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野蠻
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やばん
ふりがな文庫
“
野蠻
(
やばん
)” の例文
新字:
野蛮
若し私がこんなに彼を愛してゐないのだつたら、
有頂天
(
うちやうてん
)
になつた彼の傍に坐つて、彼の語調や樣子を、
野蠻
(
やばん
)
だと思つたかもしれない。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
野蠻
(
やばん
)
な
時代
(
じだい
)
でも
美
(
うつく
)
しい
石材
(
せきざい
)
を
他
(
た
)
の
地方
(
ちほう
)
から
輸入
(
ゆにゆう
)
して
使用
(
しよう
)
したことがあるばかりでなく、
燧石
(
ひうちいし
)
だとか、
黒曜石
(
こくようせき
)
のようなものでも、その
地方
(
ちほう
)
に
産
(
さん
)
しない
場合
(
ばあひ
)
は
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
それは前髮姿の、良い男の杵太郎でなければならない筈ですが、何んと、
南部駒
(
なんぶごま
)
のやうに強健で、天城山から生捕つた、
野猪
(
ゐのしし
)
のやうに
野蠻
(
やばん
)
な八五郎ではありませんか。
銭形平次捕物控:314 美少年国
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
何故
(
なぜ
)
なら、その
頃
(
ころ
)
、さういふ
野蠻
(
やばん
)
な
戰慄
(
せんりつ
)
すべき
噂
(
うはさ
)
が、
世間
(
せけん
)
に
喧
(
やかま
)
しく
傳
(
つた
)
はつてゐたからだ。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
愛
(
あい
)
ちやんは、
夫人
(
ふじん
)
が
斯
(
か
)
かる
快活
(
くわいくわつ
)
な
氣性
(
きしやう
)
になつたのを
見
(
み
)
て
甚
(
はなは
)
だ
喜
(
よろこ
)
び、あの
厨房
(
だいどころ
)
で
出逢
(
であ
)
つた
時
(
とき
)
に、
夫人
(
ふじん
)
が
彼麽
(
あんな
)
に
野蠻
(
やばん
)
めいた
事
(
こと
)
をしたのは、
全
(
まつた
)
く
胡椒
(
こせう
)
の
所爲
(
せゐ
)
であつたのだと
思
(
おも
)
ひました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
▼ もっと見る
愛
(
あい
)
ちやんは
全
(
まつた
)
く
其動物
(
そのどうぶつ
)
の
容子
(
ようす
)
を
好
(
この
)
みませんでしたが、それでも
未
(
ま
)
だあの
野蠻
(
やばん
)
な
女王樣
(
ぢよわうさま
)
の
後
(
あと
)
へ
隨
(
つ
)
いて
行
(
ゆ
)
くよりは、それと
共
(
とも
)
に
止
(
とゞ
)
まつて
居
(
ゐ
)
た
方
(
はう
)
が
幾
(
いく
)
ら
安全
(
あんぜん
)
だか
知
(
し
)
れないと
思
(
おも
)
ひました
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
奧方は今を時めく老中、酒井左衞門
尉
(
のじよう
)
の息女で、一も二もなく
權門
(
けんもん
)
の威勢に押されてゐる土佐守が、こんな
野蠻
(
やばん
)
で下品で、その癖滅法可愛らしい娘を、見たことも想像したこともありません。
銭形平次捕物控:066 玉の輿の呪
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
『
何
(
なん
)
と
云
(
い
)
ふ
野蠻
(
やばん
)
な
事
(
こと
)
でせう!』と
愛
(
あい
)
ちやんが
叫
(
さけ
)
びました。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
野
常用漢字
小2
部首:⾥
11画
蠻
部首:⾍
25画
“野蠻”で始まる語句
野蠻人
野蠻的
野蠻人種
野蠻未開
野蠻未開國
野蠻的生活
野蠻未開人民