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断続
ふりがな文庫
“断続”のいろいろな読み方と例文
旧字:
斷續
読み方
割合
きれぎれ
66.7%
だんぞく
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きれぎれ
(逆引き)
黄昏
(
たそがれ
)
ちかき野山は
夕靄
(
ゆうもや
)
にかくれて次第にほの
闇
(
くら
)
く蒼黒く、
何処
(
いずく
)
よりとも知れぬ
蛙
(
かわず
)
の声
断続
(
きれぎれ
)
に聞えて、さびしき墓地の春のゆうぐれ、
最
(
いと
)
ど静に寂しく暮れてゆく。
父の墓
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
というような文句が
断続
(
きれぎれ
)
に聞えます。
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
断続(きれぎれ)の例文をもっと
(4作品)
見る
だんぞく
(逆引き)
斬られた者のうめき声が、
泥濘
(
でいねい
)
にまみれてそこここに
断続
(
だんぞく
)
する。濡れた刀が飛び違い、きらめき交わして、
宛然
(
えんぜん
)
それは時ならぬ
蛍合戦
(
ほたるがっせん
)
の観があった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
時間が
晩
(
おく
)
れて、
浦幌
(
うらほろ
)
で太平洋の波の音を聞いた時は、最早
車室
(
しゃしつ
)
の電燈がついた。此処から線路は直角をなして北上し、一路
断続
(
だんぞく
)
海の音を聞きつゝ、九時近くくたびれ切って釧路に着いた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
断続(だんぞく)の例文をもっと
(2作品)
見る
“断続”の意味
《名詞》
断 続(だんぞく)
切れたり続いたりすること。
(出典:Wiktionary)
断
常用漢字
小5
部首:⽄
11画
続
常用漢字
小4
部首:⽷
13画
“断続”で始まる語句
断続用
断続吹鳴
検索の候補
断続用
断続吹鳴
“断続”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
林不忘
中里介山
与謝野晶子
岡本綺堂