“早稻”の読み方と例文
新字:早稲
読み方割合
わせ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汽動車は氣味のわるい響きを立てつゝ、早稻(わせ)はもう黄ばんでゐる田圃(たんぼ)の中を、十丁程と思はるゝ彼方(かなた)に長く横(よこた)はつた優(やさ)し氣(げ)な山の姿に並行して走つてゐた。
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)
裏の欅山(けやきやま)もすつかり黄葉して秋もいよ/\更けましたが、ものの哀れは一入(ひとしほ)吾が家にのみあつまつてゐるやうに感じられます。早稻(わせ)はとつくに刈られて今頃は晩稻(おくて)の收穫時で田圃(たんぼ)は賑つてゐます。
業苦 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)