“瓦斯体”の読み方と例文
読み方割合
ガスたい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
○○獣はもともと瓦斯体ガスたいだったが、ああして廻りだすようになってから形が小さくなって鉄のかたまりみたいに固くなっていたんだ。
○○獣 (新字新仮名) / 海野十三(著)
何だか小さい手であだか合掌がっしょうしているようなのだが、頭も足もさらに解らない、ただ灰色の瓦斯体ガスたいの様なものだ、こんな風に、同じ様なことを三度ばかり繰返くりかえしたが、そのはそれもまって
子供の霊 (新字新仮名) / 岡崎雪声(著)
瓦斯体ガスたいに化した清家博士の身体は、つぎつぎに起る突風のため、だんだん博士邸より遠くへ飛ばされてゆくのであった。
空気男 (新字新仮名) / 海野十三丘丘十郎(著)