“天候”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てんこう90.9%
てんかう9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一同(どう)が今日(きょう)の良(よ)き船出(ふなで)を寿(ことほ)ぎ合(あ)ったのもほんの束(つか)の間(ま)、やや一里(り)ばかりも陸(おか)を離(はな)れたと覚(おぼ)しき頃(ころ)から、天候(てんこう)が俄(にわ)かに不穏(ふおん)の模様(もよう)に変(かわ)って了(しま)いました。
永(なが)い日(ひ)は僅(わづか)な日數(ひかず)の内(うち)に目(め)に渺々(べうべう)たる畑(はたけ)をからりとさせて、暫(しばら)くすると天候(てんこう)は極(きはま)りない變化(へんくわ)の手(て)を一杯(ぱい)に擴(ひろ)げて
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
余(よ)の一家(か)は悉(こと/″\)く涙含(なみだぐ)んだ。此(この)優(やさ)しい少女(せうぢよ)。境遇(きやうぐう)が變(かは)つて居(ゐ)たのと、天候(てんかう)が曇(くも)り勝(がち)なのとで、一層(そう)我々(われ/\)は人(ひと)の心(こゝろ)の優(やさ)しさが感(かん)じられたのであらう。