“剣豪”の読み方と例文
読み方割合
けんごう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なにしろ一方は見るからに剣豪けんごうらしいのが、それも四人連れでしたので、どう間違ったにしても不覚を取る気遣いはないという自信があったものか
観化流の剣豪けんごう茨右近も、見たところは、神尾喬之助と同じ背恰好せかっこうの、ほっそりしたやさおとこである。
魔像:新版大岡政談 (新字新仮名) / 林不忘(著)
郡兵衛は、小坊主の運んできた茶をぐっとんだ。何となくけわしい眼をそろえている三人だった。共にこの三名は江戸で有名な当時の剣豪けんごう堀内源太左衛門の高足こうそくだった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)