“江木”の読み方と例文
読み方割合
えぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
堀尾一等卒にこう云われたのは、これも同じ中隊にいた、小学校の教師きょうしだったと云う、おとなしい江木えぎ上等兵じょうとうへいだった。
将軍 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「文化生活」と云ふものも、あじはつて置いて損はない。そんな一種皮肉な気持もあつて、例の微苦笑を湛へながら、兎も角も其の当時在つた江木えぎの楼上へ行つて見た。
私の社交ダンス (新字旧仮名) / 久米正雄(著)
「そこまで、江木えぎさんが来たのだけれど、急がしいといけないから、また来ますって。」
江木欣々女史 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)