トップ
>
哀惜
ふりがな文庫
“哀惜”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あいせき
80.0%
かなしみ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいせき
(逆引き)
一面から
云
(
い
)
えば氏はあまり女性に
哀惜
(
あいせき
)
を感ぜず、男女間の
痴情
(
ちじょう
)
をひどく
面倒
(
めんどう
)
がることに
於
(
おい
)
て、まったく
珍
(
めず
)
らしい
程
(
ほど
)
の性格だと云えましょう。
岡本一平論:――親の前で祈祷
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
青い焔が燃え、赤い表紙が生き物のように
反
(
そ
)
り始め、やがてそれが赤い焔になって行った。かすかな
哀惜
(
あいせき
)
の思いに胸がつまった。私は電信の下士官に話しかけた。
桜島
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
哀惜(あいせき)の例文をもっと
(4作品)
見る
かなしみ
(逆引き)
ああ死!
以前
(
むかし
)
世をつらしと見しころは、生何の楽しみぞ死何の
哀惜
(
かなしみ
)
ぞと思いしおりもありけるが、今は人の
生命
(
いのち
)
の
愛
(
お
)
しければいとどわが命の惜しまれて千代までも生きたしと思う浪子。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
哀惜(かなしみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“哀惜”の意味
《名詞》
哀 惜(あいせき)
人の死を哀しみ惜しむこと。
(出典:Wiktionary)
哀
常用漢字
中学
部首:⼝
9画
惜
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
“哀”で始まる語句
哀
哀憐
哀愁
哀悼
哀願
哀訴
哀哭
哀々
哀傷
哀号
“哀惜”のふりがなが多い著者
火野葦平
徳冨蘆花
梅崎春生
岡本かの子
太宰治