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ちしき
ふりがな文庫
“
知識
(
ちしき
)” の例文
『あんな
名僧
(
めいそう
)
知識
(
ちしき
)
と
謳
(
うた
)
われた
方
(
かた
)
がまだこんな
薄暗
(
うすぐら
)
い
境涯
(
ところ
)
に
居
(
い
)
るのかしら……。』
時々
(
ときどき
)
意外
(
いがい
)
に
感
(
かん
)
ずるような
場合
(
ばあい
)
もあるのでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
君
(
きみ
)
たちのいうことは、よくわかった。一
方
(
ぽう
)
は、
理科
(
りか
)
の
知識
(
ちしき
)
を
得
(
え
)
るためだというのだし、一
方
(
ぽう
)
はかわいそうだから
助
(
たす
)
けるというのだ。
眼鏡
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
我々
(
われわれ
)
の
町
(
まち
)
に
話
(
はなし
)
の
面白
(
おもしろ
)
い、
知識
(
ちしき
)
のある
人間
(
にんげん
)
の
皆無
(
かいむ
)
なのは、
実
(
じつ
)
に
遺憾
(
いかん
)
なことじゃありませんか。これは
我々
(
われわれ
)
に
取
(
と
)
って
大
(
おおい
)
なる
不幸
(
ふこう
)
です。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
かういふ
風
(
ふう
)
にしてわが
地球
(
ちきゆう
)
の
知識
(
ちしき
)
はだん/\
進
(
すゝ
)
んで
來
(
き
)
たけれども、
其内部
(
そのないぶ
)
の
成立
(
なりた
)
ちに
立入
(
たちい
)
つた
知識
(
ちしき
)
は
毛頭
(
もうとう
)
進
(
すゝ
)
んでゐないといつて
宜
(
よろ
)
しかつた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
專門上
(
せんもんじやう
)
の
知識
(
ちしき
)
のない
小六
(
ころく
)
が、
精密
(
せいみつ
)
な
返答
(
へんたふ
)
をし
得
(
う
)
る
筈
(
はず
)
は
無論
(
むろん
)
なかつた。
彼
(
かれ
)
はたゞ
安之助
(
やすのすけ
)
から
聞
(
き
)
いた
儘
(
まゝ
)
を、
覺
(
おぼ
)
えてゐる
限
(
かぎ
)
り
念
(
ねん
)
を
入
(
い
)
れて
説明
(
せつめい
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
▼ もっと見る
夢
(
ゆめ
)
は
五臟
(
ござう
)
のわづらひといひ
傳
(
つた
)
ふれども
正夢
(
しやうむ
)
にして
賢人
(
けんじん
)
聖人
(
せいじん
)
或は
名僧
(
めいそう
)
知識
(
ちしき
)
の人を
産
(
う
)
むは
天竺
(
てんぢく
)
唐土
(
もろこし
)
我朝
(
わがてう
)
ともにその
例
(
ため
)
し
少
(
すく
)
なからず
已
(
すで
)
に
玄奘法師
(
げんさうほふし
)
は夢を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
これを
知識
(
ちしき
)
の
上
(
うへ
)
の
遊
(
あそ
)
びといひます。それとゝもに、
氣分
(
きぶん
)
が
少
(
すこ
)
しも
伴
(
ともな
)
はないのですから、
散文的
(
さんぶんてき
)
な
歌
(
うた
)
といはねばなりません。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
「別れてからもう
幾年
(
いくねん
)
になるかなあ、しかし君も落ち着いて結構だ。今に立派なお
知識
(
ちしき
)
さんになるだろうよ」と父は
鷹揚
(
おうよう
)
にかつからかい半分に言った。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
私
(
わたし
)
の
狹
(
せま
)
い
知識
(
ちしき
)
の
範圍
(
はんい
)
では、
戯曲
(
ぎきよく
)
に
球突
(
たまつき
)
の
球
(
たま
)
の
響
(
ひゞ
)
きなどを
用
(
もち
)
ゐたのはひとりチエエホフあるのみのやうである。
文壇球突物語
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
大
(
おほ
)
きい
博物館
(
はくぶつかん
)
をつくることは
金
(
かね
)
さへあれば
容易
(
ようい
)
でありますが、
良
(
よ
)
い
博物館
(
はくぶつかん
)
をつくることは
金以外
(
かねいがい
)
更
(
さら
)
に
知識
(
ちしき
)
が
必要
(
ひつよう
)
でありますから、
餘程
(
よほど
)
困難
(
こんなん
)
なことになります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
「然うさ、五十
歩
(
ぽ
)
百歩
(
ひやくぽ
)
さ」と、友は
感慨
(
かんがい
)
に
耐
(
た
)
へないといふ
風
(
ふう
)
で、「
少許
(
すこし
)
字
(
じ
)
が
讀
(
よ
)
めて、少許
知識
(
ちしき
)
が
多
(
おほ
)
いといふばかり、
大躰
(
だいたい
)
に
於
(
おい
)
て餘り
大
(
たい
)
した變りはありやしない。 ...
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
なによりもその
知識
(
ちしき
)
に、たいした尊敬をもつようになりました。ですから、またいっしょにダンスしたとき、王女は、すっかり影が好きになってしまいました。
影
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
A
葉書
(
はがき
)
に
關
(
くわん
)
する
君
(
きみ
)
の
知識
(
ちしき
)
は
非常
(
ひじやう
)
に
豐富
(
ほうふ
)
だね。
女
(
をんな
)
の
話
(
はなし
)
ばかりが
專門
(
せんもん
)
かと思つたら、
葉書
(
はがき
)
の話も
專門
(
せんもん
)
だね。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
そうして、
本
(
ほん
)
をよむだけでなく、じっさいに
自分
(
じぶん
)
でやってみて、あたらしい
知識
(
ちしき
)
を
身
(
み
)
につけ、
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
に
役
(
やく
)
だつ
学問
(
がくもん
)
をすすめようと、
勉強
(
べんきょう
)
にうちこんでいるのでした。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
医師の
標札
(
ひょうさつ
)
の出ているドアの
呼
(
よ
)
びりんをおせば、
知識
(
ちしき
)
があり
慈愛
(
じさい
)
深い人にかならず会うことができる。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
そのごうまいな
日本魂
(
にっぽんだましい
)
と、
強烈
(
きょうれつ
)
な研究心は、かれに航海上の
大胆
(
だいたん
)
と
知識
(
ちしき
)
をあたえた。十四人の少年が、かれをこのサクラ号の
指揮者
(
しきしゃ
)
となしたのも、これがためである。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
大至急
(
だいしきゅう
)
あのお
医者
(
いしゃ
)
さんを
洗
(
あら
)
おうじやないか。
何
(
なに
)
か
出
(
で
)
るよ。すぐとなりに
住
(
す
)
んでいるのだ。しかも
医者
(
いしゃ
)
だ。
毒物
(
どくぶつ
)
の
知識
(
ちしき
)
もあるはずだし、
青酸加里
(
せいさんかり
)
だつて
入手
(
にゅうしゅ
)
できるのだろう。
金魚は死んでいた
(新字新仮名)
/
大下宇陀児
(著)
親のもつ経済力を転用して、子の有する
知識
(
ちしき
)
能力
(
のうりょく
)
を軽視せんとする事は
不条理
(
ふじょうり
)
である。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
余
(
よ
)
は固よりコロボックル中に斯く斯くの
職業
(
しよくげふ
)
有
(
あ
)
り、何々の
專門
(
せんもん
)
有
(
あ
)
り抔との事は
主張
(
しゆちやう
)
せざれど、上來述べ
來
(
きた
)
りし程の
知識
(
ちしき
)
有る
人民中
(
じんみんちう
)
には多少の分業は存せざるを得ずと
思考
(
しこう
)
するなり。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
一向
(
いつかう
)
、
此
(
こ
)
の
變則
(
へんそく
)
の
名所
(
めいしよ
)
に
就
(
つ
)
いて、
知識
(
ちしき
)
も
經驗
(
けいけん
)
も
無
(
な
)
かつた
彼
(
かれ
)
は、
次第
(
しだい
)
に
暗
(
くら
)
く
成
(
な
)
り、
愈々
(
いよ/\
)
深
(
ふか
)
くなり、もの
凄
(
すさま
)
じく
成
(
な
)
つて、
搖
(
ゆすぶ
)
れ/\
轟然
(
ぐわうぜん
)
たる
大音響
(
だいおんきやう
)
を
發
(
はつ
)
して、
汽車
(
きしや
)
は
天窓
(
あたま
)
から、
鈍
(
にぶ
)
き
錐
(
きり
)
と
變
(
へん
)
じて
魔法罎
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ヒポコンデリア
之
(
こ
)
れいかなる
病
(
やまい
)
ぞ。
虚弱
(
きよじやく
)
なる
人
(
ひと
)
のみ
之
(
これ
)
を
病
(
や
)
むべきか、
健全
(
けんぜん
)
なる
人
(
ひと
)
之
(
これ
)
を
病
(
や
)
む
能
(
あた
)
はざるか、
無學
(
むがく
)
之
(
これ
)
を
病
(
や
)
まず
却
(
かへ
)
つて
學問
(
がくもん
)
之
(
これ
)
を
引由
(
いんゆう
)
し、
無知
(
むち
)
之
(
これ
)
を
病
(
や
)
まず、
知識
(
ちしき
)
あるもの
之
(
これ
)
を
病
(
や
)
む
事
(
こと
)
多
(
おほ
)
し。
罪と罰(内田不知庵訳)
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
これは学者も
名僧
(
めいそう
)
知識
(
ちしき
)
も、いまだ容易に断定を下しえない。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
我々
(
われ/\
)
の
町
(
まち
)
に
話
(
はなし
)
の
面白
(
おもしろ
)
い、
知識
(
ちしき
)
のある
人間
(
にんげん
)
の
皆無
(
かいむ
)
なのは、
實
(
じつ
)
に
遺憾
(
ゐかん
)
なことぢや
有
(
あ
)
りませんか。
是
(
これ
)
は
我々
(
われ/\
)
に
取
(
と
)
つて
大
(
おほい
)
なる
不幸
(
ふかう
)
です。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
下男
(
げなん
)
は、
釣
(
つ
)
りについては、あまり
知識
(
ちしき
)
がなかったものですから、そうきくと
喜
(
よろこ
)
びました。そして、
池
(
いけ
)
をさがして
歩
(
ある
)
きました。
北の国のはなし
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それより
以上
(
いじやう
)
口
(
くち
)
を
利
(
き
)
くには、
餘
(
あま
)
り
禪
(
ぜん
)
といふものゝ
知識
(
ちしき
)
に
乏
(
とぼ
)
しかつたので、
默
(
だま
)
つて
又
(
また
)
宜道
(
ぎだう
)
に
伴
(
つ
)
れられて
一窓庵
(
いつさうあん
)
へ
歸
(
かへ
)
つて
來
(
き
)
た。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
著者
(
ちよしや
)
は
寧
(
むし
)
ろかような
場合
(
ばあひ
)
を
利用
(
りよう
)
して、
地震
(
ぢしん
)
に
對
(
たい
)
する
實驗的
(
じつけんてき
)
の
知識
(
ちしき
)
を
得
(
え
)
、
修養
(
しゆうよう
)
を
積
(
つ
)
まれるよう
希望
(
きぼう
)
するものである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
私達
(
わたしたち
)
の
知識
(
ちしき
)
を
廣
(
ひろ
)
め
學問
(
がくもん
)
の
爲
(
ため
)
になる
品物
(
しなもの
)
は
千差萬別
(
せんさばんべつ
)
で、その
種類
(
しゆるい
)
は
實
(
じつ
)
に
無限
(
むげん
)
に
多
(
おほ
)
いのでありますから、これをみんな
一
(
ひと
)
つの
場所
(
ばしよ
)
に
集
(
あつ
)
めて
陳列
(
ちんれつ
)
することは
容易
(
ようい
)
でありませんし
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
私
(
わたし
)
の
話
(
はなし
)
は、
短歌
(
たんか
)
のみならず、
日本
(
につぽん
)
の
歌
(
うた
)
の
大凡
(
おほよそ
)
に
亙
(
わた
)
つて、
知識
(
ちしき
)
をお
附
(
つ
)
けしたいと
思
(
おも
)
ふのですから、こんなことから、
初
(
はじ
)
めたわけです。それで
一口
(
ひとくち
)
だけ、
旋頭歌
(
せどうか
)
について
申
(
まを
)
しませう。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
またわたしの
所有
(
しょゆう
)
する
知識
(
ちしき
)
にたいしても——まあ、そうとうたかい今の身分やきょうぐうのことは申しますまいが——どうかおまえよばわりだけは、やめていただきたいものですな。
影
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
幽界
(
ゆうかい
)
に
於
(
おい
)
ても
矢張
(
やは
)
り
知識
(
ちしき
)
の
必要
(
ひつよう
)
はあるので、
現世
(
げんせ
)
と
同
(
おな
)
じように
書物
(
しょもつ
)
を
読
(
よ
)
ませたり、
又
(
また
)
小供
(
こども
)
には
小供
(
こども
)
の
友達
(
ともだち
)
もなければならぬので、その
取持
(
とりもち
)
をしてやったり、
精神統一
(
せいしんとういつ
)
の
修行
(
しゅぎょう
)
をさせたり
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ああ
思慮
(
しりょ
)
、
知識
(
ちしき
)
、
解悟
(
かいご
)
、
哲学者
(
てつがくしゃ
)
の
自若
(
じじゃく
)
、それ
将
(
は
)
た
安
(
いずく
)
にか
在
(
あ
)
ると、
彼
(
かれ
)
はひたすらに
思
(
おも
)
うて、
慙
(
は
)
じて、
自
(
みずか
)
ら
赤面
(
せきめん
)
する。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
夫
(
それ
)
で
私
(
わし
)
は
業
(
ごふ
)
が
深
(
ふか
)
くて
悟
(
さと
)
れないのだと
云
(
い
)
つて、
毎朝
(
まいてう
)
厠
(
かはや
)
に
向
(
むか
)
つて
禮拜
(
らいはい
)
された
位
(
くらゐ
)
でありましたが、
後
(
のち
)
にはあのやうな
知識
(
ちしき
)
になられました。これ
抔
(
など
)
は
尤
(
もつと
)
も
好
(
い
)
い
例
(
れい
)
です
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
著者
(
ちよしや
)
は
少年諸君
(
しようねんしよくん
)
に
向
(
むか
)
つて、
地震學
(
ぢしんがく
)
の
進
(
すゝ
)
んだ
知識
(
ちしき
)
を
紹介
(
しようかい
)
しようとするものでない。
又
(
また
)
たとひ
卑近
(
ひきん
)
な
部分
(
ぶぶん
)
でも、
震災防止
(
しんさいぼうし
)
の
目的
(
もくてき
)
に
直接
(
ちよくせつ
)
關係
(
かんけい
)
のないものまで
論
(
ろん
)
じようとするのでもない。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
さうでないとわれ/\は
博物館
(
はくぶつかん
)
で
知識
(
ちしき
)
を
廣
(
ひろ
)
め
勉強
(
べんきよう
)
することが
工合
(
ぐあひ
)
よくまゐりません。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
乞食
(
こじき
)
は、
境遇
(
きょうぐう
)
で
貧乏
(
びんぼう
)
をしましたけれど、りこうで
正直
(
しょうじき
)
な
人間
(
にんげん
)
でありましたから、四
方
(
ほう
)
から、あらゆる
方面
(
ほうめん
)
の
知識
(
ちしき
)
があり、
勤勉
(
きんべん
)
に
働
(
はたら
)
く
人
(
ひと
)
たちを
呼
(
よ
)
び
集
(
あつ
)
めて、
町
(
まち
)
を
新
(
あたら
)
しく
造
(
つく
)
りはじめたのであります。
塩を載せた船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
アンドレイ、エヒミチは
知識
(
ちしき
)
と
廉直
(
れんちょく
)
とを
頗
(
すこぶ
)
る
好
(
この
)
みかつ
愛
(
あい
)
していたのであるが、さて
彼
(
かれ
)
は
自分
(
じぶん
)
の
周囲
(
まわり
)
にはそう
云
(
い
)
う
生活
(
せいかつ
)
を
設
(
もう
)
けることは
到底
(
とうてい
)
出来
(
でき
)
ぬのであった。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
だれよりも
知識
(
ちしき
)
がふかかったからです。
道の上で見た話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あゝ
思慮
(
しりよ
)
、
知識
(
ちしき
)
、
解悟
(
かいご
)
、
哲學者
(
てつがくしや
)
の
自若
(
じゝやく
)
、
夫
(
そ
)
れ
將
(
は
)
た
安
(
いづく
)
にか
在
(
あ
)
ると、
彼
(
かれ
)
は
只管
(
ひたすら
)
に
思
(
おも
)
ふて、
慙
(
は
)
ぢて、
自
(
みづか
)
ら
赤面
(
せきめん
)
する。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
此
(
こ
)
の
世
(
よ
)
の
中
(
なか
)
には
人間
(
にんげん
)
の
知識
(
ちしき
)
の
高尚
(
こうしやう
)
な
現象
(
げんしやう
)
の
外
(
ほか
)
には、
一
(
ひとつ
)
として
意味
(
いみ
)
のある、
興味
(
きようみ
)
のあるものは
無
(
な
)
いのです。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
“知識”の解説
知識(ちしき、el: ἐπιστήμη, epistēmē、la: scientia、fr: connaissance、de: Wissen、en: knowledge)とは、認識によって得られた成果、あるいは、人間や物事について抱いている考えや、技能のことである。
(出典:Wikipedia)
知
常用漢字
小2
部首:⽮
8画
識
常用漢字
小5
部首:⾔
19画
“知識”で始まる語句
知識人
知識階級
知識界