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於市
ふりがな文庫
“於市”の読み方と例文
読み方
割合
おいち
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おいち
(逆引き)
「
於市
(
おいち
)
、すまねえ。おらあ考えた。もう何もいわねえ……。火あぶりにでも、獄門にでもして、おめえも、存分、おれに恨みをはらしてくれ」
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
……なあ、
於市
(
おいち
)
、おめえは、あんなに実意のある女を、かわいそうと思わねえのか。子どもなんざ、ままになれだが、ああまで
情
(
じょう
)
の深い女はめずらしい。
大岡越前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
元服前の小童は、それを呼ぶのに、女子のように、名の
頭字
(
かしらじ
)
に「お」をつけて、市松を
於市
(
おいち
)
とか、虎之助を略して於虎という風によぶのは、その頃の
慣
(
なら
)
わしだった。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
於市(おいち)の例文をもっと
(4作品)
見る
於
漢検準1級
部首:⽅
8画
市
常用漢字
小2
部首:⼱
5画
“於”で始まる語句
於
於虎
於福
於義丸
於蘭
於菟
於通
於松
於是
於母影