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『私の社交ダンス』
ふりがな文庫
『
私の社交ダンス
(
わたしのしゃこうダンス
)
』
確かジムバリストの演奏会が在つた日の事だつたと思ふ。午後四時頃、それが済んで、帝劇を出た時は、まだ白くぼやけたやうな日が、快い柔かな光で、お濠の松の上に懸つてゐた。 音楽の技巧的鑑賞には盲目だが、何となしに酔はされた感激から、急にまだ日の暮 …
著者
久米正雄
ジャンル
芸術・美術 > 諸芸・娯楽 > ダンス
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
味
(
あじは
)
卓子
(
てーぶる
)
位
(
くら
)
自
(
おのづか
)
外
(
はづ
)
夕
(
せき
)
擁
(
かゝ
)
其方
(
そつち
)
後味
(
ナハシユマツク
)
徴
(
ちよう
)
夕飯
(
ゆふはん
)
動
(
やゝ
)
滑
(
なめらか
)
自
(
みづか
)
目交
(
めまぜ
)
嘗
(
か
)
懸
(
かゝ
)
敢
(
あへ
)
殆
(
ほと
)
小胆
(
せうたん
)
誘
(
いざな
)
心持
(
こゝろもち
)
悄気
(
しよげ
)
毎
(
いつ
)
所謂
(
いはゆる
)
此
(
こ
)
扨
(
さ
)
茲
(
こゝ
)
暫
(
しば
)
早速
(
さつそく
)
定
(
きま
)
軽
(
かる
)
中
(
なか
)
坊間
(
ばうかん
)
合
(
あは
)
却
(
かへ
)
鳥渡
(
ちよつと
)
以
(
もつ
)
其
(
そ
)
関
(
かま
)
鶴見
(
つるみ
)
盲目
(
めくら
)
私
(
わたし
)
聯想
(
れんそう
)
頻
(
しき
)
腋下
(
えきか
)
音律
(
リズム
)
隙
(
すき
)
措
(
お
)
若
(
も
)
閑
(
ひま
)
郎
(
らう
)
行
(
ゆ
)
袂
(
たもと
)
迚
(
とて
)
身体
(
からだ
)
従
(
つ
)
中
(
うち
)
了
(
しま
)
何時
(
いつ
)
併
(
しか
)
入
(
い
)
其
(
その
)
其処
(
そこ
)
厭
(
いや
)
外
(
ほか
)
如何
(
いか
)
寧
(
むし
)
生憎
(
あいにく
)
所以
(
ゆえん
)
拵
(
こしら
)
下手
(
へた
)
於
(
おい
)
是
(
これ
)
時雨
(
しぐれ
)
本
(
もと
)
毎
(
ごと
)
江木
(
えぎ
)
濠
(
ほり
)