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撃
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う
ふりがな文庫
“
撃
(
う
)” の例文
さて、
屋根
(
やね
)
の
上
(
うへ
)
に
千人
(
せんにん
)
、
家
(
いへ
)
のまはりの
土手
(
どて
)
の
上
(
うへ
)
に
千人
(
せんにん
)
といふ
風
(
ふう
)
に
手分
(
てわ
)
けして、
天
(
てん
)
から
降
(
お
)
りて
來
(
く
)
る
人々
(
ひと/″\
)
を
撃
(
う
)
ち
退
(
しりぞ
)
ける
手
(
て
)
はずであります。
竹取物語
(旧字旧仮名)
/
和田万吉
(著)
(これは、不意討だった。前に、覗っている奴が見つかったなら、
撃
(
う
)
たれはしまい。謙信は、鉄砲ぐるみ、兵を斬った事さえある)
近藤勇と科学
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
上から頭を出せばすぐ
撃
(
う
)
たれるから
身体
(
からだ
)
を隠して乱射したそうだ。それに疲れると鉄砲をやめて、両側で話をやった事もあると云った。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
いまは疑いの余地もない。大将尊氏の胸にあるものは、その
搦
(
から
)
め
手
(
て
)
の敵軍を、不意に、
真上
(
まうえ
)
から
撃
(
う
)
ち下ろすにあったにちがいない。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこで出雲の國におはいりになつて、そのイヅモタケルを
撃
(
う
)
とうとお思いになつて、おいでになつて、交りをお結びになりました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
▼ もっと見る
さては、射的場で、
兎
(
うさぎ
)
を
撃
(
う
)
ったことも、十仙出して本物のインディアンと
腕角力
(
うでずもう
)
をしたことも、マジック・タアオンの鏡の部屋で——。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
柳生
藩
(
はん
)
の人達は、江戸で二手に別れて、壺をはさみ
撃
(
う
)
ちにしようというのです。日光御造営に大金のいる日は、刻々近づいてくる。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
乃
(
すなわ
)
ち剣を
提
(
ひっさ
)
げて、衆に先だちて敵に入り、左右奮撃す。
剣鋒
(
けんぽう
)
折れ欠けて、
撃
(
う
)
つに
堪
(
た
)
えざるに至る。
瞿能
(
くのう
)
と
相
(
あい
)
遇
(
あ
)
う。
幾
(
ほと
)
んど能の為に及ばる。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
船長はポーチにいて、用心深く
騙
(
だま
)
し
撃
(
う
)
ちをやられても
中
(
あた
)
らぬところにいるようにしていた。彼は振り向いて私たちに言った。——
宝島:02 宝島
(新字新仮名)
/
ロバート・ルイス・スティーブンソン
(著)
わが
將來
(
ゆくすゑ
)
の事につきて諸〻のいたましき
言
(
ことば
)
を聞きたり、但し命運我を
撃
(
う
)
つとも我よく自らとれに
堪
(
た
)
ふるをうるを覺ゆ 二二—二四
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
これ最も危険なる最も
愉快
(
ゆかい
)
なる場合にしてこの時の打者の
一撃
(
いちげき
)
は実に勝負にも関すべく打者もし好球を
撃
(
う
)
たば二人の
廻了
(
ホームイン
)
を生ずることあり
ベースボール
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
虫も蛙となり、蛇となって、九ツ十ウに及ぶ頃は、
薪雑棒
(
まきざっぽう
)
で猫を
撃
(
う
)
って殺すようになった。あのね、ぶん
撲
(
なぐ
)
るとね、飛着くよ。
黒百合
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
これを聴ける時、妾は思わず手を
扼
(
やく
)
して、アアこの自由のためならば、死するもなどか惜しまんなど、無量の感に
撃
(
う
)
たれたり。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
かくて
互
(
たが
)
ひに
衝
(
つ
)
いつ
撃
(
う
)
っつの
折
(
をり
)
から、おひ/\
多人數
(
たにんず
)
馳加
(
はせくは
)
はり、
左右
(
さいふ
)
に
別
(
わか
)
れて
戰
(
たゝか
)
ふ
處
(
ところ
)
へ、
領主
(
との
)
が
見
(
み
)
えさせられ、
左右
(
さう
)
なく
引別
(
ひきわけ
)
と
相成
(
あひな
)
りました。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
鴫を
撃
(
う
)
つのはこれが初めてだ。彼は以前に、父の猟銃で、
鶉
(
うずら
)
を一羽殺し、
鷓鴣
(
しゃこ
)
の羽根をふっとばし、兎を一匹
捕
(
と
)
り
損
(
そこな
)
った。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
それが彼を
撃
(
う
)
った烈しさは、後に彼があの恐ろしい殺人罪を犯すに至った、最初の動機が、実にこの笑いにあったと云っても差支ない程であった。
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
そんなことをして、うろついていると、
狩人
(
かりゅうど
)
に
撃
(
う
)
たれてしまいますよ。それよりここに、もうしばらく
待
(
ま
)
っておいでなさい。やがて
鶏
(
にわとり
)
が
鳴
(
な
)
く
時分
(
じぶん
)
です。
ものぐさなきつね
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「
昨夜
(
ゆふべ
)
の鐵砲は、柱に當つた
彈丸
(
たま
)
の樣子から見ると、屋根の上か、庭の松の木の上か、廊下の向うにある、納戸の二階から
撃
(
う
)
つたとしか思はれないが」
銭形平次捕物控:222 乗合舟
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
先生はまるで
雷
(
らい
)
に
撃
(
う
)
たれたように、口を半ば
開
(
あ
)
けたまま、ストオヴの側へ棒立ちになって、一二分の
間
(
あいだ
)
はただ、その
慓悍
(
ひょうかん
)
な生徒の顔ばかり眺めていた。
毛利先生
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
お前の
阿父
(
おつとさん
)
は此の
秩父
(
ちゝぶ
)
の百姓を助けると云ふので鉄砲に
撃
(
う
)
たれたのだが、お前の量見は其れよりも大きいので、
如何
(
どんな
)
災難が
湧
(
わ
)
いて来ようも知れないよ
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
駿州
(
すんしゅう
)
清見寺内
(
せいけんじない
)
に
石碑
(
せきひ
)
あり、この碑は、前年幕府の軍艦
咸臨丸
(
かんりんまる
)
が、
清水港
(
しみずみなと
)
に
撃
(
う
)
たれたるときに
戦没
(
せんぼつ
)
したる
春山弁造
(
はるやまべんぞう
)
以下脱走士の
為
(
た
)
めに建てたるものにして
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
若
(
も
)
し
室内
(
しつない
)
にて
前記
(
ぜんき
)
の
如
(
ごと
)
き
條件
(
じようけん
)
の
場所
(
ばしよ
)
もなく、
又
(
また
)
は
廊下
(
ろうか
)
に
居合
(
ゐあは
)
せて、
兩側
(
りようがは
)
の
張壁
(
はりかべ
)
からの
墜落物
(
ついらくぶつ
)
に
挾
(
はさ
)
み
撃
(
う
)
ちせられさうな
場合
(
ばあひ
)
に
於
(
おい
)
ては、
室
(
しつ
)
の
出入口
(
でいりぐち
)
の
枠構
(
わくがま
)
へが
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
世間の人は何でも新しい肉がいいと思って今日
撃
(
う
)
った獲物をその日に料理する事がありますけれどもあれでは肉の味がなくって何の御馳走にもなりません。
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
弾は
撃
(
う
)
ち
人
(
て
)
以上に慌てて飛んでもない方角へ
逸
(
そ
)
れて往つた。すると直ぐ
後
(
うしろ
)
から江川がずどんと口火をきつた。猪は急所を撃たれてその儘
平伏
(
へたば
)
つてしまつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
ある時、トラが何ものかと
相対
(
あいたい
)
し
貌
(
がお
)
に、芝生に
座
(
すわ
)
って居るので、
覗
(
のぞ
)
いて見たら、トグロを巻いた地もぐりが頭をちゞめて寄らば
撃
(
う
)
たんと眼を怒らして居る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
われは此詞を聞きて、さきに包み
藏
(
かく
)
して告げざりしサンタとの最後の會見の事を憶ひ起しつ。
現
(
げ
)
に我頭を
撃
(
う
)
ちて我夢を醒ましゝは、尊き聖母の御影なりき。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
彼は用意の吹矢を取り出すなり、
狙
(
ねら
)
い
撃
(
う
)
ちに彼女の
咽喉
(
のど
)
へ
射放
(
いはな
)
った。果して、あの
致命傷
(
ちめいしょう
)
であったのだ。
電気風呂の怪死事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ふと小姓の一人が、あれが
撃
(
う
)
てるだろうかと言い出したが、衆議は
所詮
(
しょせん
)
打てぬということにきまった。
佐橋甚五郎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
他の二頭の佐渡牛が小屋の内へ引入れられて、
撃
(
う
)
ち殺されたのは間も無くであつた。斯の
可傷
(
いたま
)
しい
光景
(
ありさま
)
を見るにつけても、丑松の胸に浮ぶは亡くなつた父のことで。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
追
(
お
)
へども
撃
(
う
)
てども
敵
(
てき
)
も
強者
(
さるもの
)
、
再
(
ふたゝ
)
び
寄
(
よ
)
する
七隻
(
しちせき
)
の
堅艦
(
けんかん
)
、
怒濤
(
どたう
)
は
逆卷
(
さかま
)
き、
風
(
かぜ
)
荒
(
あ
)
れて、
血汐
(
ちしほ
)
に
染
(
そ
)
みたる
海賊
(
かいぞく
)
の
旗風
(
はたかぜ
)
いよ/\
鋭
(
するど
)
く、
猛
(
たけ
)
く、
此
(
この
)
戰
(
たゝかひ
)
何時
(
いつ
)
果
(
は
)
つ
可
(
べ
)
しとも
覺
(
おぼ
)
えざりし
時
(
とき
)
。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
白鹿
(
はくろく
)
は
神
(
かみ
)
なりという
言
(
い
)
い
伝
(
つた
)
えあれば、もし
傷
(
きず
)
つけて殺すこと
能
(
あた
)
わずば、必ず
祟
(
たたり
)
あるべしと
思案
(
しあん
)
せしが、
名誉
(
めいよ
)
の
猟人
(
かりうど
)
なれば
世間
(
せけん
)
の
嘲
(
あざけ
)
りをいとい、思い切りてこれを
撃
(
う
)
つに
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
すなわち羊皮を席上に置かしめ、杖をもってこれを
撃
(
う
)
つ。
塩屑
(
えんせつ
)
出
(
い
)
ず。薪を負う者すなわち罪に服す
加利福尼亜の宝島:(お伽冒険談)
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
ケンプ
博士
(
はくし
)
は、まだ
破
(
やぶ
)
られていない三つ目の
窓
(
まど
)
に目をはしらせると、ピストルをぶっ
放
(
ぱな
)
した。ガラスはたまに
撃
(
う
)
ちぬかれてひび割れ、三
角状
(
かくじょう
)
の
破片
(
はへん
)
となって内側へ落ちた。
透明人間
(新字新仮名)
/
ハーバート・ジョージ・ウェルズ
(著)
起
(
き
)
を
撃
(
う
)
つの
徒
(
と
)
、
呉起
(
ごき
)
を
射刺
(
せきし
)
するに
因
(
よ
)
つて、
并
(
あは
)
せて
悼王
(
たうわう
)
に
中
(
あ
)
つ。
悼王
(
たうわう
)
既
(
すで
)
に
葬
(
はうむ
)
られて、
太子
(
たいし
)
立
(
た
)
つ。
乃
(
すなは
)
ち
(一一〇)
令尹
(
れいゐん
)
をして
盡
(
ことごと
)
く
呉起
(
ごき
)
を
射
(
い
)
て
并
(
あは
)
せて
王
(
わう
)
の
尸
(
し
)
に
中
(
あ
)
てし
者
(
もの
)
を
誅
(
ちう
)
せしむ。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
新たな敵を見てとったとらは、らんらんたる目をいからし、大口あけてふりむきざまに富士男をめがけて、ひと
撃
(
う
)
ちとばかりつかみかかった。ドノバンはそのすきにのがれた。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
「ダー、ダー、ダー、ダー、ダースコダーダー。」それから、
大人
(
おとな
)
が
太鼓
(
たいこ
)
を
撃
(
う
)
ちました。
種山ヶ原
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
「したけりゃ告訴するがいい! 一足だってそこを動いたら!
撃
(
う
)
ってしまうから! お前は奥さんを毒殺したじゃないか、わたしはちゃんと知ってる、お前こそ人殺しだ……」
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
その当時、
直
(
ただ
)
ちに
梁
(
はり
)
に
撃
(
う
)
たれ、直ちに火に
焚
(
や
)
かれたものは、勿論悲惨の極みである。
九月四日
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
僧
異
(
あや
)
しと見て、
六四
枕におきたる
禅杖
(
ぜんぢやう
)
をもてつよく
撃
(
う
)
ちければ、大きに叫んでそこにたふる。この音に
六五
主
(
あるじ
)
の
嫗
(
うば
)
なるもの
灯
(
あかし
)
を照し来るに見れば、若き女の打ちたふれてぞありける。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
初めは
湖畔
(
こはん
)
に出て
侵略者
(
しんりゃくしゃ
)
を
迎
(
むか
)
え
撃
(
う
)
った彼等も名だたる北方草原の
騎馬兵
(
きばへい
)
に当りかねて、湖上の
栖処
(
すみか
)
に退いた。湖岸との間の
橋桁
(
はしげた
)
を
撤
(
てっ
)
して、家々の窓を
銃眼
(
じゅうがん
)
に、投石器や弓矢で応戦した。
狐憑
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
物置きに投げ込んであった
喇叭
(
ラッパ
)
銃に煙硝と鹿
撃
(
う
)
ちのばら玉をあふれるばかり詰め込み、
藁
(
わら
)
をたたいて詰めをし、窓の隙間から筒口を出して
昨夜
(
ゆうべ
)
幽霊が退場した雑木林の入口に見当をつけ
ノンシャラン道中記:05 タラノ音頭 ――コルシカ島の巻――
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
「しかし、女に親切にして、
撃
(
う
)
たれたという話はまだ聞かんよ。それより君はどうなんだ。あの秋蘭は素晴しい美人だが、毎日あの女を使っているくせに、まさか
金仏
(
かなぶつ
)
でもないだろう。」
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
嫌だなと思うほど、女を
撃
(
う
)
ち
融
(
とろ
)
かす分量のものをもっている。女は生れ付きの女の防禦心から眼をわきへ外らした。しかし身体だけは、ちょっと腰を前横へ押出して僅かなしなを見せた。
富士
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
その本流と
可児
(
かに
)
川の
合
(
がっ
)
するところ、
急奔
(
きゅうほん
)
し衝突し、抱合し、反撥する余勢は、
一旦
(
いったん
)
、一大
鉄城
(
てつじょう
)
のごとく
峭立
(
しょうりつ
)
し突出する
黒褐
(
こっかつ
)
の岩石層の絶壁に殺到し、遮断されて水は水と
撃
(
う
)
ち、力は力と
抗
(
さから
)
い
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
裸
(
はだか
)
の薄青い岩から、緑の波のたぎり飛ぶ白い
飛沫
(
しぶき
)
から、黒い広野の微動だにしない夢想から、雷に
撃
(
う
)
たれた
檞
(
かしわ
)
の樹の悲哀から、凡てそれ等のものから我々の理解し得る人間的のものを作り来り
チチアンの死
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
言
(
い
)
はさずに
置
(
おく
)
く
物
(
もの
)
かと三五
郎
(
らう
)
を
取
(
とり
)
こめて
撃
(
う
)
つやら
蹴
(
け
)
るやら、
美登利
(
みどり
)
くやしく
止
(
と
)
める
人
(
ひと
)
を
掻
(
か
)
きのけて、これお
前
(
まへ
)
がたは三ちやんに
何
(
なん
)
の
咎
(
とが
)
がある、
正太
(
しようた
)
さんと
喧嘩
(
けんくわ
)
がしたくば
正太
(
しようた
)
さんとしたが
宜
(
よ
)
い
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
丁々と相
撃
(
う
)
つ音は恐しい程であり、竹の羽板はピシャンピシャンと響き渡ったが、もっとも撲った所で怪我は無い。福沢氏は、有名な撃剣の先生の子息である一人の学生に、私の注意を向けた。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
自分は一切智者でありながら
殊
(
こと
)
に日本の僧に遇って置きながら、後で日本人であるということが知れたからといってその知人を罰するということは出来ぬ訳だ。実に好い所から柔かにうまく
撃
(
う
)
った。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
篠懸
(
すゞかけ
)
の葉は
翼
(
つばさ
)
撃
(
う
)
たれし鳥に似て次々に黒く縺れて浚はれゆく。
詩集夏花
(新字旧仮名)
/
伊東静雄
(著)
かれの手は恐らくわが頭を
撃
(
う
)
ちたるならむ。
呼子と口笛
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“撃”の解説
撃(げき)とは自衛隊で販売している菓子等の名称。自衛隊限定販売。饅頭、煎餅、カレーといった種類が確認されている。
(出典:Wikipedia)
撃
常用漢字
中学
部首:⼿
15画
“撃”を含む語句
衝撃
襲撃
攻撃
打撃
射撃
一撃
挟撃
撃剣
羽撃
追撃
撃鉄
突撃隊
逆撃
狙撃
駁撃
目撃
突撃
不意撃
挾撃
撃墜
...