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天然
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てんねん
ふりがな文庫
“
天然
(
てんねん
)” の例文
あれより外に自慢するものは何もない。所が其富士山は
天然
(
てんねん
)
自然
(
しぜん
)
に
昔
(
むかし
)
からあつたものなんだから仕方がない。
我々
(
われ/\
)
が
拵
(
こしら
)
へたものぢやない
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
それからおしてもここはかなりの高地にちがいないが、この山そのものがあたかも
天然
(
てんねん
)
の一
城廓
(
じょうかく
)
をなして、どこかに人工のあとがある。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
技
(
げい
)
も又
観
(
みる
)
に
足
(
たれ
)
り。寺岡平右ヱ門になりしは
余
(
よ
)
が
客舎
(
かくしや
)
にきたる
篦頭
(
かみゆひ
)
なり、これも常にかはりて関三十郎に似て
音声
(
おんせい
)
もまた
天然
(
てんねん
)
と関三の如し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
すなわち土俵を作り、それを標準とするが、この土俵なるものは
天然
(
てんねん
)
に定まれる一定
不易
(
ふえき
)
の
圏
(
けん
)
でなく、人為的に仮りに定めたるに過ぎぬ。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
私
(
わたくし
)
は
急
(
いそ
)
いで
巌
(
いわ
)
から
降
(
お
)
りてそこへ
行
(
い
)
って
見
(
み
)
ると、
案
(
あん
)
に
違
(
たが
)
わず
巌山
(
いわやま
)
の
底
(
そこ
)
に八
畳
(
じょう
)
敷
(
じき
)
ほどの
洞窟
(
どうくつ
)
が
天然
(
てんねん
)
自然
(
しぜん
)
に
出来
(
でき
)
て
居
(
お
)
り、そして
其所
(
そこ
)
には
御神体
(
ごしんたい
)
をはじめ
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
天然
(
てんねん
)
の
細工
(
さいく
)
は
流々
(
りゅうりゅう
)
、まことに
巧妙
(
こうみょう
)
というべきではないか。こうなると他家結婚ができ、したがって強力な種子が生じ、
子孫繁殖
(
しそんはんしょく
)
には最も有利である。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
まるで
天然
(
てんねん
)
の万里の長城のようなヒマラヤ山脈を越え、チベットやネパールやブータンの国々の間をぬい
氷河期の怪人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
頸
(
ゑり
)
もと
計
(
ばかり
)
の
白粉
(
おしろい
)
も
榮
(
は
)
えなく
見
(
み
)
ゆる
天然
(
てんねん
)
の
色白
(
いろじろ
)
をこれみよがしに
乳
(
ち
)
のあたりまで
胸
(
むね
)
くつろげて、
烟草
(
たばこ
)
すぱ/\
長烟管
(
ながぎせる
)
に
立膝
(
たてひざ
)
の
無作法
(
ぶさはう
)
さも
咎
(
とが
)
める
人
(
ひい
)
のなきこそよけれ
にごりえ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
温泉
(
いでゆ
)
の
町
(
まち
)
の、
谿流
(
けいりう
)
について
溯
(
さかのぼ
)
ると、
双六谷
(
すごろくだに
)
と
言
(
い
)
ふのがある——
其処
(
そこ
)
に
一坐
(
いちざ
)
の
大盤石
(
だいばんじやく
)
、
天然
(
てんねん
)
に
双六
(
すごろく
)
の
目
(
め
)
の
装
(
も
)
られたのが
有
(
あ
)
ると
言
(
い
)
ふが、
事実
(
じじつ
)
か、と
聞
(
き
)
いたのであつた。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
以前
(
いぜん
)
のやうに
天然
(
てんねん
)
の
肥料
(
ひれう
)
を
獲
(
う
)
ることが
今
(
いま
)
では
出來
(
でき
)
なくなつて
畢
(
しま
)
つた。
何處
(
どこ
)
の
林
(
はやし
)
でも
落葉
(
おちば
)
を
掻
(
か
)
くことや
青草
(
あをぐさ
)
を
刈
(
か
)
ることが
皆
(
みな
)
錢
(
ぜに
)
に
餘裕
(
よゆう
)
のあるものゝ
手
(
て
)
に
歸
(
き
)
して
畢
(
しま
)
つた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
人類
(
じんるい
)
は
前
(
まへ
)
に
述
(
の
)
べましたとほり、
長
(
なが
)
い
年月
(
としつき
)
、
石
(
いし
)
をもつて
器物
(
きぶつ
)
を
造
(
つく
)
つて、
金屬
(
きんぞく
)
を
使用
(
しよう
)
することを
知
(
し
)
らなかつたのでありますが、その
間
(
あひだ
)
に
自
(
おの
)
づと
天然
(
てんねん
)
に
石
(
いし
)
の
間
(
あひだ
)
に
混入
(
こんにゆう
)
したり
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
かくのごときは人工の美にして
天然
(
てんねん
)
の美にあらず、谷深き山路に春を訪ね花を探りて歩く時流れを
隔
(
へだ
)
つる
霞
(
かすみ
)
の
奥
(
おく
)
に思いも寄らず啼き出でたる藪鶯の声の
風雅
(
ふうが
)
なるに
如
(
し
)
かずと
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
天然
(
てんねん
)
の
設計
(
せっけい
)
による
平衡
(
へいこう
)
を
乱
(
みだ
)
す前には、よほどよく考えてかからないと
危険
(
きけん
)
なものである。
蛆の効用
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
が、世間の思っているように岩山ばかりだった
訣
(
わけ
)
ではない。実は
椰子
(
やし
)
の
聳
(
そび
)
えたり、
極楽鳥
(
ごくらくちょう
)
の
囀
(
さえず
)
ったりする、美しい
天然
(
てんねん
)
の
楽土
(
らくど
)
だった。こういう楽土に
生
(
せい
)
を
享
(
う
)
けた鬼は勿論平和を愛していた。
桃太郎
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
地球面の人類、その数億のみならず、
山海
(
さんかい
)
天然
(
てんねん
)
の
境界
(
きょうかい
)
に
隔
(
へだ
)
てられて、
各処
(
かくしょ
)
に群を成し各処に
相分
(
あいわか
)
るるは止むを得ずといえども、各処におのおの衣食の
富源
(
ふげん
)
あれば、これによりて生活を
遂
(
と
)
ぐべし。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
伊太利亜
(
イタリア
)
に固有の紅色あり。これ旅行者の
一度
(
ひとたび
)
その国土に入るや
天然
(
てんねん
)
と芸術との別なく漫然として然も明瞭に認むる所なり。一国の風土は天然と人為とを
包合
(
ほうごう
)
して必ずここに固有の色を作らしむ。
一夕
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
それが
古
(
ふる
)
くから
火事
(
かじ
)
で
燒
(
や
)
かれたり、
斧
(
をの
)
で
伐
(
き
)
られたりして、
天然
(
てんねん
)
にあつたそれ
等
(
ら
)
の
樹木
(
じゆもく
)
が
大抵
(
たいてい
)
消
(
き
)
えてなくなつてしまひ、つひに
今日
(
こんにち
)
見
(
み
)
るような
茫々
(
ぼう/\
)
として、はてしもないような
草原
(
くさはら
)
になつたのです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
此塲
(
このば
)
の
光景
(
くわうけい
)
のあまりに
天然
(
てんねん
)
に
奇體
(
きたい
)
なので、
私
(
わたくし
)
は
暫時
(
しばし
)
、
此處
(
こゝ
)
は
人間
(
にんげん
)
の
境
(
きやう
)
か、それとも、
世界
(
せかい
)
外
(
ぐわい
)
の
或
(
ある
)
塲所
(
ばしよ
)
ではあるまいかと
疑
(
うたが
)
つた
程
(
ほど
)
で、
更
(
さら
)
に
心
(
こゝろ
)
を
落付
(
おちつ
)
けて
見
(
み
)
ると、
總
(
すべ
)
ての
構造
(
こうざう
)
は
全
(
まつた
)
く
小造船所
(
せうざうせんじよ
)
のやうで
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
「ヤ、相手が珍報社の丸井隠居ぢや、
是
(
これ
)
こそ
天然
(
てんねん
)
の
滑稽
(
こつけい
)
ぢや」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
掛
(
かけ
)
て
上
(
あげ
)
なと言れてハイと答へなし
勝手口
(
かつてぐち
)
より立出るは娘なる
可
(
べ
)
し
年齡
(
としのころ
)
まだ十七か十八
公
(
こう
)
松
(
まつ
)
の常磐の
色
(
いろ
)
深
(
ふか
)
き緑の髮は
油氣
(
あぶらけ
)
も拔れど
脱
(
ぬけ
)
ぬ
天然
(
てんねん
)
の
美貌
(
びばう
)
は彌生の花にも増り又
中秋
(
なかあき
)
の
新月
(
にひづき
)
にも
劣
(
おとら
)
ぬ程なる一個の
佳人
(
かじん
)
身には
栲
(
たへ
)
なる
針目衣
(
はりめぎぬ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
先年
凡僧
(
ぼんそう
)
こゝに住職し此石を見て
死
(
し
)
を
惧
(
おそ
)
れ
出奔
(
しゆつほん
)
せしに
翌
(
よく
)
年
他国
(
たこく
)
にありて病死せしとぞ。おもふに此淵に
灵
(
れい
)
ありて
天然
(
てんねん
)
の
死
(
し
)
を
示
(
しめ
)
すなるべし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
それは
天然
(
てんねん
)
の
白砂
(
はくさ
)
をば
何
(
なに
)
かで
程
(
ほど
)
よく
固
(
かた
)
めたと
言
(
い
)
ったような、
踏
(
ふ
)
み
心地
(
ここち
)
で、
足触
(
あしざわ
)
りの
良
(
よ
)
さと
申
(
もう
)
したら
比類
(
たぐい
)
がありませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
この一時に
鑑
(
かんが
)
みても男子は女子を保護するの義務が
天然
(
てんねん
)
に備わっていると思われる。ゆえに男一匹に欠くべからざる要素は女性に対して保護者となるにある。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
苟
(
いやし
)
くも
未来
(
みらい
)
の
有無
(
うむ
)
を
賭博
(
かけもの
)
にするのである。
相撲取草
(
すまうとりぐさ
)
の
首
(
くび
)
つ
引
(
ぴき
)
なぞでは
其
(
そ
)
の
神聖
(
しんせい
)
を
損
(
そこな
)
ふこと
夥
(
おびたゞ
)
しい。
聞
(
き
)
けば
此
(
こ
)
の
山奥
(
やまおく
)
に
天然
(
てんねん
)
の
双六盤
(
すごろくばん
)
がある。
其
(
そ
)
の
仙境
(
せんきやう
)
で
局
(
きよく
)
を
囲
(
かこ
)
まう。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
此處
(
こヽ
)
一つに
美人
(
びじん
)
の
價値
(
ねうち
)
定
(
さだ
)
まるといふ
天然
(
てんねん
)
の
衣襟
(
えもん
)
つき、
襦袢
(
じゆばん
)
の
襟
(
えり
)
の
紫
(
むらさき
)
なる
時
(
とき
)
は
顏色
(
いろ
)
こと
更
(
さら
)
に
白
(
しろ
)
くみえ、
態
(
わざ
)
と
質素
(
じみ
)
なる
黒
(
くろ
)
ちりめんに
赤糸
(
あかいと
)
のこぼれ
梅
(
うめ
)
など
品
(
ひん
)
一層
(
いつそう
)
も
二層
(
にそう
)
もよし
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
こんな罪のない、
且
(
か
)
つ美点に満ちた植物は、他の何物にも比することのできない
天然
(
てんねん
)
の
賜
(
たまもの
)
である。実にこれは人生の
至宝
(
しほう
)
であると言っても、けっして
溢言
(
いつげん
)
ではないのであろう。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
まもなくけわしいのぼりにかかって、ややしばらくいくと、一の
洞門
(
どうもん
)
があった。つづいて二の洞門をくぐると
天然
(
てんねん
)
の
洞窟
(
どうくつ
)
にすばらしい
巨材
(
きょざい
)
をしくみ、
綺羅
(
きら
)
をつくした
山大名
(
やまだいみょう
)
の
殿堂
(
でんどう
)
があった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
Cocked hat と云うのであろう。銀の
縁
(
ふち
)
のある
帽子
(
ぼうし
)
をかぶり、
刺繍
(
ぬいとり
)
のある
胴衣
(
チョッキ
)
を着、膝ぎりしかないズボンをはいている。おまけに肩へ垂れているのは
天然
(
てんねん
)
自然の髪の毛ではない。
不思議な島
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
この
故
(
ゆえ
)
に
天然
(
てんねん
)
にあれ、人事にあれ、
衆俗
(
しゅうぞく
)
の
辟易
(
へきえき
)
して近づきがたしとなすところにおいて、芸術家は無数の
琳琅
(
りんろう
)
を見、
無上
(
むじょう
)
の
宝璐
(
ほうろ
)
を知る。俗にこれを
名
(
なづ
)
けて
美化
(
びか
)
と云う。その実は美化でも何でもない。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
技
(
げい
)
も又
観
(
みる
)
に
足
(
たれ
)
り。寺岡平右ヱ門になりしは
余
(
よ
)
が
客舎
(
かくしや
)
にきたる
篦頭
(
かみゆひ
)
なり、これも常にかはりて関三十郎に似て
音声
(
おんせい
)
もまた
天然
(
てんねん
)
と関三の如し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
四邊
(
あたり
)
は
廻
(
め
)
ぐらす
花園
(
はなぞの
)
に
秋
(
あき
)
は
鳴
(
な
)
かん
虫
(
むし
)
のいろ/\、
天然
(
てんねん
)
の
籠中
(
ろうちう
)
に
收
(
おさ
)
めて
月
(
つき
)
に
聞
(
き
)
く
夜
(
よ
)
の
心
(
こゝろ
)
きゝたし、
扨
(
さて
)
もみの
虫
(
むし
)
の
父
(
ちゝ
)
はと
問
(
と
)
へば、
月毎
(
つきごと
)
の十二
日
(
ち
)
に
供
(
そな
)
ゆる
茶湯
(
ちやとう
)
の
主
(
ぬし
)
が
夫
(
それ
)
、
母
(
はゝ
)
も
同
(
おな
)
じく
佛檀
(
ぶつだん
)
の
上
(
うへ
)
にとかや
たま襻
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
先年
凡僧
(
ぼんそう
)
こゝに住職し此石を見て
死
(
し
)
を
惧
(
おそ
)
れ
出奔
(
しゆつほん
)
せしに
翌
(
よく
)
年
他国
(
たこく
)
にありて病死せしとぞ。おもふに此淵に
灵
(
れい
)
ありて
天然
(
てんねん
)
の
死
(
し
)
を
示
(
しめ
)
すなるべし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
年
(
とし
)
を
言
(
い
)
はゞ二十六、
遲
(
おく
)
れ
咲
(
ざき
)
の
花
(
はな
)
も
梢
(
こづゑ
)
にしぼむ
頃
(
ころ
)
なれど、
扮裝
(
おつくり
)
のよきと
天然
(
てんねん
)
の
美
(
うつ
)
くしきと二つ
合
(
あは
)
せて五つほどは
若
(
わか
)
う
見
(
み
)
られぬる
徳
(
とく
)
の
性
(
せう
)
、お
子樣
(
こさま
)
なき
故
(
ゆゑ
)
と
髮結
(
かみゆひ
)
の
留
(
とめ
)
は
言
(
い
)
ひしが、あらばいさゝか
沈着
(
おちつ
)
くべし
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
山々の雪は
里地
(
さとち
)
よりもきゆる㕝おそけれども、
春陽
(
しゆんやう
)
の
天然
(
てんねん
)
につれて
雪解
(
ゆきげ
)
に水
増
(
まし
)
て川々に
水難
(
すゐなん
)
の
患
(
うれひ
)
ある事年々なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
山々の雪は
里地
(
さとち
)
よりもきゆる㕝おそけれども、
春陽
(
しゆんやう
)
の
天然
(
てんねん
)
につれて
雪解
(
ゆきげ
)
に水
増
(
まし
)
て川々に
水難
(
すゐなん
)
の
患
(
うれひ
)
ある事年々なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“天然”の意味
《名詞》
天 然(てんねん)
人の手の加わっていない自然のままの状態。
生まれつき持っているもの。
天然ボケ。
(出典:Wiktionary)
天
常用漢字
小1
部首:⼤
4画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“天然”で始まる語句
天然痘
天然自然
天然居士
天然木
天然生
天然現象
天然誘接
天然痘患者
天然自笑軒
天然色写真