“飛騨国”の読み方と例文
読み方割合
ひだのくに100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其(その)当時、飛騨国(ひだのくに)の地頭職(じとうしょく)は藤原姓を冒(おか)す飛騨判官朝高(ひだのほうがんともたか)という武将で、彼も蒙古退治の注進状(ちゅうしんじょう)に署名したる一人(いちにん)であった。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
飛騨国(ひだのくに)の作人(さくにん)菊松(きくまつ)は、其処(そこ)に仰(あふ)ぎ倒(たふ)れて今(いま)も悪(わる)い夢(ゆめ)に魘(うな)されて居(ゐ)るやうな——青年(せいねん)の日向(ひなた)の顔(かほ)、額(ひたひ)に膏汗(あぶらあせ)の湧(わ)く悩(なや)ましげな状(さま)を、然(さ)も気(き)の毒(どく)げに瞻(みまも)つた。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
飛騨国(ひだのくに)では高山に二日、美濃国(みののくに)では金山(かなやま)に一日いて、木曽路(きそじ)を太田に出た。
護持院原の敵討 (新字新仮名) / 森鴎外(著)