“指揮者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しきしゃ50.0%
コンダクター33.3%
コンダクタア16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのごうまいな日本魂にっぽんだましいと、強烈きょうれつな研究心は、かれに航海上の大胆だいたん知識ちしきをあたえた。十四人の少年が、かれをこのサクラ号の指揮者しきしゃとなしたのも、これがためである。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
音楽演奏に於ける指揮者コンダクターの役目を果す一人の人間を定めることは、恐らく、演劇始まつて以来の習慣であらうと思ひます。
演劇一般講話 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
頭の禿げた、うす穢いフロツク姿の老人の指揮者コンダクタアがひよいと立ち上つて指揮棒を振ると、何回目かの、相變らず下品な調子のフオツクス・トロツトが演奏團席ジヤズ・バンドの方で始まつた。
ハルピンの一夜 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)