トップ
>
後
>
ご
ふりがな文庫
“
後
(
ご
)” の例文
その
後
(
ご
)
、
彼女
(
かのじょ
)
は、いろいろの
人
(
ひと
)
に、
T町
(
ティーまち
)
にある
M病院
(
エムびょういん
)
の
話
(
はなし
)
をして、はたして、それはほんとうのことかと、たしかめようとしました。
世の中のこと
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その
後
(
ご
)
はながい間なにごともありませんでしたが、ある時、お医者さんは、どこかのおじいさんのところへ呼ばれたことがあります。
死神の名づけ親(第二話)
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
さて私の結婚
後
(
ご
)
の
生活
(
せいくわつ
)
は、
渦
(
うづ
)
のやうにぐる/\と私どもを
弄
(
もてあそ
)
ばうとしました、今猶
多少
(
たせう
)
の渦はこの
身邊
(
しんぺん
)
を取り
圍
(
かこ
)
みつゝあるけれども
冬を迎へようとして
(旧字旧仮名)
/
水野仙子
(著)
甚太夫
(
じんだゆう
)
主従は宿を変えて、さらに
兵衛
(
ひょうえ
)
をつけ狙った。が、その
後
(
ご
)
四五日すると、甚太夫は突然真夜中から、烈しい
吐瀉
(
としゃ
)
を催し出した。
或敵打の話
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
善「左様なまねをするから打擲したが
如何
(
いかゞ
)
致した、汝はな此の
後
(
ご
)
斯様
(
かよう
)
な所へ立廻ると許さぬから左様心得ろ、
痴呆
(
たわけ
)
め、早く帰れ/\」
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
その
後
(
ご
)
二百年
(
にひやくねん
)
あまりの
間
(
あひだ
)
に、だん/\
歌
(
うた
)
といふものゝ、かういふものでなければならないといふ、
漠然
(
ばくぜん
)
とした
氣分
(
きぶん
)
が
出來
(
でき
)
て
來
(
き
)
ました。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
凡
(
すべ
)
て無邪気な遊戯の
限
(
かぎり
)
を
尽
(
つく
)
して
杯
(
さかづき
)
を挙げたが、二時間
後
(
ご
)
には
大風
(
おほかぜ
)
の過ぎた如く静まり返つて再び皆アトリエの中に絵筆を執つて居た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
ところが、その
後
(
ご
)
多分
(
たぶん
)
朝鮮
(
ちようせん
)
支那
(
しな
)
の
風
(
ふう
)
が
傳
(
つた
)
はつたのでありませうが、
横
(
よこ
)
からはひる
長
(
なが
)
い
石
(
いし
)
の
部屋
(
へや
)
が
塚
(
つか
)
の
中
(
なか
)
に
造
(
つく
)
られることになりました。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
その
後
(
ご
)
三十分間は家内平穏、別段吾輩の材料になるような事件も起らなかったが、突然妙な人が御客に来た。十七八の女学生である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
この奇妙な事実がその
後
(
ご
)
どの程度まで取調べられたものか、またはまるで取調べられなかったものか今以てよくは解っていないようだ。
作男・ゴーの名誉
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
それらの創意は、皆その
後
(
ご
)
数年の間に立派に育て上げられて、後年の先生の華々しい研究生活の一翼をそれぞれなすようになった。
寺田先生の追憶:――大学卒業前後の思い出――
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
かういふ
大規模
(
おほきぼ
)
の
噴火
(
ふんか
)
も
最高調
(
さいこうちよう
)
に
達
(
たつ
)
するのは
數日
(
すうじつ
)
或
(
あるひ
)
は
一週間内
(
いつしゆうかんない
)
にあるので、その
後
(
ご
)
は
噴火勢力
(
ふんかせいりよく
)
とみに
減退
(
げんたい
)
して
行
(
ゆ
)
くのが
通常
(
つうじよう
)
である。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
第二には一時減少した人間がその
後
(
ご
)
急に殖えて、家数が建込んだ事、第三は復興気分で下層社会の景気がよくなった事等であるが
街頭から見た新東京の裏面
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
なさば
終
(
つひ
)
には首をも失はん
然
(
され
)
ば汝等に此金を三百兩
宛
(
づつ
)
遣
(
つか
)
はし殘り五百兩は我が物となし此
後
(
ご
)
盜賊を止め此金子を
以
(
もつて
)
各々
(
おの/\
)
金堅氣
(
かねかたぎ
)
の
業
(
たつき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
実はその
後
(
ご
)
お千代の方から何か話をしだすだろうと、重吉は心待ちに待っていたのであるが、さっぱりその様子も見えないので
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
しばらく
馬
(
うま
)
と一
緒
(
しょ
)
に
遊
(
あそ
)
んで、
私
(
わたくし
)
は
大
(
たい
)
へん
軽
(
かる
)
い
気持
(
きもち
)
になって
戻
(
もど
)
って
来
(
き
)
ましたが、その
後
(
ご
)
二
度
(
ど
)
と
行
(
い
)
って
見
(
み
)
る
気
(
き
)
にもなれませんでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
武揚
(
たけあき
)
は、その
後
(
ご
)
、
公使
(
こうし
)
や
大臣
(
だいじん
)
になって、
日本
(
にっぽん
)
の
国
(
くに
)
に
役
(
やく
)
だつ
人
(
ひと
)
になりましたが、その
武揚
(
たけあき
)
をたすけだしたのは、
諭吉
(
ゆきち
)
その
人
(
ひと
)
でした。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
「お甲に育てられた
養女
(
むすめ
)
では、
碌
(
ろく
)
な者であろうはずはないが、あのようなものと出会うても、この
後
(
ご
)
は口など交わしなさるなよ」
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
で、
祖父
(
じじい
)
は、猫をあんまり
可愛
(
かあい
)
がっちゃ、
可
(
い
)
けない
可
(
い
)
けないって言っておりましたけれど、その
後
(
ご
)
の猫は化けるまで居た事は
御座
(
ござ
)
いません。
「ああしんど」
(新字新仮名)
/
池田蕉園
(著)
以前は琉球
辺
(
あたり
)
の無人島で
信天翁
(
あはうどり
)
と同棲した事もあつたが、その
後
(
ご
)
細菌学の研究に憂き身をやつして、とうと博士の学位を取るまでになつた。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
一體
(
いつたい
)
あの
邊
(
へん
)
には、
自動車
(
じどうしや
)
か
何
(
なに
)
かで、
美人
(
びじん
)
が
一日
(
いちにち
)
がけと
云
(
い
)
ふ
遊山宿
(
ゆさんやど
)
、
乃至
(
ないし
)
、
温泉
(
をんせん
)
のやうなものでも
有
(
あ
)
るのか、
何
(
ど
)
うか、
其
(
そ
)
の
後
(
ご
)
まだ
尋
(
たづ
)
ねて
見
(
み
)
ません。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
其
(
そ
)
の
後
(
ご
)
も
低落
(
ていらく
)
して十二
月
(
ぐわつ
)
末
(
すゑ
)
には百六十二・九九となり六
月
(
ぐわつ
)
に
比
(
くら
)
べて十三・三二
即
(
すなは
)
ち七
分
(
ぶ
)
五
厘
(
りん
)
餘
(
よ
)
の
下落
(
げらく
)
となつたのである。
金解禁前後の経済事情
(旧字旧仮名)
/
井上準之助
(著)
その
後
(
ご
)
、たまにマレイに出あっても、おおかみのことだけでなく、なんの話だって、一度もしたことはありません。
百姓マレイ
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
其
(
その
)
後
(
ご
)
私
(
わし
)
は間もなく山口を去ったから、お前を私の実子でないと知るものは多くないのじゃ。私達夫婦は
飽
(
あ
)
くまで実子の
積
(
つもり
)
でこれまで育てて来たのじゃ。
運命論者
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
「その
後
(
ご
)
別に変ったこともない?」紋三は帰り支度をしながら、ふと気がついて尋ねた。「大将の病気はどうだね」
一寸法師
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
その
後
(
ご
)
ある友人が、日本の神道を研究するには、必ず
黒住宗忠
(
くろずみむねただ
)
の説を
窺
(
うかが
)
わねばならぬと注意してくれて、
懇
(
ねんごろ
)
にもこの偉人に関する出版物を送ってくれた。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
その
後
(
ご
)
は物ごとに念を入れて、
遂
(
つ
)
ひに
麁想
(
そさう
)
をせぬやうに成りぬ、世間に下女つかふ人も多けれど、
山村
(
やまむら
)
ほど下女の替る家は有るまじ、月に二人は
平常
(
つね
)
の事
大つごもり
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
抽斎は決して
冷酒
(
れいしゅ
)
を飲まなかった。
然
(
しか
)
るに安政二年に地震に
逢
(
あ
)
って、ふと冷酒を飲んだ。その
後
(
ご
)
は
偶
(
たまたま
)
飲むことがあったが、これも三杯の量を過さなかった。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
で、
新婚生活
(
しんこんせいくわつ
)
は七十円
足
(
た
)
らずの月
給
(
きふ
)
で
始
(
はじ
)
められたが、
間
(
ま
)
もなく女の子が生れた上に、
世間的
(
せけんてきな
)
な
物價騰貴
(
ぶつかとうき
)
で、その
後
(
ご
)
の
暮
(
くら
)
しはだん/\
苦
(
くる
)
しくなるばかりだつた。
夢
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
己はその
後
(
ご
)
中庭や
畠
(
はた
)
で、エルリングが色々の為事をするのを見た。
薪
(
まき
)
を割っている事もある。花壇を掘り返している事もある。桜ん坊を摘んでいる事もある。
冬の王
(新字新仮名)
/
ハンス・ランド
(著)
乳
(
ち
)
のみ児のおりにおわかれなされましたきりその
後
(
ご
)
の安否をおきゝにならないのでござりますから、口に出しては仰っしゃりませんでも、雨につけ風につけ
盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
またこの
後
(
ご
)
の所を念を押したら、恨めしそうに、「
貴君
(
あなた
)
は私をそんな浮薄なものだと思ッてお出でなさるの」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
次いでは甘糟の四百円、大島紬氏は卒業前にして百五十円、
後
(
ご
)
に又二百円、
無疵
(
むきず
)
なるは風早と荒尾とのみ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
今我国は条約を結んで
開
(
ひら
)
けかゝって居る、
左
(
さ
)
すればこの
後
(
ご
)
は英語が必要になるに違いない、洋学者として英語を知らなければ
迚
(
とて
)
も何にも通ずることが出来ない
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
翌日土人一名を案内として
傭
(
やと
)
い、乗馬にて早発し、細川氏にて休み、
後
(
ご
)
三時牧塲に着す。其実况は
左
(
さ
)
に。
関牧塲創業記事
(新字新仮名)
/
関寛
(著)
その
後
(
ご
)
自分も
注意
(
ちゅうい
)
し家のものの話にも注意してみると、花前はかならず一度ぐらいずつ民子をだいてみる。
民子
(
たみこ
)
もますます
花前
(
はなまえ
)
、花前といってへやへ
遊
(
あそ
)
びにゆく。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
東京
神田
(
かんだ
)
の共立学舎で語学を教わった古い教師でありますし、その
後
(
ご
)
わたしが
芝白金
(
しばしろかね
)
の明治学院へかよったころにも先生は近くの
高輪
(
たかなわ
)
に住んでいたものですから
力餅
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
その
後
(
ご
)
、チャーミングさんの絵がリュクサンブウルの
博物館
(
ミュウゼ
)
にはいったという評判や、相変らず独身で南
仏蘭西
(
フランス
)
を遊び廻っているという噂を耳にしたが、この七八年
キャラコさん:02 雪の山小屋
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
クリストフはその
後
(
ご
)
、
偉
(
えら
)
い
音楽家
(
おんがくか
)
になりました。
彼
(
かれ
)
の
音楽
(
おんがく
)
はいつも、
彼
(
かれ
)
の
思想
(
しそう
)
や
感情
(
かんじょう
)
をありのままに
表現
(
ひょうげん
)
したもので、
彼
(
かれ
)
の
心
(
こころ
)
とじかにつながってるものでありました。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
解決とかいった方には、その
後
(
ご
)
報ぜられた新聞記事と同様、まるでブランクといってもよかった。
鱗粉
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
その
後
(
ご
)
院長
(
いんちょう
)
アンドレイ、エヒミチは
自分
(
じぶん
)
の
周囲
(
まわり
)
の
者
(
もの
)
の
様子
(
ようす
)
の、ガラリと
変
(
かわ
)
ったことを
漸
(
ようや
)
く
認
(
みと
)
めた。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
しかし、その
後
(
ご
)
数回万彦がやって来るので気をつけて見たが、別に河野と己との関係を知っていそうにもないので、ある日、宮地翁は万彦に向って河野の話をして聞かした。
神仙河野久
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「やあ
其
(
そ
)
の
後
(
ご
)
は——」と帆村は
馴々
(
なれなれ
)
しく
挨拶
(
あいさつ
)
をした後で直ぐ云った。「今日は本庁の
臨時雇
(
りんじやとい
)
というところでして、ちょっと先生のところの劇薬の在庫数量を拝見に参りましたが」
ゴールデン・バット事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
その上の麓の
彩雲閣
(
さいうんかく
)
(名鉄経営)の
楼上
(
ろうじょう
)
で、隆太郎のいわゆる「
香
(
にお
)
いのする
魚
(
うお
)
」を冷たいビールの乾杯で、初めて
爽快
(
そうかい
)
に風味して、ややしばらく
飽満
(
ほうまん
)
した、その
後
(
ご
)
のことであった。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
自分
(
じぶん
)
の
病氣
(
びやうき
)
はその
後
(
ご
)
上京
(
じやうきやう
)
して、すぐに
結核性
(
けつかくせい
)
の
關節炎
(
くわんせつえん
)
だといふ
事
(
こと
)
がわかつたのだと、まち
子
(
こ
)
は、ふと
夫
(
をつと
)
の
顏
(
かほ
)
を
見
(
み
)
ながら
考
(
かんが
)
へた。その
時
(
とき
)
、まち
子
(
こ
)
はもはや
起
(
お
)
き
上
(
あが
)
ることが
出來
(
でき
)
なかつた。
追憶
(旧字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
がこの二晩の出来事で私も
頗
(
すこぶ
)
る
怯気
(
おじけ
)
がついたので、その翌晩からは、遂に座敷を変えて寝たが、その
後
(
ご
)
は別に何のこともなかった、何でもその
後
(
ご
)
近所の噂に聞くと、前に住んでいたのが
女の膝
(新字新仮名)
/
小山内薫
(著)
無邪気なる老人の面影、今尚目に在り、其の
後
(
ご
)
逢
(
あ
)
はざれども、必ず
健全
(
けんざい
)
ならん。
釣好隠居の懺悔
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
それでも
無理
(
むり
)
をした
爲
(
ため
)
に
其
(
その
)
後
(
ご
)
大煩
(
おほわづら
)
ひはなかつたが
恢復
(
くわいふく
)
するまでには
暫
(
しばら
)
くぶら/\して
居
(
ゐ
)
た。それからといふものはどういふものかお
品
(
しな
)
は
姙娠
(
にんしん
)
しなかつた。おつぎが十三の
時
(
とき
)
與吉
(
よきち
)
が
生
(
うま
)
れた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
予は
冬籠
(
ふゆごも
)
り
後
(
ご
)
の困難はむしろ苦とは思わざりしが、諸準備の経費の
遣
(
や
)
り
繰
(
く
)
りには、かなり頭を痛めたり、加うるに観測所の構造、材料運搬の方法、
採暖
(
さいだん
)
の装置、食料もしくは
被服
(
ひふく
)
の撰択等
寒中滞岳記:(十月一日より十二月廿一日に至る八十二日間)
(新字新仮名)
/
野中至
(著)
何だか小さい手で
恰
(
あだか
)
も
合掌
(
がっしょう
)
しているようなのだが、頭も足も
更
(
さら
)
に解らない、ただ灰色の
瓦斯体
(
ガスたい
)
の様なものだ、こんな風に、同じ様なことを三度ばかり
繰返
(
くりかえ
)
したが、その
後
(
ご
)
はそれも
止
(
と
)
まって
子供の霊
(新字新仮名)
/
岡崎雪声
(著)
“後(
前後
)”の解説
前後(ぜんご・まえうしろ)とは、六方位(六方)の名称の一つで、縦や奥行を指す方位の総称。この内、進む方向を前(まえ)、これと対蹠に退く方向を後(うしろ)という。
古くは「まへ」・「しりへ」とも呼ばれた。「へ」は方向を指し、「まへ」は目の方向、「しりへ」は背の方向である。
(出典:Wikipedia)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
“後”を含む語句
後退
最後
後妻
午後
背後
後日
後生
後方
其後
以後
後継
後日譚
前後
後裔
後々
向後
後見
後宮
後来
明後日
...