“於母影”の読み方と例文
読み方割合
おもかげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前年の新年にはS・S・Sの「於母影おもかげ」が載せられ、ことしは鴎外署名の「舞姫」が附録の巻頭を飾った。その書き出しが素晴しかった。
兄は洋行から帰った当座は、いけはたの花園町におりました。そこで「舞姫」や『国民之友』の夏期附録となった『於母影おもかげ』などが出来たのです。
鴎外の思い出 (新字新仮名) / 小金井喜美子(著)
於母影おもかげ」が国民之友に出たのが明治二十二年だったかと思う。S・S・Sすなわち新聲社という名前で掲載された。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)