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夜中
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よなか
ふりがな文庫
“
夜中
(
よなか
)” の例文
なんでも
夜中
(
よなか
)
すぎになると、
天子
(
てんし
)
さまのおやすみになる
紫宸殿
(
ししいでん
)
のお
屋根
(
やね
)
の上になんとも
知
(
し
)
れない
気味
(
きみ
)
の
悪
(
わる
)
い
声
(
こえ
)
で
鳴
(
な
)
くものがあります。
鵺
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
さうしちや
馬
(
うま
)
の
裾湯
(
すそゆ
)
沸
(
わ
)
えてねえつて
云
(
ゆ
)
つちや
家族
(
うち
)
の
者
(
もの
)
こと
追
(
お
)
ひ
出
(
だ
)
してなあ、
百姓
(
ひやくしやう
)
はおめえ
夜中
(
よなか
)
まで
眠
(
ねむ
)
んねえで
待
(
ま
)
つちや
居
(
ゐ
)
らんねえな
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
駅へついてみて、私は長野か
小諸
(
こもろ
)
か、どこかあの辺を通過してゐる
夜中
(
よなか
)
に、姉は彼女の七十年の
生涯
(
しやうがい
)
に終りを告げたことを知つた。
町の踊り場
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
私
(
わたし
)
たちが、せっかく、一
夜
(
や
)
をそこにあかそうと
思
(
おも
)
って
止
(
と
)
まると、
枝
(
えだ
)
が
意地悪
(
いじわる
)
く、
夜中
(
よなか
)
に、
私
(
わたし
)
たちの
体
(
からだ
)
を
揺
(
ゆ
)
すって、
振
(
ふ
)
り
落
(
お
)
とそうとする。
美しく生まれたばかりに
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それから、彼女は
夜中
(
よなか
)
にいく度となく目を覚ました。そして暁がすべての幸福を彼女に齎すやうに、只一秒も早く空の白むのを待った。
青白き夢
(新字旧仮名)
/
素木しづ
(著)
▼ もっと見る
幸
(
さいはひ
)
に
御米
(
およね
)
の
産氣
(
さんけ
)
づいたのは、
宗助
(
そうすけ
)
の
外
(
そと
)
に
用
(
よう
)
のない
夜中
(
よなか
)
だつたので、
傍
(
そば
)
にゐて
世話
(
せわ
)
の
出來
(
でき
)
ると
云
(
い
)
ふ
點
(
てん
)
から
見
(
み
)
れば
甚
(
はなは
)
だ
都合
(
つがふ
)
が
好
(
よ
)
かつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
ま
夜中
(
よなか
)
ごろ、若者はもういちど火をかきたてようと思いました。そして、火をプウプウふいていますと、だしぬけにすみっこのほうから
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
と、口ぎたなく云いちらした末、なけなしの金を妻に算段させて、
夜
(
よる
)
夜中
(
よなか
)
でも、おつみや日吉に酒を買いにやらせるのだった。
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
同
(
おなじ
)
やうに
吹通
(
ふきとほ
)
しの、
裏
(
うら
)
は、
川筋
(
かはすぢ
)
を
一
(
ひと
)
つ
向
(
むか
)
うに、
夜中
(
よなか
)
は
尾長猿
(
をながざる
)
が、キツキと
鳴
(
な
)
き、カラ/\カラと
安達
(
あだち
)
ヶ
原
(
はら
)
の
鳴子
(
なるこ
)
のやうな、
黄金蛇
(
こがねへび
)
の
聲
(
こゑ
)
がする。
印度更紗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
戸外
(
そと
)
も真暗で寒かった。ふだんなら気味が悪くって、とても
夜中
(
よなか
)
にひとりで歩くことなんかできないのだけれども、その晩だけはなんともなかった。
火事とポチ
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
そこで
諭吉
(
ゆきち
)
は、ま
夜中
(
よなか
)
の十二
時
(
じ
)
ごろに
江戸
(
えど
)
をでて、
夜
(
よる
)
の
東海道
(
とうかいどう
)
をあるいて、
夜明
(
よあ
)
けごろに
横浜
(
よこはま
)
につきました。さっそく
海岸
(
かいがん
)
のほうへいってみました。
福沢諭吉:ペンは剣よりも強し
(新字新仮名)
/
高山毅
(著)
そうした
場合
(
ばあい
)
には、むろん
私
(
わたくし
)
の
方
(
ほう
)
でもよく
注意
(
ちゅうい
)
してきいて
上
(
あ
)
げ、
夜中
(
よなか
)
であるから
良
(
い
)
けないなどとは
決
(
けっ
)
して
申
(
もう
)
しませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
ええ、
辛抱
(
しんぼう
)
しますとも、
夜中
(
よなか
)
ンなろうが、
夜
(
よ
)
が
明
(
あ
)
けようが、ここは
滅多
(
めった
)
に
動
(
うご
)
くンじゃないけれど、お
前
(
まえ
)
がもしか
門違
(
かどちが
)
いで、おせんの
家
(
うち
)
でもない
人
(
ひと
)
の……
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
僕はよくこの辺を通るので、気をつけて見ているのですが、いつも戸が締めてあって空家かと思うと、
夜中
(
よなか
)
に燈火が
漏
(
も
)
れていたりする、実に変な家です。
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
何
(
な
)
んだか知りませんが、其の旦那てえのが
些
(
ちっ
)
とも来るのを見た事がねえ、何でも
夜中
(
よなか
)
に来るんでげしょうよ
何処
(
どこ
)
かへ
参詣
(
おまいり
)
に
行
(
ゆ
)
くって時々出え/\したが
政談月の鏡
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お前の生れる時に
我身
(
おりゃ
)
夜中
(
よなか
)
にこの
横町
(
よこちょう
)
の
彼
(
あ
)
の
産婆
(
ばば
)
さんの処に迎いに行たことがある、その産婆さんは今も達者にし居る、それからお前が段々大きくなって
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
ヴォンブ
湖
(
こ
)
のゆるんだ氷も、
夜中
(
よなか
)
に動きはじめて、とうとう、その一つのすみが
岸
(
きし
)
にとどいてしまいました。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
白粉花
(
おしろいばな
)
、
夜中
(
よなか
)
に表を
叩
(
たゝ
)
くから、
雨戸
(
あまど
)
を明けてふと見れば、墓場の上の
狐火
(
きつねび
)
か、
暗闇
(
くらがり
)
のなかにおまへの眼が光る。噫、おしろい、おしろい、
汚
(
よご
)
れた
夜
(
よる
)
の
白粉花
(
おしろいばな
)
。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
そして
彼女
(
あれ
)
はグリスビイ・リトリイトの番人をしてゐる息子を連れて來て、私の奧さまがお手のものゝ
夜中
(
よなか
)
に寢てる人間に火をつけたり、
刺
(
さ
)
し殺さうとしたり
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
その眼があまりきつそうなので、
真暗
(
まっくら
)
な
夜中
(
よなか
)
にでも、昼間と同じようによく見える力をそなえているに違いないと、パーシウスは思わずにはいられませんでした。
ワンダ・ブック――少年・少女のために――
(新字新仮名)
/
ナサニエル・ホーソーン
(著)
そうですね……もうずっと
昔
(
むかし
)
のことです。汽車をうんてんして、ある山
奥
(
おく
)
を、
夜中
(
よなか
)
に走っていました。
ばかな汽車
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
夜中
(
よなか
)
にある土地で馬車を降り、そこには足を留めずに、そこから約十二マイルかそれ以上も後戻りして、兵営と海軍工廠とのある処まで行き、そこで情報を蒐集した
二都物語:01 上巻
(新字新仮名)
/
チャールズ・ディケンズ
(著)
牧野は
夜中
(
よなか
)
のランプの光に、
脂
(
あぶら
)
の浮いた顔を照させながら、もどかしそうな声を出す事もあった。
奇怪な再会
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
東紅梅町
(
ひがしこうばいちやう
)
のあの家は書斎も
客室
(
きやくま
)
も二階にあつたのでした。
階下
(
した
)
に
二室
(
ふたま
)
続いてあつた六畳に
分
(
わか
)
れて親子は寝て居ました。亡霊の私が出掛けて
行
(
ゆ
)
くのは無論
夜
(
よる
)
の
夜中
(
よなか
)
なのです。
遺書
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
赤塚氏例のごと見舞ひ給ひ、
今日
(
けふ
)
陸にての買物のしくじりなど
真面目
(
まじめ
)
に語られ
候
(
さふらふ
)
。この
夜中
(
よなか
)
には船の
度度
(
たびたび
)
停
(
とゞ
)
まれるを感じ申し
候
(
さふらふ
)
。ゆきちがひになる船のためにか
候
(
さふら
)
ひけん。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
「宵のうちに入つて、
夜中
(
よなか
)
に仕事をしたか、でなければ、家の中に引入れた者があつた筈だ」
銭形平次捕物控:302 三軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
さ
夜中
(
よなか
)
と
夜
(
よ
)
は
深
(
ふ
)
けぬらし
雁
(
かり
)
が
音
(
ね
)
の
聞
(
きこ
)
ゆる
空
(
そら
)
に
月
(
つき
)
渡
(
わた
)
る
見
(
み
)
ゆ 〔巻九・一七〇一〕 柿本人麿歌集
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
夜中
(
よなか
)
に
起上
(
おきあが
)
って、戸の下に
鍵
(
かぎ
)
をおき、
梱
(
こり
)
をかついで出ていってしまうのだった。そして
幾月
(
いくつき
)
も
姿
(
すがた
)
を見せなかった。それからまた
戻
(
もど
)
ってきた。
夕方
(
ゆうがた
)
、誰かが戸にさわる
音
(
おと
)
がする。
ジャン・クリストフ
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
唯
(
たゞ
)
亂暴
(
らんぼう
)
一
途
(
づ
)
に
品川
(
しながは
)
へも
足
(
あし
)
は
向
(
む
)
くれど
騷
(
さわ
)
ぎは
其座
(
そのざ
)
限
(
ぎ
)
り、
夜中
(
よなか
)
に
車
(
くるま
)
を
飛
(
と
)
ばして
車町
(
くるまゝち
)
の
破落戸
(
ごろ
)
がもとをたゝき
起
(
おこ
)
し、それ
酒
(
さけ
)
かへ
肴
(
さかな
)
と、
紙入
(
かみい
)
れの
底
(
そこ
)
をはたきて
無理
(
むり
)
を
徹
(
とほ
)
すが
道樂
(
だうらく
)
なりけり
大つごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
破
(
やぶ
)
れたストーヴについて、
不自由
(
ふじいう
)
な
外出
(
がいしゅつ
)
について、
封
(
ふう
)
を
切
(
き
)
られた
手紙
(
てがみ
)
について、
不親切
(
ふしんせつ
)
な
軍医
(
ぐんい
)
について、
横
(
よこ
)
っ
面
(
つら
)
へ
竹刀
(
しない
)
を
飛
(
と
)
ばす
班長
(
はんちょう
)
について、
夜中
(
よなか
)
にみんな
叩
(
たた
)
き
起
(
おこ
)
す
警報
(
けいほう
)
について
一九三二・二・二六:―白テロに斃た××聯隊の革命的兵士に―
(新字旧仮名)
/
槙村浩
(著)
「
手前
(
てめえ
)
何だってそんなところにうろうろしているんだ。
夜
(
よる
)
夜中
(
よなか
)
人を叩き起しやがって」
乞食
(新字新仮名)
/
モーリス・ルヴェル
(著)
五五
ぬば玉の
夜中
(
よなか
)
の
潟
(
かた
)
にやどる月は、
五六
鏡の山の峯に
清
(
す
)
みて、
五七
八十
(
やそ
)
の
湊
(
みなと
)
の
八十隈
(
やそくま
)
もなくておもしろ。
五八
沖津嶋山、
五九
竹生嶋
(
ちくぶしま
)
、波に
六〇
うつろふ
六一
朱
(
あけ
)
の
垣
(
かき
)
こそおどろかるれ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
夜中
(
よなか
)
になって、宿屋にいた人たちがのこらず寝しずまろうというとき、どこかでしくしくすすり泣く声がして、いつまでもやまないものですから、みんな気にして起きあがって、いったい
旅なかま
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
夜中
(
よなか
)
に開くのもある。明け方に音がするというのは変な話だという。
巨椋池の蓮
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
折
(
おり
)
も折、このまっくらな
夜中
(
よなか
)
だというのに、なんということだろう。
幽霊船の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
五一 山にはさまざまの鳥
住
(
す
)
めど、最も
寂
(
さび
)
しき声の鳥はオット鳥なり。夏の
夜中
(
よなか
)
に
啼
(
な
)
く。浜の
大槌
(
おおづち
)
より
駄賃附
(
だちんづけ
)
の者など峠を越え来たれば、
遥
(
はるか
)
に谷底にてその声を聞くといえり。昔ある長者の娘あり。
遠野物語
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
私と話しとうなると、
夜
(
よる
)
夜中
(
よなか
)
でも電話りんりんかかって来ます。
卍
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
夜中
(
よなか
)
に夢を見て唱歌を歌つてゐたことを思ひ出したのである。
半日
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
月ほそく光りたり真の
夜中
(
よなか
)
に、
懺悔
(
ざんげ
)
せよとか
真珠抄
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
夜中
(
よなか
)
に
怪猫
(
かいべう
)
が
現
(
あら
)
はれて
私
(
わたし
)
の
胸
(
むね
)
を
押
(
おさ
)
へた。
ねこ
(旧字旧仮名)
/
北村兼子
(著)
「
夜中
(
よなか
)
に、なんごとですか」
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
まだ
夜
(
よ
)
は
夜中
(
よなか
)
桜さく島:春のかはたれ
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
太郎
(
たろう
)
のお
父
(
とう
)
さんは、
太郎
(
たろう
)
が、どうしているだろうと
思
(
おも
)
って、
夜中
(
よなか
)
に、
戸
(
と
)
を
開
(
あ
)
けてみました。けれど、
太郎
(
たろう
)
は、どこにもいませんでした。
竹馬の太郎
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
するとその
晩
(
ばん
)
夜中
(
よなか
)
過
(
す
)
ぎになって、しっかりしめておいたはずのおもての
戸
(
と
)
がひとりでにすうっとあいて、だれかが
入
(
はい
)
って
来
(
き
)
た
様子
(
ようす
)
です。
山姥の話
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
其
(
そ
)
の
日
(
ひ
)
の
夜中
(
よなか
)
に
彼等
(
かれら
)
は
立
(
た
)
つた。
勘次
(
かんじ
)
は
自分
(
じぶん
)
も
急
(
いそ
)
ぐし
使
(
つかひ
)
を
疲
(
つか
)
れた
足
(
あし
)
で
歩
(
ある
)
かせることも
出來
(
でき
)
ないので
霞
(
かすみ
)
ヶ
浦
(
うら
)
を
汽船
(
きせん
)
で
土浦
(
つちうら
)
の
町
(
まち
)
へ
出
(
で
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
けれども、ま
夜中
(
よなか
)
ごろには、風がばかにつめたくなってきて、いくら火をたいても、ちっともあたたかくなりませんでした。
こわいことを知りたくて旅にでかけた男の話
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
それだからこうやって、夜
夜中
(
よなか
)
開放
(
あけっぱな
)
しの門も閉めておく、分ったかい。
家
(
うち
)
へ帰るならさっさと帰らっせえよ、
俺
(
わし
)
にかけかまいはちっともねえ。
葛飾砂子
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
夜中
(
よなか
)
からぐつすり
寐
(
ね
)
た。
何時
(
いつ
)
もの様に起きるのが、ひどく
辛
(
つら
)
かつた。
顔
(
かほ
)
を
洗
(
あら
)
ふ所で、同じ文科の学生に
逢
(
あ
)
つた。顔丈は互に見知り
合
(
あ
)
ひである。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
と云う塩梅、よる
夜中
(
よなか
)
でも、いゝ塩梅に寝附いたから疲れを休めようと思って、ごろりと寝ようとすると
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ニールスは、なにもかもがまたもとの
姿
(
すがた
)
にかえったのを見て、うれしくなりました。けれど、
寒
(
さむ
)
さは
夜中
(
よなか
)
よりも、かえっていまのほうが、きびしく感じられます。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
“夜中”の意味
《名詞》
夜の間。
(出典:Wiktionary)
夜
常用漢字
小2
部首:⼣
8画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“夜中”で始まる語句
夜中の太陽
夜中参
夜中近
夜中頃
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