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産
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さん
ふりがな文庫
“
産
(
さん
)” の例文
(画人呉俊明のち江戸にいでしゆゑ名をなせり)近年
相撲
(
すまふ
)
に
越海
(
こしのうみ
)
・
鷲ヶ浜
(
わしがはま
)
は
新潟
(
にひがた
)
の
産
(
さん
)
、
九紋竜
(
くもんりゆう
)
は高田今町の産、
関戸
(
せきのと
)
は
次第浜
(
しだいはま
)
の
産
(
さん
)
也。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
石疊
(
いしだたみ
)
で
穿下
(
ほりおろ
)
した
合目
(
あはせめ
)
には、
此
(
こ
)
のあたりに
産
(
さん
)
する
何
(
なん
)
とかいふ
蟹
(
かに
)
、
甲良
(
かふら
)
が
黄色
(
きいろ
)
で、
足
(
あし
)
の
赤
(
あか
)
い、
小
(
ちひ
)
さなのが
數限
(
かずかぎり
)
なく
群
(
むらが
)
つて
動
(
うご
)
いて
居
(
ゐ
)
る。
星あかり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
「妃がお
産
(
さん
)
の
床
(
とこ
)
につきましたら、どうかくれぐれもいたわってやってください。そして、すぐにわたしに
手紙
(
てがみ
)
をくださいませ。」
手なしむすめ
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
そんなのを
見
(
み
)
ると、もう
春
(
はる
)
が
來
(
き
)
たのかと
思
(
おも
)
はれます。
蝋梅
(
ろうばい
)
はもと
支那
(
しな
)
の
産
(
さん
)
ですが、
早
(
はや
)
く
我國
(
わがくに
)
に
移植
(
いしよく
)
され
多
(
おほ
)
くは
庭木
(
にはき
)
として
灌木状
(
かんぼくじよう
)
をしてゐます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
ほんとうにこの
家
(
いえ
)
の
亭主
(
ていしゅ
)
にも
困
(
こま
)
ったものだ。
女房
(
にょうぼう
)
がもうじきお
産
(
さん
)
をするというに、
働
(
はたら
)
いた
金
(
かね
)
はみんな
酒
(
さけ
)
を
飲
(
の
)
んでしまう……。なんということだ。
いいおじいさんの話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
「女のお
産
(
さん
)
は命がけと昔からいわれているでしょう。もしものとき、あとに恥をのこさないように。フミエは女だからよくおぼえていらっしゃい。」
柿の木のある家
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
前
(
まへ
)
にも
述
(
の
)
べた
通
(
とほ
)
り、
深海底
(
しんかいてい
)
から
拔
(
ぬ
)
け
出
(
で
)
た
火山
(
かざん
)
の
産
(
さん
)
する
鎔岩
(
ようがん
)
は
流動性
(
りゆうどうせい
)
に
富
(
と
)
んでゐるが、
大陸
(
たいりく
)
又
(
また
)
はその
近
(
ちか
)
くにある
火山
(
かざん
)
から
産
(
さん
)
するものは、
流動性
(
りゆうどうせい
)
に
乏
(
とも
)
しく
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
野蠻
(
やばん
)
な
時代
(
じだい
)
でも
美
(
うつく
)
しい
石材
(
せきざい
)
を
他
(
た
)
の
地方
(
ちほう
)
から
輸入
(
ゆにゆう
)
して
使用
(
しよう
)
したことがあるばかりでなく、
燧石
(
ひうちいし
)
だとか、
黒曜石
(
こくようせき
)
のようなものでも、その
地方
(
ちほう
)
に
産
(
さん
)
しない
場合
(
ばあひ
)
は
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
先生が
産
(
さん
)
を
治
(
おさ
)
むる事をやめられてから、一家の主人役に立たれたあなたが、
児孫
(
じそん
)
の為に利益を計り権利を主張し、
切々
(
せっせ
)
と生活の資を積む可く努められたのも
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
恒
(
つね
)
の
産
(
さん
)
なければ恒の心なく、
貧
(
ひん
)
すれば
乱
(
らん
)
すちょう事は人の
常情
(
じょうじょう
)
にして、
勢
(
いきお
)
い
已
(
や
)
むを得ざるものなり。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
産婆
(
さんば
)
も
緩
(
ゆつ
)
くり
間
(
ま
)
に
合
(
あ
)
ふし、
脱脂綿
(
だつしめん
)
其他
(
そのた
)
の
準備
(
じゆんび
)
も
悉
(
こと/″\
)
く
不足
(
ふそく
)
なく
取
(
と
)
り
揃
(
そろ
)
へてあつた。
産
(
さん
)
も
案外
(
あんぐわい
)
輕
(
かる
)
かつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
其の話はお岩の
産
(
さん
)
の手伝に雇入れた
小平
(
こへい
)
と云う
小厮
(
こもの
)
が民谷家の家伝のソウセイキと云う薬を
窃
(
ぬす
)
んで逃げたことであった。其の時
屏風
(
びょうぶ
)
の中から手が鳴った。宅悦は腰をあげた。
南北の東海道四谷怪談
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
貸遣
(
かしつか
)
はし世話致し候ひしに兩三年
過
(
すぎ
)
右當人平右衞門
死去
(
しきよ
)
致し跡には
女房
(
にようばう
)
お三と申
婆
(
ばゝ
)
と娘の兩人に
相成
(
あひなり
)
しがお三婆は
産
(
さん
)
の
取揚
(
とりあげ
)
を
家業
(
かげふ
)
とし娘を
育
(
そだ
)
てしが追々
成長
(
せいちやう
)
するに
隨
(
したが
)
ひ
針
(
はり
)
仕事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
答『
妊娠
(
にんしん
)
する
以上
(
いじょう
)
お
産
(
さん
)
もある。その
際
(
さい
)
、
女性
(
じょせい
)
の
竜神
(
りゅうじん
)
は
大抵
(
たいてい
)
どこかに
姿
(
すがた
)
を
隠
(
かく
)
すもので……。』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
いなか道を、ひとりの男が、スコーネ
産
(
さん
)
のブタのむれを追いながらやってきました。まだうまれて、二、三
週間
(
しゅうかん
)
ぐらいの子ブタたちでしたが、これから
売
(
う
)
られるところでした。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
右一行中小西技師は
躰量
(
たいりやう
)
二十三貫の
大躯
(
たいく
)
なれ共
常
(
つね
)
に県下
巡回
(
じゆんくわい
)
の
為
(
た
)
め山野の
跋渉
(
ばつせう
)
に
慣
(
な
)
れ、余の
如
(
ごと
)
きは
本
(
も
)
と山間の
産
(
さん
)
にして
加
(
くわ
)
ふるに
博物採集
(
はくぶつさいしう
)
の
為
(
た
)
め深山幽谷を
跋渉
(
はつせう
)
するの
経験
(
けいけん
)
に
積
(
つ
)
み
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
その土地の内に
産
(
さん
)
する
生糸
(
きいと
)
は一切
他
(
た
)
に
出
(
いだ
)
さずして政府の手より仏国人に
売渡
(
うりわた
)
さるるよう
致
(
いた
)
し
度
(
た
)
し、
御承知
(
ごしょうち
)
にてもあらんが仏国は世界第一の
織物国
(
おりものこく
)
にして生糸の
需用
(
じゅよう
)
甚
(
はなは
)
だ
盛
(
さかん
)
なれば
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
「これは稀れなお
産
(
さん
)
だ。大塔ノ宮の
怨霊
(
おんりょう
)
が
憑
(
つ
)
いて、直義夫妻の仲に出たものに相違ない」
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その全身の汗は
産
(
さん
)
の
夜
(
よ
)
の
如
(
ごと
)
くなりき。
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
産
(
さん
)
の
褥
(
しとね
)
、死の
冢穴
(
つかあな
)
。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
(画人呉俊明のち江戸にいでしゆゑ名をなせり)近年
相撲
(
すまふ
)
に
越海
(
こしのうみ
)
・
鷲ヶ浜
(
わしがはま
)
は
新潟
(
にひがた
)
の
産
(
さん
)
、
九紋竜
(
くもんりゆう
)
は高田今町の産、
関戸
(
せきのと
)
は
次第浜
(
しだいはま
)
の
産
(
さん
)
也。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
お
母
(
かあ
)
さんは、
帰
(
かえ
)
りかけながら、お
隣
(
となり
)
の
勇
(
ゆう
)
ちゃんの
家
(
いえ
)
を
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
しました。いま
勇
(
ゆう
)
ちゃんのお
母
(
かあ
)
さんは、お
産
(
さん
)
をして、まだ
床
(
とこ
)
についていられました。
小さな妹をつれて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
あゝ、まぼろしのなつかしい、
空蝉
(
うつせみ
)
のかやうな
風土
(
ふうど
)
は、
却
(
かへ
)
つてうつくしいものを
産
(
さん
)
するのか、
柳屋
(
やなぎや
)
に
艶麗
(
あでやか
)
な
姿
(
すがた
)
が
見
(
み
)
える。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
やがて、おかみさんがお
産
(
さん
)
をしますと、
魔法使
(
まほうつか
)
いのばあさんはさっそくやってきて、その子にラプンツェルという名まえをつけて、いっしょにつれていってしまいました。
ラプンツェル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
「どうもダイ
産
(
さん
)
としては地所程好いダイ産はありませんからナ」の百万
遍
(
べん
)
を聞かされた。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
熊
(
くま
)
は
本州
(
ほんしゆう
)
の
山
(
やま
)
に
産
(
さん
)
するものは、アジア
大陸
(
たいりく
)
に
産
(
さん
)
する
黒熊
(
くろぐま
)
の
變種
(
へんしゆ
)
です。
秩父
(
ちゝぶ
)
の
山
(
やま
)
や
駿河
(
するが
)
、
甲斐
(
かひ
)
、
信濃
(
しなの
)
、
相模
(
さがみ
)
、
越中
(
えつちゆう
)
、
越後等
(
えちごなど
)
の
山中
(
さんちゆう
)
にをり、
木
(
き
)
の
實
(
み
)
ややまぶどうを
好
(
この
)
んで
食
(
た
)
べてゐます。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
妾らここに見るあり
曩日
(
さき
)
に女子工芸学校を創立して妙齢の女子を
貧窶
(
ひんる
)
の
中
(
うち
)
に救い、これに
授
(
さず
)
くるに生計の方法を以てし、
恒
(
つね
)
の
産
(
さん
)
を得て恒の心あらしめ、小にしては
一身
(
いっしん
)
の
謀
(
はかりごと
)
をなし
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
悟
(
さと
)
られ
夫
(
それ
)
より彼の
旅僧
(
たびそう
)
に
對
(
むか
)
はれ
其方
(
そのはう
)
出家
(
しゆつけ
)
の身として盜みせし
段
(
だん
)
大膽
(
たいたん
)
なり早々白状せよと申されければ旅僧は吉三郎が
吟味中
(
ぎんみちう
)
頻
(
しき
)
りと首を
傾
(
かたむ
)
け居たりしが
今
(
いま
)
問
(
とは
)
るゝに
隨
(
したが
)
ひ
私
(
わたく
)
し
事
(
こと
)
上州
(
じやうしう
)
の
産
(
さん
)
にて
名
(
な
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
爆發
(
ばくはつ
)
の
力
(
ちから
)
頗
(
すこぶ
)
る
輕微
(
けいび
)
であつて、
活動中
(
かつどうちゆう
)
に
於
(
おい
)
ても、
中央火口丘
(
ちゆうおうかこうきゆう
)
へ
近
(
ちか
)
づくことが
容易
(
ようい
)
である。
渡島
(
おしま
)
の
大島
(
おほしま
)
も
歴史年代
(
れきしねんだい
)
に
數回
(
すうかい
)
の
噴火
(
ふんか
)
を
繰返
(
くりかへ
)
したが、
兩者
(
りようしや
)
共
(
とも
)
に
火山毛
(
かざんもう
)
を
産
(
さん
)
することは
注意
(
ちゆうい
)
すべきことである。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
問『お
産
(
さん
)
ということもありますもので……。』
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
玄翁
(
げんをう
)
和尚は
伊夜彦山
(
いやひこさん
)
の
麓
(
ふもと
)
箭矧
(
やはぎ
)
村の
産
(
さん
)
なり。
近世
(
ちかきよ
)
にいたりて
徳僧
(
とくそう
)
高儒
(
かうじゆ
)
和哥書画の人なきにしもあらざれども、遠く四方に
雷名
(
らいめい
)
せるはすくなし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
たとえば
南洋
(
なんよう
)
の
蕃地
(
ばんち
)
に
産
(
さん
)
する、
華麗
(
かれい
)
なちょうのような
花
(
はな
)
をつけたもの、
離
(
はな
)
れ
島
(
じま
)
の
波浪
(
はろう
)
が
寄
(
よ
)
せるがけの
上
(
うえ
)
に、ぶらさがっているという
葉
(
は
)
の
短
(
みじか
)
いもの
らんの花
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
晩
(
ばん
)
もお
總菜
(
さうざい
)
に
鮭
(
さけ
)
を
退治
(
たいぢ
)
た、
北海道
(
ほくかいだう
)
の
産
(
さん
)
である。
茶
(
ちや
)
うけに
岡山
(
をかやま
)
のきび
團子
(
だんご
)
を
食
(
た
)
べた
處
(
ところ
)
で、
咽喉
(
のど
)
に
詰
(
つま
)
らせる
法
(
はふ
)
はない。これしかしながら
旅
(
たび
)
の
心
(
こゝろ
)
であらう。——
城崎を憶ふ
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
男
(
おとこ
)
は
心配
(
しんぱい
)
に
気
(
き
)
をとられて、
言
(
い
)
われる
通
(
とお
)
りに
約束
(
やくそく
)
してしまった。で、おかみさんがいよいよお
産
(
さん
)
をすると、
魔女
(
まじょ
)
が
来
(
き
)
て、その
子
(
こ
)
に「ラプンツェル」という
名
(
な
)
をつけて、
連
(
つ
)
れて
行
(
い
)
ってしまいました。
ラプンツェル
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
振
(
ふり
)
我
(
われ
)
成人
(
せいじん
)
の
悴
(
せがれ
)
は有れども
貴殿
(
おまへ
)
も知ての通り五年以前
出家
(
しゆつけ
)
して
諸國
(
しよこく
)
へ
行脚
(
あんぎや
)
に出たれば我が子でも我子に
非
(
あら
)
ず
末
(
すゑ
)
の役には立難し夫に
付
(
つけ
)
一ツの
相談
(
さうだん
)
あり今兩人の
妻
(
つま
)
同月の
産
(
さん
)
なれば
生
(
うま
)
れし子が
男女
(
なんによ
)
ならば
夫婦
(
ふうふ
)
にすべし又
男子
(
なんし
)
ばかりか女子ばかりならば
兄弟
(
きやうだい
)
として
成人
(
せいじん
)
の後まで一家となすは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
玄翁
(
げんをう
)
和尚は
伊夜彦山
(
いやひこさん
)
の
麓
(
ふもと
)
箭矧
(
やはぎ
)
村の
産
(
さん
)
なり。
近世
(
ちかきよ
)
にいたりて
徳僧
(
とくそう
)
高儒
(
かうじゆ
)
和哥書画の人なきにしもあらざれども、遠く四方に
雷名
(
らいめい
)
せるはすくなし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
この
国
(
くに
)
の
動物園
(
どうぶつえん
)
には、
熱帯地方
(
ねったいちほう
)
に
産
(
さん
)
するいろいろな
動物
(
どうぶつ
)
が、
他
(
た
)
の
国
(
くに
)
の
動物園
(
どうぶつえん
)
には、とうてい
見
(
み
)
られないほどたくさんありましたが、
寒
(
さむ
)
い
国
(
くに
)
にすんでいる
動物
(
どうぶつ
)
は、なかなかよく
育
(
そだ
)
たないものとみえて
白いくま
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
裏家
(
あちら
)
では、
今夜
(
こんや
)
、お
産
(
さん
)
のやうでございます……」
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
されば
織物
(
おりもの
)
の清白なる越後の
白縮
(
しろちゞみ
)
に
勝
(
まさ
)
れるはなし、ことさら此辺は
白縮
(
しろちゞみ
)
を
産
(
さん
)
する所なり、以て其水の
至清
(
しせい
)
なるをしるべし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「やあ。
産
(
さん
)
が
重
(
おも
)
かつたか。」
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
されば
織物
(
おりもの
)
の清白なる越後の
白縮
(
しろちゞみ
)
に
勝
(
まさ
)
れるはなし、ことさら此辺は
白縮
(
しろちゞみ
)
を
産
(
さん
)
する所なり、以て其水の
至清
(
しせい
)
なるをしるべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
あゝ、
明方
(
あけがた
)
にお
産
(
さん
)
があつた。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
産
常用漢字
小4
部首:⽣
11画
“産”を含む語句
財産
土産
御土産
産婆
流産
産土神
資産
産霊
産所
産業
生産
産出
出産
子産
産子
産土神様
土産物
手土産
産褥
産毛
...