“野蠻”の読み方と例文
新字:野蛮
読み方割合
やばん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
若し私がこんなに彼を愛してゐないのだつたら、有頂天うちやうてんになつた彼の傍に坐つて、彼の語調や樣子を、野蠻やばんだと思つたかもしれない。
野蠻やばん時代じだいでもうつくしい石材せきざい地方ちほうから輸入ゆにゆうして使用しようしたことがあるばかりでなく、燧石ひうちいしだとか、黒曜石こくようせきのようなものでも、その地方ちほうさんしない場合ばあひ
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
それは前髮姿の、良い男の杵太郎でなければならない筈ですが、何んと、南部駒なんぶごまのやうに強健で、天城山から生捕つた、野猪ゐのししのやうに野蠻やばんな八五郎ではありませんか。