“ひだのくに”の漢字の書き方と例文
語句割合
飛騨国100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
飛騨判官朝高という人は、かつ飛騨国ひだのくに地頭職じとうしょくを勤めたことが有るように記憶しています。左様さよう、何でも鎌倉時代の中葉、北條時宗ほうじょうときむね頃の人でしたろう。
飛騨の怪談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
天守てんしゆ魔物まもの何時いつからむよ。飛騨国ひだのくに住人じうにん日本につぽん刻彫師ほりものし菊之丞きくのじやうまご菊松きくまつ行年ぎやうねんつもつて七十一歳しちじふいつさい
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
あはかゞみしてるやうな……おほきさはれば、たゝみ三畳さんでふばかりとゆる、……おとく、飛騨国ひだのくに吉城郡よしきごふり神宝かんたから山奥やまおくにありとふ、双六谷すごろくだにへる双六巌すごろくいはこれならむ。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)