“打続”のいろいろな読み方と例文
旧字:打續
読み方割合
うちつづ50.0%
うちつづい25.0%
うちつゞ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坂は急ならず長くもあらねど、一つつくればまたあらたにあらわる。起伏あたかも大波の如く打続うちつづきて、いつたんならむとも見えざりき。
竜潭譚 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
かれおよがんとするもののように両手りょうてうごかして、たれやらの寐台ねだいにようよう取縋とりすがった。とまたもこのとき振下ふりおろしたニキタのだい二の鉄拳てっけん背骨せぼねゆがむかともだゆるひまもなく打続うちつづいて、またまた三度目どめ鉄拳てっけん
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
重二郎の姉おまきを嫁にって、鉄砲洲新湊町へ材木みせひらかせ、両家ともに富み栄え、目出たい事のみ打続うちつゞきましたが、是というも重二郎同胞はらからが孝行の徳により