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冢穴
ふりがな文庫
“冢穴”の読み方と例文
読み方
割合
つかあな
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つかあな
(逆引き)
夜の詩人と
冢穴
(
つかあな
)
の詩人とはことわりの使をおこせたり。そは屍の血を吸ふワムピイルの
纔
(
わずか
)
に墓中より出でたるに会ひて、興ある対話をなす最中なるが故なり。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
冢穴
(
つかあな
)
の入口でも、自然は永遠に美しく輝いてゐるといふ詞があつたつけ。平凡な話だ。馬鹿な。こつちとらはもうそんな事を言ふやうな、幼稚な人間ではない。そんな事はどうでも好い。
笑
(新字旧仮名)
/
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
(著)
『カトリック』教の国には
尼
(
あま
)
になる人ありといへど、ここ新教のザックセンにてはそれもえならず。そよや、かの
羅馬教
(
ローマきょう
)
の寺にひとしく、礼知りてなさけ知らぬ宮の内こそわが
冢穴
(
つかあな
)
なれ。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
冢穴(つかあな)の例文をもっと
(4作品)
見る
冢
漢検1級
部首:⼍
10画
穴
常用漢字
小6
部首:⽳
5画
“冢”で始まる語句
冢
冢子
冢中
冢不騫
冢田大峰
冢土
“冢穴”のふりがなが多い著者
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
森鴎外