“うちつゞ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打續66.7%
打続33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんものと思ひ居たりしをりから不※目違めちがひの品を買込かひこみみす/\損毛をなせしが始にて二三度打續うちつゞき商ひの手違てちがひより松右衞門は心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
今日けふは三十にん患者くわんじやければ、明日あすは三十五にんる、明後日あさつては四十にんつてく、毎日まいにち毎月まいげつ同事おなじこと繰返くりかへし、打續うちつゞけてはくものゝ、市中まち死亡者しばうしやすうけつしてげんじぬ。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
つとめ父傳藏に至り水損すゐそん打續うちつゞき其上災害さいがいならび至りて田畑殘りなく失ひせがれ傳吉十六歳のときおや傳藏は病死なし母一人殘り孝行かうかう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
もらひしが惡金あくきん身に付ずとのことわざの如く其金はみな博奕ばくちに取られて仕舞しまひ今は寢酒ねざけだにも呑事のむことならず此頃はなほ打續うちつゞ不仕合ふしあはせにて一錢の資本もとでにも差支さしつかへしかば胸に手を置て考へしが忽ちに一けい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
重二郎の姉おまきを嫁にって、鉄砲洲新湊町へ材木みせひらかせ、両家ともに富み栄え、目出たい事のみ打続うちつゞきましたが、是というも重二郎同胞はらからが孝行の徳により