“湮滅”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いんめつ98.0%
えんめつ2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわゆる中原ちゅうげんの古代文化地帯が、その発源地の最も重要なるものであったときまるならば、たとえ海上の跡はすでに湮滅いんめつしたにしても
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
四人を使嗾しそうして綱宗に遊蕩をすすめ、かれらを使嗾したという事実、を湮滅いんめつするために、七兵衛らを煽動せんどうしてこれを暗殺した。
この鋲を彼に使わせるようにはからったの犯人の指紋なんです。用意周到な犯人が、ありとあらゆる証拠を湮滅えんめつすることに成功しながら、唯一つ置き忘れた致命的の証拠なのです。
麻雀殺人事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)