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『巨椋池の蓮』
ふりがな文庫
『
巨椋池の蓮
(
おぐらいけのはす
)
』
蓮の花は日本人に最も親しい花の一つで、その大きい花びらの美しい彎曲線や、ほのぼのとした清らかな色や、その葉のすがすがしい匂いや肌ざわりなどを、きわめて身近に感じなかった人は、われわれの間にはまずなかろうと思う。文化の上から言っても蓮華の占め …
著者
和辻哲郎
ジャンル
哲学 > 東洋思想 > 日本思想
初出
「新潮」1950(昭和25)年8月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約21分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
浸
(
びた
)
艶
(
なま
)
伏見
(
ふしみ
)
入
(
い
)
夜中
(
よなか
)
惹
(
ひ
)
散
(
ち
)
棹
(
さお
)
漕
(
こ
)
爪紅
(
つまべに
)
紅蓮
(
ぐれん
)
蓮
(
はす
)
蓮華
(
れんげ
)
蕾
(
つぼみ
)
鷭
(
ばん
)