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やさ
ふりがな文庫
“
優
(
やさ
)” の例文
風
(
かぜ
)
は
冷
(
つめた
)
く
爽
(
さわやか
)
に、
町一面
(
まちいちめん
)
に
吹
(
ふ
)
きしいた
眞蒼
(
まつさを
)
な
銀杏
(
いてふ
)
の
葉
(
は
)
が、そよ/\と
葉
(
は
)
のへりを
優
(
やさ
)
しくそよがせつゝ、
芬
(
ぷん
)
と、
樹
(
き
)
の
秋
(
あき
)
の
薫
(
かをり
)
を
立
(
た
)
てる。……
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
女子の特質とも言うべき柔和な穏やかな
何処
(
どこ
)
までも
優
(
やさ
)
しいところを梅子
嬢
(
さん
)
は十二分に
有
(
もっ
)
ておられる。これには
貴所
(
あなた
)
も御同感と信ずる。
富岡先生
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
例の
優
(
やさ
)
しい表情を眼に
浮
(
うか
)
べて、わたしにこうささやいたのだ、——「今夜八時に、うちへいらっしゃいね、よくって、きっとよ……」
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
ちょっと
皮肉
(
ひにく
)
なところがありますが、
優
(
やさ
)
しい
微笑
(
びしょう
)
をたたえた皮肉で、世の中の不正や
醜
(
みにく
)
さに、それとなく
鋭
(
するど
)
い
鋒先
(
ほこさき
)
を向けています。
母の話
(新字新仮名)
/
アナトール・フランス
(著)
「いかゞです? お
身体
(
からだ
)
の工合は! あなたのやうに
優
(
やさ
)
しく弱々しい生れ付きの方は、仲々シヤツクリ一つでも油断なりません。」
こほろぎの死
(新字旧仮名)
/
村山籌子
(著)
▼ もっと見る
「は」と身近く寄り添ったのは、公卿侍の青地清左衛門であって、二十八、九歳の
優
(
やさ
)
男であった。「何ご用にてござりまするか?」
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「いいえ、あの子はいい子ですよ。りこうで、物がわかって、それで
優
(
やさ
)
しいのだから、あの子はわたしたちのために
働
(
はたら
)
いてくれますよ」
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
彼は元来がぶっきらぼうの男だけれども、胸の奥には人一倍
優
(
やさ
)
しい感情をもっていた。そうして何か事があると急に熱する癖があった。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
エミー・イィシュトンは聽いてゐなかつたのか、それともこの言葉に耳を傾けなかつたのか、
優
(
やさ
)
しいあどけない口調で口を挾んだ。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
雪白の髮、しつかりとした
優
(
やさ
)
しい
赭顏
(
あからがほ
)
、陽氣な哄笑、それに彼の黒衣と
鍔廣
(
つばびろ
)
の帽子とが、まるで彼を牧師さんのやうに見せたからである。
水車のある教会
(旧字旧仮名)
/
オー・ヘンリー
(著)
けれど、この
二人
(
ふたり
)
のものをあわれんで、ものを
与
(
あた
)
えるものもなければ、また
優
(
やさ
)
しい
言葉
(
ことば
)
をかけてくれるものもありませんでした。
黒い旗物語
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
園
(
その
)
さま
我
(
わ
)
れに
遠慮
(
ゑんりよ
)
は
入
(
い
)
らず、
嫌
(
い
)
やな
時
(
とき
)
は
嫌
(
い
)
やといふがよし、
我
(
わ
)
れを
他人
(
たにん
)
の
男
(
をとこ
)
と
思
(
おも
)
はず
母樣
(
はヽさま
)
同
(
どう
)
やう
甘
(
あま
)
へ
給
(
たま
)
へと
優
(
やさ
)
しく
慰
(
なぐ
)
さめて
日毎
(
ひごと
)
に
通
(
かよ
)
へば
経つくゑ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
女
(
おんな
)
にもしてみたいほどの
色
(
いろ
)
の
白
(
しろ
)
い
児
(
こ
)
で、
優
(
やさ
)
しい
眉
(
まゆ
)
、すこし
開
(
ひら
)
いた
脣
(
くちびる
)
、
短
(
みじか
)
いうぶ
毛
(
げ
)
のままの
髪
(
かみ
)
、
子供
(
こども
)
らしいおでこ——すべて
愛
(
あい
)
らしかった。
伸び支度
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
圧迫的な印象をやや強烈にまいているのだが、時々、そうした甘い言葉のうちに、おや? とびっくりさせる
優
(
やさ
)
しさを放射した。
如何なる星の下に
(新字新仮名)
/
高見順
(著)
すると
男
(
おとこ
)
も
至
(
いた
)
って
志繰
(
こころ
)
の
確
(
たし
)
かな、
優
(
やさ
)
さしい
若者
(
わかもの
)
で、
他
(
ほか
)
の
女
(
おんな
)
などには
目
(
め
)
もくれず、
堅
(
かた
)
い
堅
(
かた
)
い
決心
(
けっしん
)
をして
居
(
い
)
ることがよく
判
(
わか
)
りました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
怖
(
こわ
)
いお役人様のお
頭
(
かしら
)
であろうと思って来たのに、打って変って
優
(
やさ
)
しく思いやりがありそうで、そうかと言ってニヤけた
御人体
(
ごにんてい
)
は少しもなく
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
生長
(
ひととなり
)
優
(
やさ
)
しく、常に
七
都風
(
みやび
)
たる事をのみ好みて、
八
過活
(
わたらひ
)
心なかりけり。父是を
憂
(
うれ
)
ひつつ思ふは、
家財
(
たから
)
をわかちたりとも
即
(
やが
)
て
九
人の物となさん。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
女兒
(
むすめ
)
が
優
(
やさ
)
しき介抱に
心
(
こゝろ
)
緩
(
ゆる
)
みし武左衞門
枕
(
まくら
)
に
着
(
つき
)
てすや/\と眠りし容子にお光は
長息
(
といき
)
夜具打掛て
密
(
そつ
)
と
退
(
のき
)
側
(
かたへ
)
に在し硯箱を出して墨を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
わっしも一時は
赫
(
かっ
)
として、見つけ次第にと恨んでいたが、そう
優
(
やさ
)
しくいう者を、なぶり殺しにするようなことはしますめえ。
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
細
(
ほ
)
っそりとした
優
(
やさ
)
おもてに、縁無しの眼鏡がよくうつり、美学の先生といっても、これ以上、美学の先生らしいのはちょっとあるまいと思った。
西林図
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
余
(
よ
)
の一
家
(
か
)
は
悉
(
こと/″\
)
く
涙含
(
なみだぐ
)
んだ。
此
(
この
)
優
(
やさ
)
しい
少女
(
せうぢよ
)
。
境遇
(
きやうぐう
)
が
變
(
かは
)
つて
居
(
ゐ
)
たのと、
天候
(
てんかう
)
が
曇
(
くも
)
り
勝
(
がち
)
なのとで、一
層
(
そう
)
我々
(
われ/\
)
は
人
(
ひと
)
の
心
(
こゝろ
)
の
優
(
やさ
)
しさが
感
(
かん
)
じられたのであらう。
探検実記 地中の秘密:07 末吉の貝塚
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
「百萬兩の嫁に望まれただけあつて、良い娘でしたよ。お
品
(
ひん
)
がよくて、
優
(
やさ
)
しさうで、あつしなら、百萬兩とあの娘と、
何方
(
どつち
)
を取ると言はれたら」
銭形平次捕物控:295 万両息子
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
いや、最初に彼と一しょに
井
(
い
)
の
頭
(
かしら
)
公園へ出かけた三重子もまだどこかもの
優
(
やさ
)
しい寂しさを帯びていたものである。……
早春
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
年
(
とし
)
の
頃
(
ころ
)
廿六七、
眉
(
まゆ
)
の
麗
(
うる
)
はしい
口元
(
くちもと
)
の
優
(
やさ
)
しい
丁度
(
ちやうど
)
天女
(
てんによ
)
の
樣
(
やう
)
な
美人
(
びじん
)
、
私
(
わたくし
)
は
一目
(
ひとめ
)
見
(
み
)
て、
此
(
この
)
夫人
(
ふじん
)
は
其
(
その
)
容姿
(
すがた
)
の
如
(
ごと
)
く、
心
(
こゝろ
)
も
美
(
うる
)
はしく、
世
(
よ
)
にも
高貴
(
けだか
)
き
婦人
(
ふじん
)
と
思
(
おも
)
つた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
九郎右衛門が怒は発するや否や
忽
(
たちま
)
ち解けて、宇平のこの
詞
(
ことば
)
を聞いている間に、いつもの
優
(
やさ
)
しいおじさんになっていた。
護持院原の敵討
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
氷峰の方をじろりと見て
優
(
やさ
)
しく微笑したが、直ぐ下を向いて顏を赤くしてゐるのは、醉ひも出たので、必ずしも、恥かしみばかりではなかつたらしい。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
そういう間にも、その男は
金縁
(
きんぶち
)
の眼鏡の奥から、おせいの様子をちらりちらりと探るように見た。
優
(
やさ
)
しいかと思うときゅうに怖くなるような眼だった。
星座
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
汽動車は氣味のわるい響きを立てつゝ、
早稻
(
わせ
)
はもう黄ばんでゐる
田圃
(
たんぼ
)
の中を、十丁程と思はるゝ
彼方
(
かなた
)
に長く
横
(
よこた
)
はつた
優
(
やさ
)
し
氣
(
げ
)
な山の姿に並行して走つてゐた。
東光院
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
タツ! タツ! タツ! あゝあの
音
(
おと
)
を
形容
(
けいよう
)
するのはむづかしい、
何
(
なん
)
といふ
文字
(
もんじ
)
の
貧
(
まづ
)
しい
事
(
こと
)
であらう、あれあんなに
優
(
やさ
)
しい
微妙
(
びめう
)
な
音
(
おと
)
をたてゝゐるのに……。
日の光を浴びて
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
『そんな
譯
(
わけ
)
ぢやなくッてよ』と
優
(
やさ
)
しくも
愛
(
あい
)
ちやんが
辯疏
(
いひわけ
)
しました。『
眞箇
(
ほんと
)
に
腹立
(
はらだち
)
ッぽいのね、もう
怒
(
おこ
)
つてゝ!』
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
わ、わたくしは、子供の時分、御奉公に参りましてから、上のお嬢さんには、いつも
優
(
やさ
)
しくして頂きました。
乳を刺す:黒門町伝七捕物帳
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
胸の底に
潜
(
ひそ
)
んだ
漠然
(
ばくぜん
)
たる苦痛を、
誰
(
たれ
)
と限らず
優
(
やさ
)
しい声で答へてくれる美しい女に
訴
(
うつた
)
へて見たくてならない。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
矢張平素は上﨟にふさわしい
優
(
やさ
)
しい心根を持っていたように見えて、此の方が真相に近いのであろうが、たゞ妙覚尼は直接此の夫人を知っていた訳ではないから
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
加野の母親へ、
優
(
やさ
)
しいくやみの手紙でも出したかつたが、ゆき子は、それもものうくてやめてしまつた。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
なんかと
突倒
(
つきたふ
)
して、
縄
(
なは
)
から外へ
飛出
(
とびだ
)
し
巡査
(
じゆんさ
)
に
摘
(
つま
)
み
込
(
こ
)
まれる
位
(
くらゐ
)
の事がございますが、
西京
(
さいきやう
)
は誠に
優
(
やさ
)
しい
牛車
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ところが、そんな
優
(
やさ
)
しい母親が、近所の大人たちに言わせると
継母
(
ままはは
)
なのです。この子どこの子、ソバ屋の
継子
(
ままこ
)
、上って遊べ、茶碗の欠けで、頭カチンと張ってやろ。
アド・バルーン
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
静かだとはいっても、暮れ切れぬ駒形通り、相当人の往き来があるが、中でも、
妙齢
(
としごろ
)
の娘たちは、だしぬけに咲き出したような、この
優
(
やさ
)
すがたを見のがそう
筈
(
はず
)
がない。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
夫婦となれば、その心情は一層不思議で、日頃自分を
呵責
(
さいな
)
むばかり、
優
(
やさ
)
しい言葉一つかけてくれぬ自堕落の亭主を、心から愛する世話女房が、あちこちに発見される。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
女子
(
をなご
)
こそ世に
優
(
やさ
)
しきものなれ。戀路は
六
(
む
)
つに變れども、思ひはいづれ一つ魂に
映
(
うつ
)
る哀れの影とかや。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
観化流の
剣豪
(
けんごう
)
茨右近も、見たところは、神尾喬之助と同じ
背恰好
(
せかっこう
)
の、ほっそりした
優
(
やさ
)
おとこである。
魔像:新版大岡政談
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そのほか子供についての話は六つほどあるが、それを描くのにあたたかい
優
(
やさ
)
しい感情をもって、しかも明るいユーモアを忘れていないところはいかにも童話詩人らしい。
絵のない絵本:02 解説
(新字新仮名)
/
矢崎源九郎
(著)
わしは
優
(
やさ
)
しいあなたの心を
傷
(
きず
)
つけたのを
悔
(
く
)
いる。あなたはどんなにいい友だったろう。わしの
寂寞
(
せきばく
)
はいつもあなたの平和な、あたたかい友情でなぐさめられているのだ。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
そのほか子供についての話は六つほどあるが、それを描くのにあたたかい
優
(
やさ
)
しい感情をもって、しかも明るいユーモアを忘れていないところはいかにも童話詩人らしい。
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
するとまた、十日くらい経って、さらに
優
(
やさ
)
しいお見舞いの言葉を書きつらねた手紙が来る。君もこんどは返事を出した。折りかえし、向うから、さらにまた優しいお見舞い。
未帰還の友に
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
僕は、
病床
(
びやうしよう
)
を
侍
(
ぢ
)
して
看護
(
かんご
)
して
呉
(
く
)
れる、
優
(
やさ
)
しい
女性
(
ぢよせい
)
の
手
(
て
)
も知らないで
淋
(
さび
)
しい
臨終
(
りんじゆう
)
を
遂
(
と
)
げるんだ!
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
かれは眼の涼しい、口元の引き締った、見るから
優
(
やさ
)
しげな、しかも
凛々
(
りり
)
しい美少年であった。
半七捕物帳:18 槍突き
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
そこへ
男
(
おとこ
)
の
子
(
こ
)
が
帰
(
かえ
)
って
来
(
き
)
て、
扉
(
と
)
の
所
(
ところ
)
まで
来
(
く
)
ると、
悪魔
(
あくま
)
のついた
継母
(
ままはは
)
は、わざと
優
(
やさ
)
しい
声
(
こえ
)
で
杜松の樹
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
二人
(
ふたり
)
は
大泣
(
おほな
)
きに
泣
(
な
)
きました。
家
(
いへ
)
の
者
(
もの
)
どもゝ、
顏
(
かほ
)
かたちが
美
(
うつく
)
しいばかりでなく、
上品
(
じようひん
)
で
心
(
こゝろ
)
だての
優
(
やさ
)
しい
姫
(
ひめ
)
に、
今更
(
いまさら
)
、
永
(
なが
)
のお
別
(
わか
)
れをするのが
悲
(
かな
)
しくて、
湯水
(
ゆみづ
)
も
喉
(
のど
)
を
通
(
とほ
)
りませんでした。
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
第三に、人生に
寂寞
(
じゃくまく
)
を感じない。もしも世界中の人間がわれに
背
(
そむ
)
くとも、あえて悲観するには及ばぬ。わが周囲にある
草木
(
くさき
)
は永遠の恋人としてわれに
優
(
やさ
)
しく
笑
(
え
)
みかけるのであろう。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
さういふ
優
(
やさ
)
しげなことを耳にきいてゐるので、狐が
化
(
ば
)
かすと馬糞を御馳走だといつて食べさせたり、こやし溜へお湯だといつて入れるのといふ、汚い方のことなどは笑つてしまつて
春宵戯語
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“優”の意味
《名詞》
(ユウ)大学等の成績評価で最上位のもの。 cf.良、可、不可。
(出典:Wiktionary)
優
常用漢字
小6
部首:⼈
17画
“優”を含む語句
俳優
優雅
優美
優婉
優劣
優渥
優容
優柔
優越
優秀
優子
優男
優婆塞
優等
優艶
優善
女俳優
優婆夷
優勢
優勝劣敗
...