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滅
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ほろ
ふりがな文庫
“
滅
(
ほろ
)” の例文
それから中一年置いて、家康が多年目の上の
瘤
(
こぶ
)
のように思った小山の城が落ちたが、それはもう勝頼の
滅
(
ほろ
)
びる
悲壮劇
(
ひそうげき
)
の序幕であった。
佐橋甚五郎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
白百合
(
しらゆり
)
、
紅百合
(
べにゆり
)
、
鳶尾草
(
いちはつ
)
の花、
信頼心
(
しんらいしん
)
の足りない若いものたちよりも、おまへたちの
方
(
はう
)
がわたしは
好
(
すき
)
だ、
滅
(
ほろ
)
んだ花よ、むかしの花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
そのうち
牛若
(
うしわか
)
はだんだん
物
(
もの
)
がわかって
来
(
き
)
ました。おとうさんが
平家
(
へいけ
)
のために
滅
(
ほろ
)
ぼされたことを人から
聞
(
き
)
いて、くやしがって
泣
(
な
)
きました。
牛若と弁慶
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
しかし、
A病院
(
エーびょういん
)
は、いまも
繁栄
(
はんえい
)
しているけれど、
慈善病院
(
じぜんびょういん
)
は、
B医師
(
ビーいし
)
の
死後
(
しご
)
、これを
継
(
つ
)
ぐ
人
(
ひと
)
がなかったために
滅
(
ほろ
)
びてしまいました。
三月の空の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ロレ さうした
過激
(
くわげき
)
の
歡樂
(
くわんらく
)
は、とかく
過激
(
くわげき
)
の
終
(
をはり
)
を
遂
(
と
)
ぐる。
火
(
ひ
)
と
煙硝
(
えんせう
)
とが
抱合
(
だきあ
)
へば
忽
(
たちま
)
ち
爆發
(
ばくはつ
)
するがやうに、
勝誇
(
かちほこ
)
る
最中
(
さなか
)
にでも
滅
(
ほろ
)
び
失
(
う
)
せる。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
▼ もっと見る
「なあに、窮迫がどれほどひどくなったって、この俺を
滅
(
ほろ
)
ぼせるものではない。俺は、泥まみれになったって俺の道を歩き続けるのだ。」
田舎医師の子
(新字新仮名)
/
相馬泰三
(著)
ひとしく
臣職
(
しんしょく
)
のものではないか。時来れば、宗家徳川も
滅
(
ほろ
)
んでよし、
尾州紀伊水藩
(
びしゅうきいすいはん
)
の三家、もとより歴史の興亡にまかせて可なりである。
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もすこしいつて見れば、それどころかあんまり頭が早くつて、冴えて冷たくさへなつてゐたのだ。で、無論、眞の江戸氣質などは、
滅
(
ほろ
)
びたのだ。
凡愚姐御考
(旧字旧仮名)
/
長谷川時雨
(著)
私
(
わたし
)
は
日本
(
につぽん
)
においても、
文化
(
ぶんか
)
の
進
(
すゝ
)
むに
從
(
したが
)
つて、
田舍
(
ゐなか
)
にある
古
(
ふる
)
い
風俗
(
ふうぞく
)
や
道具類
(
どうぐるい
)
が、
次第
(
しだい
)
に
滅
(
ほろ
)
び
行
(
ゆ
)
くことを
殘念
(
ざんねん
)
に
思
(
おも
)
ふので
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
永代橋
(
えいたいばし
)
を渡って帰って行くのが堪えられぬほど
辛
(
つら
)
く思われた。いっそ、明治が生んだ江戸追慕の詩人
斎藤緑雨
(
さいとうりょくう
)
の如く
滅
(
ほろ
)
びてしまいたいような気がした。
深川の唄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
雌花
(
めばな
)
だけでついに
雄蕋
(
おしべ
)
にめぐり合うことなく
滅
(
ほろ
)
びて行く植物の種類の最後の一花、そんなふうにも真佐子が感ぜられるし、何か大きな力に操られながら
金魚撩乱
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
〔評〕
榎本武揚
(
えのもとぶやう
)
等五
稜郭
(
りようかく
)
の兵已に敗る。
海律全書
(
かいりつぜんしよ
)
二卷を以て我が海軍に
贈
(
おく
)
つて云ふ、是れ嘗て
荷蘭
(
おらんだ
)
に學んで
獲
(
え
)
たる所なり、身と倶に
滅
(
ほろ
)
ぶることを惜しむと。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
親房
(
ちかふさ
)
の第二子
顕信
(
あきのぶ
)
の子
守親
(
もりちか
)
、
陸奥守
(
むつのかみ
)
に任ぜらる……その孫
武蔵
(
むさし
)
に住み
相模
(
さがみ
)
扇ヶ谷
(
おうぎがやつ
)
に転ず、
上杉家
(
うえすぎけ
)
に
仕
(
つか
)
う、
上杉家
(
うえすぎけ
)
滅
(
ほろ
)
ぶるにおよび
姓
(
せい
)
を
扇
(
おうぎ
)
に改め後
青木
(
あおき
)
に改む
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
妾は、自分の力を信じているのでございます。あんな男一人
滅
(
ほろ
)
ぼすのには余る位の力を、持っているように思います。お父様! どうか妾を信じて下さいまし。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
滅
(
ほろ
)
びにいたる門は大きく、その道は広く、これより入る者多し。生命にいたる門は狭く、その路は細く、これを見出す者少なし。(マタイ伝第七章一三、一四節)
キリスト教入門
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
變な信心に
凝
(
こ
)
り固まつて、少し氣が變になりかけた兼松は、それが惡事とは思はなかつた。それどころか佛敵を
滅
(
ほろ
)
ぼすのは、功徳の一つだと思ひ込んだに違ひない
銭形平次捕物控:104 活き仏
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
受るが
切
(
せめ
)
ての罪
滅
(
ほろ
)
ぼし然樣じや/\と
獨
(
ひと
)
り
言
(
ごと
)
頓
(
やが
)
て千太郎の
亡骸
(
なきがら
)
に打向ひ
餘
(
あま
)
りあなた樣の御身の上の御爲を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
次
(
つい
)
で実朝の家督相続となった一方、
梶原
(
かじわら
)
一族が
滅
(
ほろ
)
び、
比企判官
(
ひきはんがん
)
一家が滅び、
仁田四郎
(
にたんのしろう
)
が殺されると云う陰惨な事件が続いて、右大将家の
覇業
(
はぎょう
)
も傾きかけたのを見ると
頼朝の最後
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
滅
(
ほろ
)
びの風が吹きつのりはじめた、……この伝えの里は儂と共に滅びて行きまするのじゃ。……お願い致しまするぞ。儂に代ってなよたけのいいつたえを信じて下され。
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
昔
(
むかし
)
、三
苗
(
べう
)
氏
(
し
)
は
(七六)
洞庭
(
どうてい
)
を
左
(
ひだり
)
にし、
(七七)
彭蠡
(
はうれい
)
を
右
(
みぎ
)
にせしが、
徳義
(
とくぎ
)
修
(
をさま
)
らず、
禹
(
う
)
之
(
これ
)
を
滅
(
ほろ
)
ぼせり。
国訳史記列伝:05 孫子呉起列伝第五
(旧字旧仮名)
/
司馬遷
(著)
甲谷はだんだん
滅
(
ほろ
)
んで行く自信のために、今はますます宮子に手を延ばさずにはおれなかった。
上海
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
近頃はそんなものを見物する旅客も
稀
(
まれ
)
になり、いつか知らず
滅
(
ほろ
)
びてしまったのだそうである。
吉野葛
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
『
何
(
なに
)
二世
(
にせ
)
なぞがあるものか、
魂
(
たましひ
)
は
滅
(
ほろ
)
びないでも、
死
(
し
)
ねば
夫婦
(
ふうふ
)
はわかれわかれだ。』
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
命
(
みこと
)
の
手
(
て
)
にかかって
滅
(
ほろ
)
ぼされた
賊徒
(
ぞくと
)
の
数
(
かず
)
は
何万
(
なんまん
)
とも
知
(
し
)
れぬ。で、それ
等
(
ら
)
が一
団
(
だん
)
の
怨霊
(
おんりょう
)
となって
隙
(
すき
)
を
窺
(
うかが
)
い、たまたま
心
(
こころ
)
よからぬ
海神
(
かいじん
)
の
援
(
たすけ
)
けを
獲
(
え
)
て、あんな
稀有
(
けう
)
の
暴風雨
(
あらし
)
をまき
起
(
おこ
)
したのじゃ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
滅
(
ほろ
)
び
交替
(
こうたい
)
しゆく者にたいする
抒情的
(
じょじょうてき
)
な愛も、おのずから説明がつくわけです。
「はつ恋」解説
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
誠意は凋み——信頼は
滅
(
ほろ
)
ぼされてしまつた! ロチスター氏は最早私には以前の彼ではない。何故なら、彼は私の思つてゐた彼ではなかつたのだから。私は
不埓
(
ふらち
)
を彼に
負
(
お
)
はさうとは思はない。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
ポムペイの
滅
(
ほろ
)
びた
原因
(
げんいん
)
が
降灰
(
こうはひ
)
にあることは、
空中
(
くうちゆう
)
から
見
(
み
)
た
寫眞
(
しやしん
)
でもわかる
通
(
とほ
)
り、
各家屋
(
かくかおく
)
の
屋根
(
やね
)
は
全部
(
ぜんぶ
)
拔
(
ぬ
)
けてゐて、
四壁
(
しへき
)
が
完備
(
かんび
)
してゐることによつてもわかるが、
西暦
(
せいれき
)
千九百六年
(
せんくひやくろくねん
)
の
大噴火
(
だいふんか
)
のとき
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
いやびっくりさせるばかりじゃない、世界を
滅
(
ほろ
)
ぼすことだってできる。
電人M
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
とうとう吸血鬼は
滅
(
ほろ
)
んだのであろうか。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
天が平氏を
滅
(
ほろ
)
ぼすのを待ちましょう。
俊寛
(新字新仮名)
/
倉田百三
(著)
その
國
(
くに
)
は
滅
(
ほろ
)
びることにもなります。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
命
(
いのち
)
の火もまた
滅
(
ほろ
)
ぶ彼やいかに。
独絃哀歌
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
歯
(
は
)
をくひあてゝ
滅
(
ほろ
)
ばゞや
友に
(新字旧仮名)
/
末吉安持
(著)
聲はたちまち
滅
(
ほろ
)
ぶめり
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
時
(
とき
)
は
滅
(
ほろ
)
びよ
日
(
ひ
)
は
逝
(
ゆ
)
けよ
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
を
滅
(
ほろ
)
ぼさむ
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
亞米利加
(
あめりか
)
の
薄荷
(
はくか
)
、
鐵線蓮
(
かざぐるま
)
、
留紅草
(
るこうさう
)
、もつと優しい鳩のやうな肉よりも、おまへたちの方がわたしは
好
(
すき
)
だ。
滅
(
ほろ
)
んだ花よ、むかしの花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
若者
(
わかもの
)
は、
自分
(
じぶん
)
の
父親
(
ちちおや
)
が、
海嘯
(
つなみ
)
で
滅
(
ほろ
)
びてしまったこの
町
(
まち
)
を、ふたたび
新
(
あたら
)
しく
建
(
た
)
てた
人
(
ひと
)
であることを
語
(
かた
)
りました。
船長
(
せんちょう
)
は、うなずきました。
塩を載せた船
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
とおっしゃって、
弓矢
(
ゆみや
)
と
太刀
(
たち
)
をお
取
(
と
)
りになり、
身方
(
みかた
)
の
軍勢
(
ぐんぜい
)
のまっ
先
(
さき
)
に
立
(
た
)
って
勇
(
いさ
)
ましく
戦
(
たたか
)
って、
仏
(
ほとけ
)
さまの
敵
(
てき
)
を
残
(
のこ
)
らず
攻
(
せ
)
め
滅
(
ほろ
)
ぼしておしまいになりました。
夢殿
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
一新
(
いつしん
)
の
始
(
はじ
)
め、大久保公
遷都
(
せんと
)
の
議
(
ぎ
)
を
獻
(
けん
)
じて曰ふ、官軍已に
勝
(
か
)
つと雖、
東賊
(
とうぞく
)
猶未だ
滅
(
ほろ
)
びず、宜しく
非常
(
ひじやう
)
の
斷
(
だん
)
を以て非常の事を行ふべしと。先見の明
智
(
ち
)
と謂ふ可し。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
将軍を
殺
(
あや
)
め、主人の子をも害し、また主家の三好を
滅
(
ほろ
)
ぼしたり、その夫人を奪ったり、大仏殿を焼いたりなど——これはできないという良心の
躊躇
(
ちゅうちょ
)
すらない
漢
(
おとこ
)
である。
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
武田の
滅
(
ほろ
)
びた天正十年ほど、徳川家の運命の
秤
(
はかり
)
が
乱高下
(
らんこうげ
)
した年はあるまい。
明智光秀
(
あけちみつひで
)
が不意に起って信長を討ち取る。
羽柴秀吉
(
はしばひでよし
)
が
毛利
(
もうり
)
家と
和睦
(
わぼく
)
して
弔合戦
(
とむらいがっせん
)
に取って返す。
佐橋甚五郎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
……竹の里の伝説は
滅
(
ほろ
)
んでも、なよたけの姿は決して亡びはしません! なよたけはこの竹の里を捨てて、今こそ僕のものになるのです! 今こそ僕の妻になるのです!
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
凡
(
およ
)
そ
人間
(
にんげん
)
が
滅
(
ほろ
)
びるのは、
地球
(
ちきう
)
の
薄皮
(
うすかは
)
が
破
(
やぶ
)
れて
空
(
そら
)
から
火
(
ひ
)
が
降
(
ふ
)
るのでもなければ、
大海
(
だいかい
)
が
押被
(
おツかぶ
)
さるのでもない
飛騨国
(
ひだのくに
)
の
樹林
(
きはやし
)
が
蛭
(
ひる
)
になるのが
最初
(
さいしよ
)
で、しまいには
皆
(
みんな
)
血
(
ち
)
と
泥
(
どろ
)
の
中
(
なか
)
に
筋
(
すぢ
)
の
黒
(
くろ
)
い
虫
(
むし
)
が
泳
(
およ
)
ぐ
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
これは
單
(
たん
)
に
旅人
(
たびゞと
)
を
面白
(
おもしろ
)
く
思
(
おも
)
はせるために
設
(
まう
)
けられたものではなくて、だん/\
文明
(
ぶんめい
)
に
進
(
すゝ
)
むに
從
(
したが
)
ひ、
昔
(
むかし
)
の
良
(
よ
)
い
風俗
(
ふうぞく
)
や
面白
(
おもしろ
)
い
建築物
(
けんちくぶつ
)
が
次第
(
しだい
)
に
滅
(
ほろ
)
んで
行
(
ゆ
)
くのを
保存
(
ほぞん
)
するために
出來
(
でき
)
たものであります。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
それは何でもない。間近い城東電車のポールが電力線にスパークする光なのだが、小初は
眺
(
なが
)
めているうちに——そうさ、自分に関係のない歓楽ならさっさと一
閃
(
ひらめ
)
きに
滅
(
ほろ
)
びてしまうがいい、と思った。
渾沌未分
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
滅
(
ほろ
)
び易き形や物に淡くなり、永く続くであろうところの心と美とは濃くなってゆく事が必要である。こういう風にして初めて限りもなく都合の良い友情とか善意とかいうものが広く成り立つのである。
田舎医師の子
(新字新仮名)
/
相馬泰三
(著)
海に
生
(
い
)
き
滅
(
ほろ
)
び、土と朽ちじ。
独絃哀歌
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
マルタゴン、鈴なり花のマルタゴン、
名指
(
なざ
)
してもいいが、ほかの
怪物
(
くわいぶつ
)
よりもおまへたちの
方
(
はう
)
がわたしは
好
(
すき
)
だ。
滅
(
ほろ
)
んだ花よ、むかしの花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
ほかの
生物
(
せいぶつ
)
は
生存競争
(
せいぞんきょうそう
)
に
滅
(
ほろ
)
びても、
協力生活
(
きょうりょくせいかつ
)
をするありの
種族
(
しゅぞく
)
だけは
栄
(
さか
)
えるのだ、
世界
(
せかい
)
じゅうどこでも、ありのいないところはないだろう。
戦友
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“滅(滅日)”の解説
滅日(めつにち)は、太陰太陽暦における暦注の1つ。滅と略する場合もある。
(出典:Wikipedia)
滅
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“滅”を含む語句
滅亡
滅法界
滅法
滅相
破滅
滅茶々々
滅切
滅多
滅茶滅茶
滅茶苦茶
滅茶
磨滅
寂滅
罪滅
幻滅
滅却
絶滅
罪障消滅
殲滅
湮滅
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