀
(
こおろぎ
)
の
片脚
(
かたあし
)
のように、
頬
(
ほほ
)
を
引
(
ひ
)
ッつらせながら、
夢中
(
むちゅう
)
で
吸
(
す
)
い
続
(
つづ
)
けていたのは
春重
(
はるしげ
)
であった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
ついでながら、
私
(
わたくし
)
と
私
(
わたくし
)
の
生前
(
せいぜん
)
の
良人
(
おっと
)
との
関係
(
かんけい
)
は
今
(
いま
)
も
尚
(
な
)
お
依然
(
いぜん
)
として
続
(
つづ
)
いて
居
(
お
)
り、しかもそれはこのまま
永遠
(
えいえん
)
に
残
(
のこ
)
るのではないかと
思
(
おも
)
われます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
これよりしてイワン、デミトリチは
日夜
(
にちや
)
をただ
煩悶
(
はんもん
)
に
明
(
あか
)
し
続
(
つづ
)
ける、
窓
(
まど
)
の
傍
(
そば
)
を
通
(
とお
)
る
者
(
もの
)
、
庭
(
にわ
)
に
入
(
い
)
る
者
(
もの
)
は
皆
(
みな
)
探偵
(
たんてい
)
かと
思
(
おも
)
われる。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
甚兵衛は口をあんぐり
開
(
あ
)
いたまま、
猿
(
さる
)
の
顔
(
かお
)
を
眺
(
なが
)
めていました。それを見て
猿
(
さる
)
はまた
笑
(
わら
)
いだしながら、いい
続
(
つづ
)
けました。
人形使い
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
道はまるっきりコンクリート
製
(
せい
)
の小川のようになってしまって、もう二十分と
続
(
つづ
)
けて歩けそうにもありませんでした。
ガドルフの百合
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
ごろごろという
音
(
おと
)
がかすかに
続
(
つづ
)
く、それで
誰
(
だれ
)
いうとなく、ごんごろ
鐘
(
がね
)
と
呼
(
よ
)
ぶようになったのだそうだ。
ごんごろ鐘
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
国道
(
こくどう
)
は日に
照
(
て
)
らされて、きいろい
綺麗
(
きれい
)
なリボンのように
牧場
(
まきば
)
や
畑
(
はたけ
)
に
沿
(
そ
)
って先へと
伸
(
の
)
び、町や村を通りぬけ、人の話では、
船
(
ふね
)
の見える海まで
続
(
つづ
)
いているということです。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
続
(
つづ
)
いて
同
(
おな
)
じく
長篇
(
ちょうへん
)
の『
小悪魔
(
しょうあくま
)
』を
発表
(
はっぴょう
)
して、一
流
(
りゅう
)
の
作家
(
さっか
)
として
名
(
な
)
をうたわれるようになった。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
ラランに
続
(
つづ
)
いてペンペがサッと
密林
(
みつりん
)
の
上
(
うへ
)
に
飛
(
と
)
び
出
(
だ
)
した。やがて
羽
(
はね
)
を
整
(
ととの
)
へて、
頭
(
あたま
)
を
高
(
たか
)
くあげた。だんだんと
下界
(
した
)
を
離
(
はな
)
れる。もう千メートルだ。二
羽
(
は
)
の
鴉
(
からす
)
はそこで
初
(
はじ
)
めて
口
(
くち
)
をきいた。
火を喰つた鴉
(新字旧仮名)
/
逸見猶吉
(著)
それが
怖
(
こわ
)
い魔物に
魅入
(
みい
)
られて身動きのできない様子としか受取れない。盲目は彼の眼の暗いごとく、暗い顔をして、悲しい陰気な、しかも高い調子の胡弓を
擦
(
す
)
り
続
(
つづ
)
けに擦っている。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その後
胴引
(
どうびき
)
などいう
博奕
(
ばくち
)
に不思議に勝ち
続
(
つづ
)
けて
金
(
かね
)
溜
(
たま
)
り、ほどなく奉公をやめ家に引き込みて
中
(
ちゅう
)
ぐらいの農民になりたれど、この男は
疾
(
と
)
くに物忘れして、この娘のいいしことも心づかずしてありしに
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
おれも
金貨
(
きんか
)
が見えてる間は
無我
(
むが
)
むちゅうだったが、金貨が消えてしまったとたん、ぞっとしたね。がたがたとふるえてきて、どうしてもとまらねえんだ。このごろは
変
(
へん
)
なことばかり
続
(
つづ
)
くじゃないか。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
安孫子屋は元繁昌していたが、流れの三太郎という親分が
仕切
(
しき
)
って買取ってから
流行
(
はや
)
らねえ
続
(
つづ
)
きで、半年か一年かで止めてしまった。だからこの男なぞ色気づいた頃にゃもう無え、知らねえ筈だよう。
一本刀土俵入 二幕五場
(新字新仮名)
/
長谷川伸
(著)
絵だくみ、うつら
練
(
ね
)
り
続
(
つづ
)
け。なかに
一人
(
いちにん
)
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
A そんな旅はいつまで
続
(
つづ
)
くの。
旅人
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
ゴットフリートは
続
(
つづ
)
けていった。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
「これで妹のからだも落ちつく。おれも細ぼそながら、
食
(
く
)
い
続
(
つづ
)
きはできそうになって来た。不人情のようでもあるが、ここでいっそ思い切って八橋と離ればなれになってしまおうか。なんといっても向うは籠の鳥だ。こっちさえ寄り付かなければいい」
籠釣瓶
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
「どこへいくものか。もう
寒
(
さむ
)
いからやすんだがいい。」と、
父親
(
ちちおや
)
は
先
(
さき
)
に
座
(
ざ
)
を
立
(
た
)
たれました。
続
(
つづ
)
いて
兄弟
(
きょうだい
)
もへやへ
入
(
はい
)
って、
床
(
とこ
)
に
入
(
はい
)
りました。
ペスときょうだい
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
わたしはまた土地を
耕
(
たがや
)
したことがあったが、
勤労
(
きんろう
)
によって土地にまるで
休憩
(
きゅうけい
)
をあたえないまでに
耕作
(
こうさく
)
し
続
(
つづ
)
けるということを知らなかった。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
そしてこんな
有様
(
ありさま
)
はそれから
毎日
(
まいにち
)
続
(
つづ
)
いたばかりでなく、
日
(
ひ
)
に
増
(
ま
)
しそれがひどくなるのでした。
兄弟
(
きょうだい
)
までこの
哀
(
あわ
)
れな
子家鴨
(
こあひる
)
に
無慈悲
(
むじひ
)
に
辛
(
つら
)
く
当
(
あた
)
って
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
私
(
わたくし
)
というものはよくよく
執着
(
しゅうじゃく
)
の
強
(
つよ
)
い、
罪
(
つみ
)
の
深
(
ふか
)
い、
女性
(
じょせい
)
だったのでございましょう。——この
生活
(
せいかつ
)
が
何年位
(
なんねんくらい
)
続
(
つづ
)
いたかとのお
訊
(
たず
)
ねでございますか……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
と、それからそれへと
話
(
はなし
)
を
続
(
つづ
)
けて
息
(
いき
)
の
継
(
つ
)
ぐ
暇
(
ひま
)
も
無
(
な
)
い、ドクトルは
耳
(
みみ
)
をガンとして、
心臓
(
しんぞう
)
の
鼓動
(
こどう
)
さえ
烈
(
はげ
)
しくなって
来
(
く
)
る。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
ぽんと
背中
(
せなか
)
をたたかれて、
立
(
た
)
て
続
(
つづ
)
けに
聞
(
き
)
かされたのが、
柳湯
(
やなぎゆ
)
で、
金蔵
(
きんぞう
)
がしゃべったという、
橘屋
(
たちばなや
)
の一
件
(
けん
)
であった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
所々
(
ところどころ
)
には、水増しの時できた小さな
壺穴
(
つぼあな
)
の
痕
(
あと
)
や、またそれがいくつも
続
(
つづ
)
いた
浅
(
あさ
)
い
溝
(
みぞ
)
、それから
亜炭
(
あたん
)
のかけらだの、
枯
(
か
)
れた
蘆
(
あし
)
きれだのが、一
列
(
れつ
)
にならんでいて
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
不思議
(
ふしぎ
)
な
沈黙
(
ちんもく
)
が
続
(
つづ
)
いた。
父
(
とう
)
さんでさえそれを
説
(
と
)
き
明
(
あ
)
かすことが
出来
(
でき
)
なかった。ただただ
父
(
とう
)
さんは
黙
(
だま
)
って、
袖子
(
そでこ
)
の
寝
(
ね
)
ている
部屋
(
へや
)
の
外
(
そと
)
の
廊下
(
ろうか
)
を
往
(
い
)
ったり
来
(
き
)
たりした。
伸び支度
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
城
(
しろ
)
のまわりには、小石を
並
(
なら
)
べたような町
並
(
なみ
)
が、
遠
(
とお
)
くまで
続
(
つづ
)
いていました。その
末
(
すえ
)
は広々とした
野
(
の
)
になって、一
面
(
めん
)
に、ぼうと
霞
(
かす
)
んでいました。王子はただうっとりと
眺
(
なが
)
めていました。
強い賢い王様の話
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
……やがて今に
緊急教員会議
(
きんきゅうきょういんかいぎ
)
が
招集
(
しょうしゅう
)
され、
続
(
つづ
)
いて
小泥棒
(
こどろぼう
)
は
退学処分
(
たいがくしょぶん
)
になる……。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
御詠歌
(
ごえいか
)
流し
麗
(
うら
)
うらと
練
(
ね
)
りも
続
(
つづ
)
く日
第二邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
また
沈黙
(
ちんもく
)
が
続
(
つづ
)
いた。みんなは考えにしずんでいた。そんなふうにして、どのくらいいたか知らないが、ふとさけび声が聞こえた。
家なき子:02 (下)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
ばたんと
赤
(
あか
)
が
出
(
で
)
ると、一
方
(
ぽう
)
からくる
車
(
くるま
)
がみんな
止
(
と
)
まって、いままで、じっとしていた
車
(
くるま
)
が、
流
(
なが
)
れるように
続
(
つづ
)
きました。
はととりんご
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
街道
(
かいどう
)
が
何
(
ど
)
の
位
(
くらい
)
続
(
つづ
)
いているかとお
訊
(
たず
)
ねですか……さァどれ
位
(
くらい
)
の
道程
(
みちのり
)
かは、ちょっと
見当
(
けんとう
)
がつきかねますが、よほど
遠
(
とお
)
いこと
丈
(
だけ
)
は
確
(
たし
)
かでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
彼
(
かれ
)
は
起上
(
おきあが
)
って
声限
(
こえかぎ
)
りに
呌
(
さけ
)
び、そうしてここより
抜出
(
ぬけい
)
でて、ニキタを
真先
(
まっさき
)
に、ハバトフ、
会計
(
かいけい
)
、
代診
(
だいしん
)
を
鏖殺
(
みなごろし
)
にして、
自分
(
じぶん
)
も
続
(
つづ
)
いて
自殺
(
じさつ
)
して
終
(
しま
)
おうと
思
(
おも
)
うた。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
そこへひょっこり
顔
(
かお
)
を
出
(
だ
)
した
弟子
(
でし
)
の
藤吉
(
とうきち
)
は、
団栗眼
(
どんぐりまなこ
)
を
一層
(
いっそう
)
まるくしながら、二三
度
(
ど
)
続
(
つづ
)
けさまに
顎
(
あご
)
をしゃくった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
(さあ帰って寝るかな。もっ切り二っつだな。そいでぁこいづと。)(
戻
(
もど
)
るすか。)さっきの女の声がした。こっちではきせるをたんたん
続
(
つづ
)
けて叩いていた。
泉ある家
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
何
(
なん
)
だね、お
前達
(
まえたち
)
これだけが
全世界
(
ぜんせかい
)
だと
思
(
おも
)
ってるのかい。まあそんな
事
(
こと
)
はあっちのお
庭
(
にわ
)
を
見
(
み
)
てからお
言
(
い
)
いよ。
何
(
なに
)
しろ
牧師
(
ぼくし
)
さんの
畑
(
はたけ
)
の
方
(
ほう
)
まで
続
(
つづ
)
いてるって
事
(
こと
)
だからね。
醜い家鴨の子
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
シューラはそのわけを
話
(
はな
)
した。
生徒監
(
せいとかん
)
は
言葉
(
ことば
)
を
続
(
つづ
)
けた。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
ときどきカピが後足で立ち上がって、わたしの顔を見ては二、三度
続
(
つづ
)
けてほえた。かれの心持ちはわたしにはわかっていた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
あくる
日
(
ひ
)
、
少年
(
しょうねん
)
は
朝
(
あさ
)
早
(
はや
)
くから、そこにすわっていました。いい
天気
(
てんき
)
でありましたから、おじいさんのいったように、お
寺
(
てら
)
のお
開帳
(
かいちょう
)
に
出
(
で
)
かける
人
(
ひと
)
が
続
(
つづ
)
きました。
石をのせた車
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
つりがねそうか野ぎくかの花が、そこらいちめんに、
夢
(
ゆめ
)
の中からでもかおりだしたというように
咲
(
さ
)
き、鳥が一
疋
(
ぴき
)
、
丘
(
おか
)
の上を鳴き
続
(
つづ
)
けながら通って行きました。
銀河鉄道の夜
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
わたしは
課業
(
かぎょう
)
を
続
(
つづ
)
けてやるようにかれに目くばせした。かれは注意を
感謝
(
かんしゃ
)
するように
微笑
(
びしょう
)
した。そしてまた本を読み始めた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
ところが先頭の兵隊さんは
舟
(
ふね
)
のところまでやって来ると、ぐるっとまわって、また
向
(
むこ
)
うへ
戻
(
もど
)
りました。みんなもそれに
続
(
つづ
)
きましたので
列
(
れつ
)
は一つの
環
(
わ
)
になりました。
イギリス海岸
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
そして、
日
(
ひ
)
の
光
(
ひかり
)
が、だんだん
蔭
(
かげ
)
ってくると、その
日
(
ひ
)
の
夜
(
よる
)
から
翌日
(
あくるひ
)
にかけて、
大雨
(
おおあめ
)
が
降
(
ふ
)
り
続
(
つづ
)
きました。
長ぐつの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
とうとう何週間もけいこを
続
(
つづ
)
けて、わたしは親方が書いた紙から、曲を読むことができるようになった。もう親方も、両手を空に上げなかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
実
(
じつ
)
にこの高原の
続
(
つづ
)
きこそは、東の海の
側
(
がわ
)
からと、西の方からとの風や
湿気
(
しっき
)
のお
定
(
さだ
)
まりのぶっつかり
場所
(
ばしょ
)
でしたから、雲や雨や
雷
(
かみなり
)
や霧は、いつでももうすぐ
起
(
おこ
)
ってくるのでした。
種山ヶ原
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
小鳥
(
ことり
)
がどこまでもついていってくれるのを
頼
(
たよ
)
りに
旅
(
たび
)
を
続
(
つづ
)
けられていますと、ある
日
(
ひ
)
のこと、お
姫
(
ひめ
)
さまは
見覚
(
みおぼ
)
えのあるお
城
(
しろ
)
の
森
(
もり
)
が、あちらにそびえているのをごらんになりました。
お姫さまと乞食の女
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
続
常用漢字
小4
部首:⽷
13画
“続”を含む語句
連続
立続
続々
引続
接続
手続
続紀
相続
継続
呼続
追続
持続
打続
続日本紀
断続
相続人
地続
居続
延続
続様
...