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優柔
ふりがな文庫
“優柔”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ゆうじゅう
50.0%
おとな
33.3%
しなやか
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうじゅう
(逆引き)
Kの果断に富んだ性格は
私
(
わたくし
)
によく知れていました。彼のこの事件についてのみ
優柔
(
ゆうじゅう
)
な訳も私にはちゃんと
呑
(
の
)
み込めていたのです。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
優柔(ゆうじゅう)の例文をもっと
(3作品)
見る
おとな
(逆引き)
で、
優柔
(
おとな
)
しく頬被りを取った顔を、と見ると迷惑どころかい、目鼻立ちのきりりとした、
細面
(
ほそおもて
)
の、
瞼
(
まぶた
)
に
窶
(
やつれ
)
は見えるけれども、目の清らかな、眉の濃い、二十八九の
人品
(
ひとがら
)
な
兄哥
(
あにい
)
である。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
優柔(おとな)の例文をもっと
(2作品)
見る
しなやか
(逆引き)
熱あるものは、
楊柳
(
ようりゅう
)
の露の
滴
(
したたり
)
を吸うであろう。恋するものは、
優柔
(
しなやか
)
な
御手
(
みて
)
に
縋
(
すが
)
りもしよう。
御胸
(
おんむね
)
にも
抱
(
いだ
)
かれよう。はた迷える人は、緑の
甍
(
いらか
)
、
朱
(
あけ
)
の
玉垣
(
たまがき
)
、金銀の柱、
朱欄干
(
しゅらんかん
)
、
瑪瑙
(
めのう
)
の
階
(
きざはし
)
、
花唐戸
(
はなからど
)
。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
優柔(しなやか)の例文をもっと
(1作品)
見る
優
常用漢字
小6
部首:⼈
17画
柔
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
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