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卑近
ふりがな文庫
“卑近”の読み方と例文
読み方
割合
ひきん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひきん
(逆引き)
卑近
(
ひきん
)
な実例を上げるならば、彼は幼少の頃、女中の手を
煩
(
わずら
)
わさないで、自分で
床
(
とこ
)
を上げたりすると、その時分まだ生きていた祖母が
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
準備を
整
(
ととの
)
えていさえすればいかに
卑近
(
ひきん
)
な教えでも、いかに
些末
(
さまつ
)
な忠告でも、必ずこれを受け取って
発芽
(
はつが
)
して、花咲かせて実るものと思う。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
『らんぷや
御難
(
ごなん
)
』は「
拓
(
ひら
)
けゆく電気」に書いたもの。これは
卑近
(
ひきん
)
な生活の中に、科学を織りこんだもので、これまた一つの型だと思っている。
『地球盗難』の作者の言葉
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
卑近(ひきん)の例文をもっと
(11作品)
見る
卑
常用漢字
中学
部首:⼗
9画
近
常用漢字
小2
部首:⾡
7画
“卑”で始まる語句
卑怯
卑
卑下
卑猥
卑劣
卑怯者
卑賤
卑屈
卑陋
卑吝
“卑近”のふりがなが多い著者
今村明恒
伊東忠太
大隈重信
新渡戸稲造
葛西善蔵
江戸川乱歩
夏目漱石
海野十三
中谷宇吉郎