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老
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お
ふりがな文庫
“
老
(
お
)” の例文
それ故に、
老
(
お
)
いの目から見れば、ふびんに見えてなりませぬ。自体が吾まま育ち、それに、人には明かされぬ短命な病気がござります。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
なるほど、
赤
(
あか
)
くさびた、
老
(
お
)
いぼれたくぎが、いっしょうけんめいにレールを
押
(
お
)
さえつけているのでした。はちはそこへ
飛
(
と
)
んできてとまると
雪くる前の高原の話
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
たしかにそうも思いはしたが、それよりも、急に、わたしの胸を
衝
(
つ
)
いてきたものがある。廿五年の歳月は、こんなにもみんなを
老
(
お
)
わしたかと——
遠藤(岩野)清子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
もとより
拒
(
こば
)
むべき
筋合
(
すじあい
)
のものでございませぬから、
私
(
わたくし
)
は
早速
(
さっそく
)
身支度
(
みじたく
)
してこの
親切
(
しんせつ
)
な、
老
(
お
)
いたる
竜神
(
りゅうじん
)
さんの
後
(
あと
)
について
出掛
(
でか
)
けることになりました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
不思議な水々しさがあり、若さと
老
(
お
)
いと、青春と
頽廢
(
たいはい
)
との一種の交錯が、屈從と諦らめとに慣れた態度の下に、何にかの
彈
(
はず
)
みで隱見するのでした。
銭形平次捕物控:232 青葉の寮
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
勿論、お嬢さんの持って居る肉体の美は、
此
(
こ
)
れから二三十年も過ぎて、
彼
(
か
)
の
女
(
じょ
)
が
老
(
お
)
い
惚
(
ぼ
)
れて来ると同時に、
何処
(
いずこ
)
ともなく消え
失
(
うせ
)
てしまうには違いない。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「おい、
老
(
お
)
い
耄
(
ぼ
)
れ! 娘を借りようかの。このとおり、野郎ばかりで
埒
(
らち
)
の明かぬところ。酒の酌が所望じゃ——。」
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そのうちに世は動力利用の時代になってきて、多数の
桑名屋徳蔵
(
くわなやとくぞう
)
は
老
(
お
)
い去って
後
(
あと
)
を
嗣
(
つ
)
ぐ者なく、
湊々
(
みなとみなと
)
の
日和山
(
ひよりやま
)
は、大抵はもう遊園地に化してしまった。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
雄雄
(
をを
)
しい日本の古天才も皆この椎の
老
(
お
)
い
木
(
き
)
のやうに、悠悠としかも厳粛にそそり立つてゐたのに違ひない。その太い幹や枝には風雨の
痕
(
あと
)
を残した儘。……
わが散文詩
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
老
(
おい
)
を
知
(
し
)
らなければ
老
(
お
)
いず、
僕
(
ぼく
)
は
池上權藏
(
いけがみごんざう
)
は
死
(
し
)
ぬるまで
老
(
おい
)
ないだらうと
思
(
おも
)
ひます、
死
(
し
)
ぬる
今
(
いま
)
はの
際
(
きは
)
にも、
彼
(
かれ
)
は
更
(
さら
)
に
一段
(
いちだん
)
の
光明
(
くわうみやう
)
なる
生命
(
せいめい
)
を
望
(
のぞ
)
んで
居
(
ゐ
)
るだらうと
思
(
おも
)
ひます。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
とにかく、メンスの
上
(
あが
)
つた
女性
(
ぢよせい
)
で(どうもこれも
失言
(
しつげん
)
らしいが)
老
(
お
)
いてます/\
旺
(
さか
)
ん(これもまた
失言
(
しつげん
)
らしいが)なのは、
關西
(
くわんさい
)
では
林歌子
(
はやしうたこ
)
、
關東
(
くわんとう
)
では
長谷川時雨
(
はせがはしぐれ
)
だけである。
長谷川時雨が卅歳若かつたら
(旧字旧仮名)
/
直木三十五
(著)
ロンドンの市民は
老
(
お
)
いも若きも、メリー号の見える
埠頭
(
ふとう
)
や高層建築のまどにあつまってきた。
海底大陸
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
自然
(
しぜん
)
の
法則
(
ほうそく
)
は
依然
(
いぜん
)
として
元
(
もと
)
のままです、
人々
(
ひとびと
)
はやはり
今日
(
こんにち
)
の
如
(
ごと
)
く
病
(
や
)
み、
老
(
お
)
い、
死
(
し
)
するのでしょう、どんな
立派
(
りっぱ
)
な
生活
(
せいかつ
)
の
暁
(
あかつき
)
が
顕
(
あら
)
われたとしても、つまり
人間
(
にんげん
)
は
棺桶
(
かんおけ
)
に
打込
(
うちこ
)
まれて
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
それでも
勘次
(
かんじ
)
は
怖
(
おそ
)
ろしい
卯平
(
うへい
)
と
一
(
ひと
)
つ
竈
(
かまど
)
であるよりも
却
(
かへつ
)
て
本意
(
ほんい
)
であつた。お
袋
(
ふくろ
)
が
死
(
し
)
んでから
老
(
お
)
いた
卯平
(
うへい
)
は
勘次
(
かんじ
)
と
一
(
ひと
)
つに
成
(
な
)
らなければならなかつた。
其
(
その
)
時
(
とき
)
はもう
勘次
(
かんじ
)
が
主
(
あるじ
)
であつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
これまで、頑固が通して来た
老
(
お
)
いの一徹、屋根瓦を剥がされたくらいで、旗を巻くもんかい
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
それ程
老
(
お
)
い
耄
(
ほう
)
けたように見える父は、女にはいかにも心細かった。女はもう自分の運命が自分の力だけではどうしようもなくなって来ている事に気がつかずにはいられなかった。
姨捨
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
三人とも口を
緘
(
ふう
)
じられた。どしんと大きな沈黙を横たえられた感じだった。お婆さんは眼を開いて弥平の
老
(
お
)
い
窶
(
やつ
)
れた淋しい顔に視線を据えていたが、それも長くは続かなかった。
蜜柑
(新字新仮名)
/
佐左木俊郎
(著)
「この
老
(
お
)
いぼれめ。よけいな世話を
焼
(
や
)
くな」とガロフォリが急に調子を
変
(
か
)
えてさけんだ。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
一
艘
(
そう
)
の
厄介船
(
やっかいぶね
)
と、八人の
厄介
(
やっかい
)
船頭と、二十余人の
厄介
(
やっかい
)
客とは、この一個の
厄介物
(
やっかいもの
)
の手に
因
(
よ
)
りて
扶
(
たす
)
けられつつ、半時間の
後
(
のち
)
その命を拾いしなり。この
老
(
お
)
いて
盲
(
めしい
)
なる
活大権現
(
かつだいごんげん
)
は何者ぞ。
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
つまり、今夜だと、お
城
(
しろ
)
を守っているのは、クッラベルイにいかれないような
老
(
お
)
いぼれの弱いネズミだけですからね。だから、きっと灰色ネズミたちは、目的をはたすでしょうよ。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
老
(
お
)
いぼれた、血の気のかれきった木石ではなく、何か、そこに解けきれない、たんまりしたものが滞っているような
歯痒
(
はがゆ
)
い気持を、一同に持たせてしまったことも事実でありました。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
カピ妻 おゝ、
悲
(
かな
)
しや!
此
(
この
)
慘
(
いたま
)
しい
死樣
(
しにざま
)
は、
老
(
お
)
いゆく
此身
(
このみ
)
をば
墓
(
はか
)
へ
急
(
いそ
)
がす
死鐘
(
しにがね
)
ぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
さむき日をひねもすくりやにおりたちてわれに
飯
(
いひ
)
はますわれの
老
(
お
)
い
妻
(
づま
)
十一月十八日
閉戸閑詠
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
という順序で子供をつくり、四男が
風邪
(
かぜ
)
のこじれから肺炎おこして、五歳で死んで、それからすっかり
老
(
お
)
いこんで、それでも、年に二篇ずつ、しっかりした小説かいて、五十三歳で死にます。
虚構の春
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
二
妒婦
(
とふ
)
の
養
(
やしな
)
ひがたきも、
老
(
お
)
いての後其の
功
(
こう
)
を知ると。
咨
(
ああ
)
これ何人の
語
(
ことば
)
ぞや。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
かくて
老
(
お
)
いんの願ひにはあらねど、さすが
人並
(
ひとなみ
)
賢
(
かしこ
)
く悟りたるものを、さらでも尚とやせんかくやすらんのまどひ、はては神にすがらん力もなくて、人とも多くは言はじな、語らじなと思へば
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
二人
(
ふたり
)
は
櫻
(
さくら
)
が
岡
(
をか
)
に
昇
(
のぼ
)
りて
今
(
いま
)
の
櫻雲臺
(
をううんだい
)
が
傍近
(
そばちか
)
く
來
(
き
)
し
時
(
とき
)
、
向
(
むか
)
ふより五六
輛
(
りよう
)
の
車
(
くるま
)
かけ
聲
(
こゑ
)
いさましくして
來
(
く
)
るを、
諸人
(
しよにん
)
立止
(
たちど
)
まりてあれ/\と
言
(
い
)
ふ、
見
(
み
)
れば
何處
(
いづこ
)
の
華族樣
(
くわぞくさま
)
なるべき、
若
(
わか
)
き
老
(
お
)
ひたる
扱
(
こ
)
き
交
(
ま
)
ぜに
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
彼女の
老
(
お
)
いさらばえた肉体がまだ
保
(
も
)
っているうちは、その上に置かれた氷のように冷え果てた片手のもとで胸がまだ苦しげに波うっているうちは、まだその身から最後の力が
抜
(
ぬ
)
けきらないうちは
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
さま/″\な
批評
(
ひゝやう
)
に
弄
(
もてあそ
)
ばれながら、繪葉書の
上
(
うへ
)
に
老
(
お
)
いて行く女優
達
(
たち
)
の顏!これらがやがて
色
(
いろ
)
もなく
香
(
か
)
もなくなつていつた時には
一體
(
いつたい
)
どうなるのでせう? それはたとひ、
虚榮
(
きよえい
)
に
誤
(
あやま
)
られたその
不明
(
ふめい
)
が
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
剛気の爺さんは、此まゝ楽隠居で朽果つるを
嫌
(
きら
)
った。札幌農学校に居た四男を主として、北海道の山奥開墾牧場経営を企て、老夫婦は養老費の全部及び
老
(
お
)
いの生命二つを其牧場に投ず可く決心した。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
松並木
(
まつなみき
)
の
路
(
みち
)
は
流石
(
さすが
)
に
廣
(
ひろ
)
くつて、
松
(
まつ
)
も
可
(
か
)
なりに
太
(
ふと
)
く
老
(
お
)
いてゐた。
死刑
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
「
老
(
お
)
いにけらしな今ははや。……なんの
芸匠
(
げいしょう
)
には年はないよ」
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
さながら
老
(
お
)
いし
葬式女
(
はうりめ
)
の、
懶
(
たゆ
)
げに
被衣
(
かづき
)
引延
(
ひきは
)
へて
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
胎
(
たい
)
を
出
(
い
)
でて早くも
老
(
お
)
いし顔する
駱駝
(
らくだ
)
の子の
如
(
ごと
)
く
晶子詩篇全集
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
紅裙翠黛人終老
紅裙翠黛
(
こうくんすいたい
)
人
(
ひと
)
は
終
(
つい
)
に
老
(
お
)
い
向嶋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
玉手
(
たまで
)
さし
捲
(
ま
)
く
夜
(
よ
)
にし
老
(
お
)
ゆらし
一握の砂
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
家の
下部
(
しもべ
)
が、
老
(
お
)
い
屈
(
かゞ
)
み
かさぬ宿
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
髮
(
かみ
)
皤
(
しろ
)
くきみ
老
(
お
)
いませり
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
秋
老
(
お
)
いにける
朝毎
(
あさごと
)
に
花守
(旧字旧仮名)
/
横瀬夜雨
(著)
家光は、許すとも許さぬともいわず、しばらく黙然としていたが、但馬守の
老
(
お
)
いの
白髪
(
しらが
)
を見ると、
不愍
(
ふびん
)
を感じたのであろう
柳生月影抄
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
母
(
はは
)
はその
頃
(
ころ
)
モー七十
位
(
ぐらい
)
、
私
(
わたくし
)
が
最後
(
さいご
)
にお
目
(
め
)
にかかった
時
(
とき
)
とは
大変
(
たいへん
)
な
相違
(
そうい
)
で、
見
(
み
)
る
影
(
かげ
)
もなく、
老
(
お
)
いさらぼいて
居
(
お
)
りました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
こう
思
(
おも
)
いつくと、
老
(
お
)
いざるは、
悲
(
かな
)
しそうに
一声
(
ひとこえ
)
高
(
たか
)
く、
友
(
とも
)
だちを
呼
(
よ
)
び
集
(
あつ
)
めるべく、
空
(
そら
)
に
向
(
む
)
かって
叫
(
さけ
)
んだのです。
深山の秋
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
「わたしのような
老
(
お
)
いぼれになんの
技術
(
ぎじゅつ
)
がありますものか」とかれは
冷淡
(
れいたん
)
に答えた。
家なき子:01 (上)
(新字新仮名)
/
エクトール・アンリ・マロ
(著)
コウノトリの巣のふちには、灰色のフクロウが二
羽
(
わ
)
と、灰色のしまのある年とったネコが一ぴきと、
出
(
で
)
っ
歯
(
ぱ
)
で、目のショボショボした
老
(
お
)
いぼれネズミが十二ひきもいっしょにいるのですもの。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
一空さまは、小石川の金剛寺坂に、若松屋の雇い人になっているお高の現在を思い出して、いったいどういうことばでこの吉報を伝えたものであろうかと、
老
(
お
)
い胸がわくわくするのを覚えた。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
と、
機
(
はた
)
を織っていたという話もあり、或いは
老
(
お
)
いたる男女の鼠が奥の
間
(
ま
)
で
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
自然
(
しぜん
)
の
法則
(
はふそく
)
は
依然
(
いぜん
)
として
元
(
もと
)
の
儘
(
まゝ
)
です、
人々
(
ひと/″\
)
は
猶且
(
やはり
)
今日
(
こんにち
)
の
如
(
ごと
)
く
病
(
や
)
み、
老
(
お
)
い、
死
(
し
)
するのでせう、
甚麼立派
(
どんなりつぱ
)
な
生活
(
せいくわつ
)
の
曉
(
あかつき
)
が
顯
(
あら
)
はれたとしても、
畢竟
(
つまり
)
人間
(
にんげん
)
は
棺桶
(
くわんをけ
)
に
打込
(
うちこ
)
まれて、
穴
(
あな
)
の
中
(
なか
)
に
投
(
とう
)
じられて
了
(
しま
)
ふのです。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
これ、
佐藤次信
(
さとうつぎのぶ
)
忠信
(
たゞのぶ
)
兄弟
(
きやうだい
)
の
妻
(
つま
)
、
二人
(
ふたり
)
都
(
みやこ
)
にて
討死
(
うちじに
)
せしのち、
其
(
そ
)
の
母
(
はゝ
)
の
泣悲
(
なきかな
)
しむがいとしさに、
我
(
わ
)
が
夫
(
をつと
)
の
姿
(
すがた
)
をまなび、
老
(
お
)
ひたる
人
(
ひと
)
を
慰
(
なぐさ
)
めたる、
優
(
やさ
)
しき
心
(
こゝろ
)
をあはれがりて
時
(
とき
)
の
人
(
ひと
)
木像
(
もくざう
)
に
彫
(
きざ
)
みしものなりといふ。
甲冑堂
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
序詞役
扨
(
さて
)
も
老
(
お
)
いにたる
情慾
(
じゃうよく
)
は
方
(
まさ
)
に
最期
(
いまは
)
の
床
(
とこ
)
に
眠
(
ねぶ
)
りて
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
これや、はた
老
(
お
)
いにし
夏
(
なつ
)
の
白羊宮
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
、
薄田淳介
(著)
“老”の意味
《名詞》
(ロウ) 年をとること。また、年寄り。
(ロウ) 律令制で、61歳から65歳までの者の呼称。老丁。
《代名詞》
(ロウ) (古)老人が自分のことを卑下していう語。
(出典:Wiktionary)
老
常用漢字
小4
部首:⽼
6画
“老”を含む語句
老爺
老婆
老女
老母
老人
老媼
長老
老父
老夫
老翁
老嬢
老嫗
年老
老耄
老僕
老妻
老婢
老婦
老年
老酒
...