“脱脂綿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だっしめん80.0%
だつしめん20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
硝子の窓から内部なかのぞいてみると、底にはふくよかな脱脂綿だっしめんしとねがあって、その上に茶っぽい硝子くずのようなものが散らばっている。
赤外線男 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして脱脂綿だっしめんに充分吸わせては重吉の唇へもっていった。ちゅうと音を立てて吸っては、ああ、と口を開けて息をつぐ。
(新字新仮名) / 壺井栄(著)
産婆さんばゆつくりふし、脱脂綿だつしめん其他そのた準備じゆんびこと/″\不足ふそくなくそろへてあつた。さん案外あんぐわいかるかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)