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『未帰還の友に』
ふりがな文庫
『
未帰還の友に
(
みきかんのともに
)
』
君が大学を出てそれから故郷の仙台の部隊に入営したのは、あれは太平洋戦争のはじまった翌年、昭和十七年の春ではなかったかしら。それから一年経って、昭和十八年の早春に、アス五ジウエノツクという君からの電報を受け取った。 あれは、三月のはじめ頃では …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「潮流」1946(昭和21)年5月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約21分(500文字/分)
朗読目安時間
約35分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
賜
(
たまわ
)
帰
(
き
)
水泡
(
すいほう
)
総
(
ふさ
)
於
(
お
)
爪先
(
つまさ
)
甚
(
はなは
)
田舎
(
いなか
)
盃
(
さかずき
)
矢庭
(
やにわ
)
禿
(
は
)
筈
(
はず
)
糞
(
くそ
)
淋
(
さび
)
紐
(
ひも
)
経
(
た
)
袖
(
そで
)
罹災
(
りさい
)
正成
(
まさしげ
)
裾
(
すそ
)
要
(
い
)
訛
(
なま
)
貰
(
もら
)
蹲
(
うずくま
)
軽蔑
(
けいべつ
)
這
(
は
)
逢
(
あ
)
銚子
(
ちょうし
)
障子
(
しょうじ
)
雑作
(
ぞうさ
)
頬杖
(
ほおづえ
)
律義
(
りちぎ
)
両袖
(
りょうそで
)
云々
(
うんぬん
)
以
(
もっ
)
依
(
よ
)
優
(
やさ
)
召
(
め
)
吉良
(
きら
)
呆
(
あき
)
嗚呼
(
ああ
)
嘘
(
うそ
)
如
(
ごと
)
居候
(
いそうろう
)
幽
(
かす
)
法螺
(
ほら
)
恨
(
うら
)
悟
(
さと
)
愁訴
(
しゅうそ
)
懲役
(
ちょうえき
)
或
(
ある
)
所謂
(
いわゆる
)
手剛
(
てごわ
)
手許
(
てもと
)
承諾
(
しょうだく
)
掻
(
か
)
故智
(
こち
)
椅子
(
いす
)
三鷹
(
みたか
)