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御難
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ごなん
ふりがな文庫
“
御難
(
ごなん
)” の例文
『らんぷや
御難
(
ごなん
)
』は「
拓
(
ひら
)
けゆく電気」に書いたもの。これは
卑近
(
ひきん
)
な生活の中に、科学を織りこんだもので、これまた一つの型だと思っている。
『地球盗難』の作者の言葉
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
そしたらその奥さんから「中谷さんの南画というのは、配置と文句で胡魔化しているのね」と言われた。しかしこういう
御難
(
ごなん
)
に
遭
(
あ
)
うことは
稀
(
ま
)
れで、一般には賛を入れておいた方が通りがよい。
南画を描く話
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
よくよく
御難
(
ごなん
)
な年だ、十津川騒動さえ始まらなければ、こんなことはないのだが、湯の客は少ないし、
薬種
(
やくしゅ
)
を買いに来る商人も見えず、その上に、今日も明日も
厳
(
きび
)
しい
落人詮議
(
おちうどせんぎ
)
で追い廻される
大菩薩峠:05 龍神の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
難
常用漢字
小6
部首:⾫
18画
“御難”で始まる語句
御難儀
御難渋
御難澁
御難義