“氣壓”のいろいろな読み方と例文
新字:気圧
読み方割合
きあつ50.0%
けお50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとへば相模平野さがみへいやおこ地震ぢしんおいては、其地方そのちほう北西方ほくせいほうおい氣壓きあつたかく、南東方なんとうほうおいてそれがひくいと其地方そのちほう地震ぢしん誘發ゆうはつされやすい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
あるひみぎのような積極的動作せききよくてきどうさかはりに、噴氣ふんきあるひ噴煙ふんえん突然とつぜんやむような消極的しようきよくてき前徴ぜんちようしめすものもあり、また氣壓きあつ變動へんどうとく低壓ていあつさいおこくせのあるものもあるから
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
アウレリアはこよひも此樂曲の主人公に扮したり。一はりの「コントルバス」に氣壓けおさるゝ若干の管絃なれど、聽衆は喝采の聲を惜まざりき。
華美な衣裳が近所の人々を驚かしたばかりでなく、人が違つたやうに容貌が優れて位がついたために、見る人々は氣壓けおされた。蔭口を利く力もなくなつた。
玉の輿 (旧字旧仮名) / 正宗白鳥(著)