“御難”の読み方と例文
読み方割合
ごなん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『らんぷや御難(ごなん)』は「拓(ひら)けゆく電気」に書いたもの。これは卑近(ひきん)な生活の中に、科学を織りこんだもので、これまた一つの型だと思っている。
『地球盗難』の作者の言葉 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そしたらその奥さんから「中谷さんの南画というのは、配置と文句で胡魔化しているのね」と言われた。しかしこういう御難(ごなん)に遭(あ)うことは稀(ま)れで、一般には賛を入れておいた方が通りがよい。
南画を描く話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
よくよく御難(ごなん)な年だ、十津川騒動さえ始まらなければ、こんなことはないのだが、湯の客は少ないし、薬種(やくしゅ)を買いに来る商人も見えず、その上に、今日も明日も厳(きび)しい落人詮議(おちうどせんぎ)で追い廻される
大菩薩峠:05 龍神の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)