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於
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おい
ふりがな文庫
“
於
(
おい
)” の例文
固
(
もと
)
より
纏
(
まとま
)
った話の筋を読ませる普通の小説ではないから、どこで切って一冊としても興味の上に
於
(
おい
)
て
左
(
さ
)
したる影響のあろう
筈
(
はず
)
がない。
『吾輩は猫である』上篇自序
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
悪妻に一般的な型などあるべきものではなく、
否
(
いな
)
、男女関係のすべてに
於
(
おい
)
て型はない。個性と個性の相対的な加減乗除があるだけだ。
悪妻論
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
それは傾かんよりは平らかに、私有らんよりは公に、貧富を択むの念に住せずして平等に化度したが宜しいという意に
於
(
おい
)
てであった。
貧富幸不幸
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
かく果敢なく、解くを得ない運命を歩まなくてはならない人々は又この世に
於
(
おい
)
て何を楽しみ、何を苦しんで生きているのであろうか。
現代語訳 方丈記
(新字新仮名)
/
鴨長明
(著)
この不思議な退化をなしつつある少女は一つの
稀
(
まれ
)
な才能を示すやうに見えた。それは彼女の素描にあらはれる特殊な線の感じに
於
(
おい
)
て。
青いポアン
(新字旧仮名)
/
神西清
(著)
▼ もっと見る
一
方
(
ぱう
)
貿易外
(
ぼうえきぐわい
)
の
受取超過額
(
うけとりてうくわがく
)
が
毎年
(
まいとし
)
一
億
(
おく
)
六七千
萬圓
(
まんゑん
)
あるから
大體
(
だいたい
)
に
於
(
おい
)
て
昨年
(
さくねん
)
の
海外支拂勘定
(
かいぐわいしはらひかんぢやう
)
は
受取勘定
(
うけとりかんぢやう
)
で
償
(
つぐな
)
ひ
得
(
う
)
ることとなつたのである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
ここに
於
(
おい
)
て楊博士の
復讐
(
ふくしゅう
)
は、ようやく成ったようであるが、その後、この広い
上海
(
シャンハイ
)
のなかに博士の姿を見た者は只の一人もなかった。
見えざる敵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
近代の仏詩は高踏派の名篇に
於
(
おい
)
て発展の極に達し、彫心
鏤骨
(
るこつ
)
の技巧実に
燦爛
(
さんらん
)
の美を
恣
(
ほしいまま
)
にす、今ここに一転機を生ぜずむばあらざるなり。
海潮音
(新字旧仮名)
/
上田敏
(著)
是
(
ここ
)
に
於
(
おい
)
て
齊
(
せい
)
の
軍
(
ぐん
)
の
善
(
よ
)
く
射
(
い
)
る
者
(
もの
)
をして、
(五三)
萬弩
(
ばんど
)
、
道
(
みち
)
を
夾
(
はさ
)
んで
伏
(
ふく
)
せしめ、
(五四)
期
(
き
)
して
曰
(
いは
)
く、『
暮
(
くれ
)
に
火
(
ひ
)
の
擧
(
あ
)
がるを
見
(
み
)
ば
倶
(
とも
)
に
發
(
はつ
)
せよ』
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
自ら不良少女と
名乘
(
なの
)
ることによつて
僅
(
わず
)
かに
慰
(
なぐさ
)
んでゐる心の
底
(
そこ
)
に、
良心
(
りやうしん
)
と
貞操
(
ていさう
)
とを大切にいたわつているのを、人々は(
殊
(
こと
)
に
男子
(
だんし
)
に
於
(
おい
)
て)
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
例
(
たと
)
へば
相模平野
(
さがみへいや
)
に
起
(
おこ
)
る
地震
(
ぢしん
)
に
於
(
おい
)
ては、
其地方
(
そのちほう
)
の
北西方
(
ほくせいほう
)
に
於
(
おい
)
て
氣壓
(
きあつ
)
が
高
(
たか
)
く、
南東方
(
なんとうほう
)
に
於
(
おい
)
てそれが
低
(
ひく
)
いと
其地方
(
そのちほう
)
の
地震
(
ぢしん
)
が
誘發
(
ゆうはつ
)
され
易
(
やす
)
い。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
『真人の出現』の条下に
於
(
おい
)
て、数十年前に予言されたことが、現在に
於
(
おい
)
ていよいよ地上に出現しつつあることは驚歎すべきである。
霊訓
(新字新仮名)
/
ウィリアム・ステイントン・モーゼス
(著)
併しながら、一方に
於
(
おい
)
ては、其頃から、これまで少しも予期しなかった、ある恐怖に似た感情が、彼の心の片隅に湧き出していました。
屋根裏の散歩者
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
あの人は、これからの永い人生に
於
(
おい
)
ても、その先天的なもののために、幾度か人に指さされ、かげ口を言われ、敬遠せられる事だろう。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
サンスクリットの両音相類似する所から
軽卒
(
けいそつ
)
にもあのような誤りを見たのである。茲に
於
(
おい
)
てか私は前論士の結論を以て前論士に
酬
(
こた
)
える。
ビジテリアン大祭
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
大体
(
だいたい
)
に
於
(
おい
)
て
申
(
もう
)
しますと、
天狗
(
てんぐ
)
の
正体
(
しょうたい
)
は
人間
(
にんげん
)
よりは
少
(
すこ
)
し
大
(
おお
)
きく、そして
人間
(
にんげん
)
よりは
寧
(
むし
)
ろ
獣
(
けもの
)
に
似
(
に
)
て
居
(
お
)
り、
普通
(
ふつう
)
全身
(
ぜんしん
)
が
毛
(
け
)
だらけでございます。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
後にその松木が
寺島宗則
(
てらしまむねのり
)
となって、
参議
(
さんぎ
)
とか
外務卿
(
がいむきょう
)
とか
云
(
い
)
う実際の国事に当たのは、実は本人の
柄
(
がら
)
に
於
(
おい
)
て商売
違
(
ちが
)
いであったと思います。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
二月二十日の総選挙に
於
(
おい
)
て、国民の多数が、ファッシズムへの反対と、ファッシズムに対する防波堤としての岡田内閣の擁護とを主張し
二・二六事件に就て
(新字新仮名)
/
河合栄治郎
(著)
此
(
こ
)
の
尖端
(
せんたん
)
を
上
(
うへ
)
に
向
(
む
)
けてゐる
釘
(
くぎ
)
と、
塀
(
へい
)
、さては
又
(
また
)
此
(
こ
)
の
別室
(
べつしつ
)
、こは
露西亞
(
ロシア
)
に
於
(
おい
)
て、たゞ
病院
(
びやうゐん
)
と、
監獄
(
かんごく
)
とにのみ
見
(
み
)
る、
儚
(
はかな
)
き、
哀
(
あはれ
)
な、
寂
(
さび
)
しい
建物
(
たてもの
)
。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
朕ハ我カ臣民ノ権利及財産ノ安全ヲ
貴重
(
きちょう
)
シ及之ヲ保護シ此ノ憲法及法律ノ範囲内ニ
於
(
おい
)
テ
其
(
そ
)
ノ
享有
(
きょうゆう
)
ヲ完全ナラシムヘキコトヲ宣言ス
大日本帝国憲法
(旧字旧仮名)
/
日本国
(著)
ここに
於
(
おい
)
て甲斐守は
新
(
あらた
)
に静岡の藩主となった徳川氏の
許
(
もと
)
に赴き
自
(
みずか
)
ら赦免を請うた
後
(
のち
)
、
白髪
(
はくはつ
)
孤身
(
こしん
)
、
飄然
(
ひょうぜん
)
として東京にさまよい
来
(
きた
)
ったと云う。
枇杷の花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
唐獅子の画に註して
曰
(
いわ
)
く。「現今民国有識階級ニ
於
(
おい
)
テハ華国ハ眠レル獅子ナリト言ヒナサレ覚醒又ハ警世ノ意アリテ
尤
(
もっと
)
モ喜バル」
踊る地平線:01 踊る地平線
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
それは平常対人関係に
於
(
おい
)
て、握手とか抱擁とか云つたやうな、接触に少しも馴れてゐない日本人としては、誰しも無理のない事であらう。
私の社交ダンス
(新字旧仮名)
/
久米正雄
(著)
改
(
あらた
)
めて
余
(
よ
)
は
茲
(
こゝ
)
に
言
(
い
)
ふ。
或
(
あ
)
る
意味
(
いみ
)
に
於
(
おい
)
ての
大怪窟
(
だいくわいくつ
)
が、
學術
(
がくじゆつ
)
の
光
(
ひかり
)
に
如何
(
どう
)
照
(
て
)
らされるであらうか。
深
(
ふか
)
き
興味
(
きようみ
)
を
以
(
もつ
)
て
此大發掘
(
このだいはつくつ
)
を
迎
(
むか
)
へざるを
得
(
え
)
ない。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
その後幾年月かは至極楽しそうだ、真に楽しそうだ、恐らく
楽
(
たのしみ
)
という字の全意義はかかる
女子
(
にょし
)
の境遇に
於
(
おい
)
て尽されているだろう。
牛肉と馬鈴薯
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
当地では石炭の
出入
(
しゆつにふ
)
に桟橋費一
噸
(
とん
)
につき三十五銭取られる如き費用を要するのを
彼
(
かれ
)
に
於
(
おい
)
ては一切省略しようとするのだ
相
(
さう
)
である。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
勿論
(
もちろん
)
、
今日
(
こんにち
)
に
於
(
おい
)
ても
潜水器
(
せんすいき
)
の
發明
(
はつめい
)
は
未
(
いま
)
だ
充分
(
じゆうぶん
)
完全
(
くわんぜん
)
の
度
(
ど
)
には
進
(
すゝ
)
んで
居
(
を
)
らぬから、
此
(
この
)
手段
(
しゆだん
)
とて
絶對的
(
ぜつたいてき
)
に
應用
(
おうよう
)
する
事
(
こと
)
の
出來
(
でき
)
ぬのは
言
(
い
)
ふ
迄
(
まで
)
もない。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
一面から
云
(
い
)
えば氏はあまり女性に
哀惜
(
あいせき
)
を感ぜず、男女間の
痴情
(
ちじょう
)
をひどく
面倒
(
めんどう
)
がることに
於
(
おい
)
て、まったく
珍
(
めず
)
らしい
程
(
ほど
)
の性格だと云えましょう。
岡本一平論:――親の前で祈祷
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
しかし、このままでは、第一流の作品となるのには、
何処
(
どこ
)
か(非常に微妙な点に
於
(
おい
)
て)欠けるところがあるのではないか、と。
山月記
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
生活上の種々なことに
於
(
おい
)
て、人に譲歩する寛い心を持っているので、
些末
(
さまつ
)
なことで人と争ったり、人をへこましたりすることを好みません。
わが師への書
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
すべてあるものは神に
於
(
おい
)
てあり、神なくして何物もあることもできず、理解することもできないということができるのである。
デカルト哲学について
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
然
(
しか
)
し今はそれが固有の意味にまで引き上げられなければならない。ベルグソンはこの言葉をその正しき意味に
於
(
おい
)
て用い始めた。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
燃焼のような物化学的変化に際してそれに
与
(
あず
)
かる物質の重さは全体としてはその前後に
於
(
おい
)
て少しも変らないと
云
(
い
)
うことが確かめられた点です。
ラヴォアジエ
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
如何
(
いか
)
なる場合に
於
(
おい
)
てもそれは好かない。そんなことを云ふと随分笑ふ人もあるだらうけれど、我輩の手は
呪
(
のろ
)
はれた手なんだ。
椎の若葉
(新字旧仮名)
/
葛西善蔵
(著)
当院
(
たうゐん
)
屋根普請
(
やねふしん
)
勧化
(
くわんけ
)
の
為
(
ため
)
本堂
(
ほんだう
)
に
於
(
おい
)
て
晴天
(
せいてん
)
七日の間芝居
興行
(
こうぎやう
)
せしむるものなり、
名題
(
なだい
)
は
仮名手本
(
かなでほん
)
忠臣蔵役人替名とありて
役者
(
やくしや
)
の名
多
(
おほ
)
くは
変名
(
へんみやう
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
文「えー……それは知らねど……どうも思い掛けない、
何時
(
いつ
)
のことで……フーン
後月
(
あとげつ
)
二十七日の
夜
(
よ
)
に桜の馬場に
於
(
おい
)
て何者に」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
が、勝平の肉体に勝った如く、彼の精神にも勝ち得ただろうか。勝平は、その
瀕死
(
ひんし
)
の
刹那
(
せつな
)
に
於
(
おい
)
て、精神的にも瑠璃子に破られていただろうか。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
若
(
も
)
し逃げ隠れするに
於
(
おい
)
ては、この旨日本六十余州の津々浦々に伝え、百代の後までも、其方を卑怯者の見本として、物笑いの種にするであろう。
大江戸黄金狂
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
爰
(
こゝ
)
に
於
(
おい
)
て
其
(
そ
)
の
隱
(
かく
)
し
終
(
おほ
)
すべきにあらざるを
知
(
し
)
つて、
衝
(
つ
)
と
膝
(
ひざ
)
を
支
(
つ
)
いて、
前夫
(
ぜんぷ
)
の
飛脚
(
ひきやく
)
の
手
(
て
)
を
取
(
と
)
つて
曳出
(
ひきだ
)
すとともに、
夫
(
をつと
)
の
足許
(
あしもと
)
に
跪
(
ひざまづ
)
いて、
哀求
(
あいきう
)
す。
曰
(
いは
)
く
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
従つてその時代の社会状態と云ふやうなものも、自然の感じを満足させる程度に
於
(
おい
)
て幾分とり入れられる事になつて来る。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
愛とは創造であり、創造とは対象に
於
(
おい
)
て自己を見出すことである。愛する者は自己において自己を否定して対象において自己を生かすのである。
人生論ノート
(新字新仮名)
/
三木清
(著)
議長浦和は
徐
(
おもむ
)
ろに其席に起てり「松本君の動議は実に驚くべき問題でありまして、自分に
於
(
おい
)
ては
大
(
おほい
)
に心を
苛
(
くるし
)
めて居りますが、
就
(
つ
)
きましては——」
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
健脳な読者の中には、ずっと昔、自分と
室生犀星
(
むろうさいせい
)
等が結束した詩の雑誌「感情」の予告に
於
(
おい
)
て、本書の近刊広告が出ていたことを知ってるだろう。
詩の原理
(新字新仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
痴人
(
ちじん
)
夢
(
ゆめ
)
を
説
(
と
)
く、されど
夢
(
ゆめ
)
を
見
(
み
)
て
自
(
みづか
)
ら
悟
(
さと
)
るは
必
(
かなら
)
ずしも
痴人
(
ちじん
)
にあらざる
可
(
べ
)
し。
余
(
よ
)
は
現今
(
げんこん
)
に
於
(
おい
)
ても、
將
(
は
)
た
未來
(
みらい
)
に
於
(
おい
)
ても、
七福
(
しちふく
)
の
來
(
きた
)
る
可
(
べ
)
きを
信
(
しん
)
ずる
能
(
あた
)
はず。
命の鍛錬
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
そういう明らかな定った考があれば前に既に二度までも近寄って来た機会を
攫
(
つか
)
むに
於
(
おい
)
て
敢
(
あえ
)
て
躊躇
(
ちゅうちょ
)
するところは無い
筈
(
はず
)
だ。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
試みに第一解に従はば
如何
(
いかん
)
。之れを描写せよと要求するまでもなく此の意味に
於
(
おい
)
ての国民性は皆多少描きつゝありと言はざるべからざるにあらずや。
国民性と文学
(新字旧仮名)
/
綱島梁川
(著)
理に
於
(
おい
)
て彼は恩愛の情に切なる者あり。「処女たる事」(Jungfräulichkeit)を
重
(
おもん
)
ずべきものなり。
舞姫
(新字旧仮名)
/
石橋忍月
(著)
第二例に
於
(
おい
)
ては此部に
布目
(
ぬのめ
)
の痕を付けたり是等の遮光器は
左右兩端
(
さいうりやうはし
)
に在る紐を以て頭に
結
(
むす
)
び付けられたるものの如し。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
ナリン太子殿下横浜御出航以来御不例
予
(
かね
)
テ船医ニ
於
(
おい
)
テ流行性
脳脊髄膜炎
(
のうせきずいまくえん
)
ト診断船中ニ於テ御加療中ノ処病勢御険悪発熱三十九度五分
囈言
(
げいご
)
アラセラレ
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
只
(
ただ
)
、心配なのは今度の戦績で、今後日本人がボオトに
於
(
おい
)
て、果してどれだけの
活躍
(
かつやく
)
が出来るかと危ぶまれることです。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
於
漢検準1級
部首:⽅
8画
“於”を含む語句
於是
商於
還着於本人
於伝仮名書
於加田
於是乎
於虎
於母影
於義丸
於蘭
三上於菟吉
於市
於福
於戯
於菟
於次
於次丸
於菟吉
於通
於莵吉
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