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減
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ふりがな文庫
“
減
(
へ
)” の例文
料理
(
りょうり
)
はうまかった。そうだ、まったくすばらしかった。
腹
(
はら
)
も
減
(
へ
)
らないし、くたびれもしないし、暑すぎもせず、寒すぎもしなかった。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
そうして、その
酒
(
さけ
)
と
水
(
みず
)
には、ことごとく
毒
(
どく
)
を
入
(
い
)
れておきました。
大将
(
たいしょう
)
は、
敵
(
てき
)
がきっと
腹
(
はら
)
を
減
(
へ
)
らして、のどを
渇
(
かわ
)
かしてくるにちがいない。
酒倉
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
……
身代
(
しんだい
)
減
(
へ
)
らして税にするんでは税やない、罰金やて。……阿呆でも大學校へ片足ブチ込んで來よつたんで、言ふことは分つたるがな。
太政官
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
日本
(
につぽん
)
アルプスの
上高地
(
かみこうち
)
の
梓川
(
あづさがは
)
には、もといはなで、
足
(
あし
)
が
滑
(
すべ
)
るといはれたほど
澤山
(
たくさん
)
ゐたものですが、
近頃
(
ちかごろ
)
はだんだん
減
(
へ
)
つて
來
(
き
)
たようです。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
見渡す限り雪ばかり。その時にはほとんど失望した。何故ならば腹は充分
減
(
へ
)
って居る。喉は乾いて来る。果てには非常に苦しくなった。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
▼ もっと見る
「
尤
(
もつと
)
も、店へ置いて、女達が皆んなで履くから、齒は摺り
減
(
へ
)
つてゐるし、
鼻緒
(
はなを
)
も
緩
(
ゆる
)
くなつて、誰でも突つかけられないことはありません」
銭形平次捕物控:331 花嫁の幻想
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
頭かずを眼で読むと、三十名の組が十七名に
減
(
へ
)
っている。しかし、そのうちの四名は、組頭の藤吉郎も、見たことのない顔の足軽だった。
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これよりか
悪戯
(
いたずら
)
を
加減
(
かげん
)
するなんて、どうしたらいいの? あれよか
減
(
へ
)
らせやしないや。だって、僕ほんのぽっちりしか
悪戯
(
いたずら
)
しないんだもの。
身体検査
(新字新仮名)
/
フョードル・ソログープ
(著)
お
品
(
しな
)
はどうかして
少
(
すこ
)
しでも
蒟蒻
(
こんにやく
)
を
減
(
へ
)
らして
置
(
お
)
きたいと
思
(
おも
)
つた。お
品
(
しな
)
は
其
(
その
)
内
(
うち
)
に
起
(
お
)
きられるだらうと
考
(
かんが
)
へつゝ
時々
(
とき/″\
)
うと/\と
成
(
な
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
我すなはちいふ、師よ、かゝる苛責の苦しみは大いなる
審判
(
さばき
)
の後増すべきか
減
(
へ
)
るべきかまたはかく燃ゆべきか 一〇三—一〇五
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
お
腹
(
なか
)
の
減
(
へ
)
っている者は、決して食物を選ばない。水に溺れている者は一筋の藁さえ掴もうとする。民弥の心は
手頼
(
たよ
)
りなかった。
南蛮秘話森右近丸
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
減
(
へ
)
るどころか、却って数もふえて、それが大変いやな小悪魔達で、お尻にとても毒のある
螫
(
はり
)
を持っていることも知っています。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
「そうなれば、今のままでは、とてもやっていけませんわ。いよいよ土地が売れたら、小作米だって、ぐっと
減
(
へ
)
るでしょう?」
次郎物語:01 第一部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
女の顏が
減
(
へ
)
りはしないかといふめたん子の不安はあつた、店にさかなを買ひにくる女達のために、めたん子は出前にゆくことを望んでゐたが
めたん子伝
(旧字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
しかし、月
給
(
きふ
)
の上る
見込
(
みこ
)
みもなかつたし、ボオナスも
減
(
へ
)
るばかりの上に、
質屋
(
しちや
)
や
近
(
ちか
)
しい友
達
(
だち
)
からの
融通
(
ゆうづう
)
もさうさうきりなしとは
行
(
ゆ
)
かなかつた。
夢
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
悪
(
わる
)
いラランも
少
(
すこ
)
しばかり
寂
(
さび
)
しくなつてきた。
今度
(
こんど
)
こそ
腹
(
はら
)
も
減
(
へ
)
つてきた。すると
突然
(
とつぜん
)
、ヱヴェレストの
頂上
(
てうじやう
)
から
大
(
おほ
)
きな
聲
(
こえ
)
で
怒鳴
(
どな
)
るものがあつた。
火を喰つた鴉
(新字旧仮名)
/
逸見猶吉
(著)
在所の者は誰も相手にせぬし、
便
(
たよ
)
る
方
(
かた
)
も無いので、少しでも口を
減
(
へ
)
す為に
然
(
さ
)
る
尼
(
あま
)
の
勧
(
すヽ
)
めに従つて、長男と二男を
大原
(
おほはら
)
の
真言寺
(
しんごんでら
)
へ
小僧
(
こぞう
)
に
遣
(
や
)
つた。
蓬生
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
「成程お
午
(
ひる
)
だ。」と
呟
(
つぶや
)
き、「
近
(
ちか
)
の腹の
減
(
へ
)
ツたのが當前で、
俺
(
おれ
)
の方が病的なんだ。一體俺の體は
何故
(
なぜ
)
此樣
(
こん
)
なに弱いのだらう。」
青い顔
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
その夜は
吹荒
(
ふきす
)
さむ
生温
(
なまぬる
)
い風の中に、夜着の数を
減
(
へ
)
して、常よりは早く床についたが、容易に寝つかれない晩であった。
三山居士
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
けれどもそこは
小児
(
こども
)
の
思慮
(
かんがえ
)
も足らなければ意地も弱いので、食物を用意しなかったため絶頂までの半分も行かぬ
中
(
うち
)
に腹は
減
(
へ
)
って来る気は
萎
(
な
)
えて来る
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
舌がちっとも渇いてないという証拠をみせるために、にんじんが、舌を出して見せる回数は、だんだんに
減
(
へ
)
ってくる。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
マーキュ
出來
(
でき
)
た。
此上
(
このうへ
)
は
洒落競
(
しゃれくら
)
べぢゃぞ。これ、
足下
(
おぬし
)
の
其
(
その
)
薄
(
うす
)
っぺらな
靴
(
くつ
)
の
底
(
そこ
)
は、
今
(
いま
)
に
悉
(
こと/″\
)
く
磨
(
す
)
り
減
(
へ
)
って、
果
(
はて
)
は
見苦
(
みぐる
)
しい
眞
(
ま
)
ッ
赤
(
か
)
な
足
(
あし
)
を
出
(
だ
)
しゃらうぞよ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
まさか、手製の棺桶でお
葬
(
ともら
)
ひもできますまい。どうも変だと思つて、早速、区役所で、最近二三年の死亡率を調べてみました。たしかに、
減
(
へ
)
つてゐる。
医術の進歩
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
そのころ地球は、ずっと形が小さくなり、小山ぐらいの大きさとなったので、恐ろしさが
減
(
へ
)
った。もうあれを見て発狂したり、
気絶
(
きぜつ
)
する者もなかろう。
三十年後の世界
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
蕾
(
つぼみ
)
はみんなできあがりましてございます。
秋風
(
あきかぜ
)
の
鋭
(
するど
)
い
粉
(
こな
)
がその
頂上
(
ちょうじょう
)
の
緑
(
みどり
)
いろのかけ
金
(
がね
)
を
削
(
けず
)
って
減
(
へ
)
してしまいます。
今朝
(
けさ
)
一斉
(
いっせい
)
にどの花も開くかと思われます
四又の百合
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
家へ入ると、通し庭の壁際に据ゑた小形の竈の前に小く
蹲
(
しやが
)
んで、干菜でも煮るらしく、鍋の下を焚いてゐた母親が、『
歸
(
けえ
)
つたか。お
腹
(
なか
)
が
減
(
へ
)
つたべアな?』
足跡
(旧字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
よく思ひちがひをしがちな彼なので、念のためにノートに買ひものと毎日の小遣とを書きあげて、計算してみたが、そんなに遽かに札の
減
(
へ
)
る訳がなかつた。
閾
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
絹
(
きぬ
)
はいくら
裁
(
た
)
っても
裁
(
た
)
っても
減
(
へ
)
りません。
釣
(
つ
)
り
鐘
(
がね
)
はたたくと
近江
(
おうみ
)
の
国中
(
くにじゅう
)
に
聞
(
き
)
こえるほどの
高
(
たか
)
い
音
(
おと
)
をたてました。
田原藤太
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
縁から見ると、七分目に
減
(
へ
)
った甕の水がまだ
揺々
(
ゆらゆら
)
して居る。其れは夕蔭に、
乾
(
かわ
)
き
渇
(
かわ
)
いた鉢の草木にやるのである。稀には彼が出たあとで、
妻児
(
さいじ
)
が入ることもある。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
近年
(
きんねん
)
は
敬神
(
けいしん
)
の
念
(
ねん
)
が
薄
(
うす
)
らぎました
故
(
せい
)
か、めっきり
参拝者
(
さんぱいしゃ
)
の
数
(
かず
)
が
減
(
へ
)
り、
又
(
また
)
熱心
(
ねっしん
)
さも
薄
(
うす
)
らいだように
感
(
かん
)
じられますが、
昔
(
むかし
)
は
大
(
たい
)
そう
真剣
(
しんけん
)
な
方
(
かた
)
が
多
(
おお
)
かったものでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
お
腹
(
なか
)
もぺこぺこに
減
(
へ
)
っていましたが、なにか買って食べるお金なんか一
文
(
もん
)
も持っていなかったのです。
清造と沼
(新字新仮名)
/
宮島資夫
(著)
大正
(
たいしやう
)
六
年
(
ねん
)
の九
月
(
ぐわつ
)
十二
日
(
にち
)
から
金
(
きん
)
の
輸出禁止
(
ゆしゆつきんし
)
がしてあるから、
外國
(
ぐわいこく
)
から
物
(
もの
)
は
買
(
か
)
ふが
併
(
しかし
)
ながら
日本
(
にほん
)
から
金
(
きん
)
は
出
(
だ
)
すことはならぬ、
從
(
したがつ
)
て
日本
(
にほん
)
に
流通
(
りうつう
)
して
居
(
い
)
る
通貨
(
つうくわ
)
の
高
(
たか
)
は
減
(
へ
)
らぬ。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
然
(
さ
)
ればな……いや
口
(
くち
)
の
減
(
へ
)
らぬ
老爺
(
ぢゞい
)
、
身勝手
(
みがつて
)
を
言
(
い
)
ふが、
一理
(
いちり
)
ある。——
処
(
ところ
)
でな、あの
晩
(
ばん
)
四
(
よ
)
つ
手網
(
であみ
)
の
番
(
ばん
)
をしたが
悪縁
(
あくえん
)
ぢや、
御身
(
おみ
)
が
言
(
い
)
ふ
通
(
とほ
)
り
色恋
(
いろこひ
)
の
捌
(
さばき
)
を
頼
(
たの
)
まれた
事
(
こと
)
と
思
(
おも
)
へ。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
おまえあって、あたし、というより、
勿体
(
もったい
)
ないが、おまえあってのお
稲荷様
(
いなりさま
)
、
滅多
(
めった
)
に
怪我
(
けが
)
でもしてごらん、それこそ
御参詣
(
おさんけい
)
が、
半分
(
はんぶん
)
に
減
(
へ
)
ってしまうだろうじゃないか。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
今
(
いま
)
から
數十年前
(
すうじゆうねんぜん
)
のある
年
(
とし
)
、スヰスの
國
(
くに
)
のチュウリッヒ
湖
(
こ
)
の
水
(
みづ
)
が
今
(
いま
)
までになく
減
(
へ
)
つて
底
(
そこ
)
が
現
(
あらは
)
れました。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
そして最初に
滑
(
なめら
)
かそうな処を
撰
(
えら
)
んで本という字を懸命に書いてみた。
草履
(
ぞうり
)
は
拭物
(
ふきもの
)
の代りをした。彼は短い白墨が
磨
(
す
)
り
減
(
へ
)
って来ると
上目
(
うわめ
)
をつかって、暫く空を見ていてから
火
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
然し仕事場の方は少しずつ人数が
減
(
へ
)
っていった。倉さんや常さんなどは殆んど顔を見せなかった。そして金さんはその頃から暫くの予定で砲兵工廠に出るようになった。
少年の死
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
けんそんなゴルドンも
年齢
(
ねんれい
)
を
減
(
へ
)
らすことができないので、第五級の生徒となることにきまった。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
アノお隣で、
何
(
なん
)
の
釘
(
くぎ
)
を打つんだと
申
(
まう
)
しますから、
蚊帳
(
かや
)
の
釣手
(
つりて
)
を打つんですから
鉄釘
(
かなくぎ
)
で
御座
(
ござ
)
いませうと
申
(
まう
)
しましたら、
鉄
(
かね
)
と
鉄
(
かね
)
との
摺
(
す
)
れ
合
(
あ
)
ひで
金槌
(
かなづち
)
が
減
(
へ
)
るから
貸
(
か
)
せないと
申
(
まう
)
しました。
吝嗇家
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
勿論水兵や機関兵はこの命令の下った時から熱心に
鼠狩
(
ねずみが
)
りにとりかかった。鼠は彼等の力のために見る見る
数
(
すう
)
を
減
(
へ
)
らして行った。従って彼等は一匹の鼠も争わない
訣
(
わけ
)
には
行
(
ゆ
)
かなかった。
三つの窓
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
めづらしいお
客
(
きやく
)
さまでもある
時
(
とき
)
には、
父
(
とう
)
さんのお
家
(
いへ
)
では
鷄
(
にはとり
)
の
肉
(
にく
)
を
御馳走
(
ごちそう
)
しました。
山家
(
やまが
)
のことですから、
鷄
(
にはとり
)
の
肉
(
にく
)
と
言
(
い
)
へば
大
(
たい
)
した
御馳走
(
ごちそう
)
でした。その
度
(
たび
)
にお
家
(
いへ
)
に
飼
(
か
)
つてある
鷄
(
にはとり
)
が
減
(
へ
)
りました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
つかんことを申し上げるようですが、東京になってからひどく
減
(
へ
)
ったものは、狐狸や河獺ですね。狐や狸は云うまでもありませんが、河獺もこの頃では
滅多
(
めった
)
に見られなくなってしまいました。
半七捕物帳:10 広重と河獺
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
お
腹
(
なか
)
が
減
(
へ
)
つてもう氣が遠くなつた私は、味なんぞ考へないで、私の分を一
匙
(
さじ
)
二
匙
(
さじ
)
貪
(
むさぼ
)
り食べたが
空腹
(
くうふく
)
のせつない苦痛が和らいで見ると、實に
不味
(
まづ
)
い食物を手に持つてゐることがはつきりして來た。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
話が進めば進む程劇的要素の
減
(
へ
)
つて行くのは喰ひ足り無い事であつた。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
口走
(
くちばし
)
り
後悔
(
こうくわい
)
するなと云はるゝに長庵は猶も
減
(
へ
)
らず
面
(
がほ
)
に御吟味の
行屆
(
ゆきとゞか
)
ざると申たる譯には御座無く全く御
裁許
(
さいきよ
)
相濟
(
あひすみ
)
たればこそ道十郎が死骸は取捨仰せ付けられ又た
家財
(
かざい
)
は妻子へ
下
(
くだ
)
し
置
(
おか
)
れしと申立る時越前守殿一
層
(
そう
)
聲
(
こゑ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「この野郎、ちびのくせに口の
減
(
へ
)
らねえ野郎だ」
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「褒美の代りに
減
(
へ
)
し
児
(
ご
)
を禁じてもらいたい」
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
お
腹
(
なか
)
が
減
(
へ
)
つてはどもならぬ。
とんぼの眼玉
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
戰爭
(
いくさ
)
をすると腹が
減
(
へ
)
つた。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
男
(
おとこ
)
が、
石段
(
いしだん
)
が
減
(
へ
)
る
心配
(
しんぱい
)
以外
(
いがい
)
には、なにも
自分
(
じぶん
)
たちをしかる
理由
(
りゆう
)
がなく、また、
自分
(
じぶん
)
たちはしかられるはずがないと
思
(
おも
)
ったからです。
石段に鉄管
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“減”の意味
《名詞》
減(げん)
減ること。減らすこと。
(出典:Wiktionary)
減
常用漢字
小5
部首:⽔
12画
“減”を含む語句
好加減
加減
人減
減殺
可加減
手加減
煮加減
減少
宜加減
半減
減食
加減弁
湯加減
匙加減
漸減
磨減
減毀
減額
俯向加減
不減口
...