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眞
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まこと
ふりがな文庫
“
眞
(
まこと
)” の例文
新字:
真
眞
(
まこと
)
に祈祷するものは一所懸命なり、祈祷者はその心靈に於て明らかに神と交歡す、彼自ら何を言ひ何を語りつつあるかを知らざる也。
散文詩・詩的散文
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
思ふにこの事必ずわが導者の意をえたりしなるべし、かれ
氣色
(
けしき
)
いとうるはしくたえず耳をわがのべし
眞
(
まこと
)
の言に傾けき 一二一—一二三
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
思へば
現
(
うつゝ
)
とも覺えで此處までは來りしものの、何と言うて世を隔てたる
門
(
かど
)
を
敲
(
たゝ
)
かん、我が
眞
(
まこと
)
の心をば如何なる言葉もて打ち明けん。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
蓋し此の兩樣の見解は、皆いづれも其の一半は眞なのであつて、兩樣の見解を併合する時は、全部の
眞
(
まこと
)
となるのでは無からうか。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
そのあくる日には羅馬へ旅立すべし。羅馬に往きて、おん身の耐忍と勉勵とを見せよ。おん身に
眞
(
まこと
)
の事を告ぐるは我のみぞとのたまひぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
▼ もっと見る
けれど
小供
(
こども
)
こそ
眞
(
まこと
)
の
審判官
(
しんぱんくわん
)
で、
小供
(
こども
)
の
眼
(
め
)
にはたゞ
變物
(
かはりもの
)
の
一人
(
ひとり
)
としか
見
(
み
)
えない。
嬲物
(
なぶりもの
)
にして
慰
(
なぐ
)
さむに
丁度
(
ちやうど
)
可
(
よ
)
い
男
(
をとこ
)
としか
見
(
み
)
えない。
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
あゝ、
俺
(
おれ
)
は
今
(
いま
)
までに
戀
(
こひ
)
をしたか? やい、
眼
(
まなこ
)
よ、せなんだと
誓言
(
せいごん
)
せい!
今夜
(
こんや
)
といふ
今夜
(
こんや
)
までは、
眞
(
まこと
)
の
美人
(
びじん
)
をば
見
(
み
)
なんだわい。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
それは
眞
(
まこと
)
によい
思
(
おも
)
ひつきであると
御賞
(
おほ
)
めになつて、それからは
土
(
つち
)
で
作
(
つく
)
つた
人間
(
にんげん
)
などの
像
(
ぞう
)
を
墓
(
はか
)
の
側
(
そば
)
に
埋
(
うづ
)
めることになつたのだといふことです。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
眞
(
まこと
)
に、
罪
(
つみ
)
な、
濟
(
す
)
まない
事
(
こと
)
ぢやあるけれども、
同一
(
おなじ
)
病人
(
びやうにん
)
が
枕
(
まくら
)
を
並
(
なら
)
べて
伏
(
ふせ
)
つて
居
(
ゐ
)
ると、どちらかに
勝
(
かち
)
まけがあるとの
話
(
はなし
)
。
壁
(
かべ
)
一重
(
ひとへ
)
でも、おんなじ
枕
(
まくら
)
。
浅茅生
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
用
(
もち
)
ひて
浮々
(
うき/\
)
とせし
樣子
(
やうす
)
に
扨
(
さて
)
は
眞
(
まこと
)
に
悔悟
(
くわいご
)
して
其心
(
そのこゝろ
)
にもなりぬるかと
落附
(
おちつ
)
くは
運平
(
うんぺい
)
のみならず
内外
(
うちと
)
のものも
同
(
おな
)
じこと
少
(
すこ
)
し
枕
(
まくら
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
足
(
た
)
し
立出
(
たちいで
)
見れば水はなく向ふの
家
(
いへ
)
に話しの
老人
(
らうじん
)
障子を
開
(
ひら
)
きて書を
讀
(
よみ
)
ゐたるに是なる可しと
庭口
(
にはぐち
)
より進み入つゝ
小腰
(
こごし
)
を
屈
(
かゞ
)
め
眞
(
まこと
)
に申し兼たれどもお
水
(
みづ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「僕はその點では潔白なものさ。」と、馬越はその慾望には殆んど無關心であると
眞
(
まこと
)
しやかに日ごろの事を説いた。
仮面
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
眞
(
まこと
)
の歌である。島崎氏の歌は森の中にこもる鳥の歌、その玲瓏の
囀
(
さへづり
)
は
瑞樹
(
みづき
)
の
木末
(
こずゑ
)
まで流れわたつて、若葉の一つ一つを緑の聲に
活
(
い
)
かさずば止まなかつた。
新しき声
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
手古奈が
眞
(
まこと
)
、人々の心やり、總じて嬉しく悦ばしく、行末永き手古奈が幸福を祈らむ。此上は吾茲にありて、吾が思ひのまゝに手古奈に戀ひするを許せ。
古代之少女
(旧字旧仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
眞
(
まこと
)
の文明の内容を見ないから、解しないから、感じないから、日本の歐洲文明の輸入は實に醜惡を極めたものになつたのだ。一番近い例は東京の電車であらう。
新帰朝者日記
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
八名川町と八五郎の御膝元なる向柳原一帶へかけて
眞
(
まこと
)
に落葉を吹きまくる木枯の如く荒し廻るのでした。
銭形平次捕物控:188 お長屋碁会
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
矢車草
(
やぐるまさう
)
、
思草
(
おもひぐさ
)
、
白粉花
(
おしろいばな
)
、
生
(
しやう
)
の
眞
(
まこと
)
の美人よりもおまへの
方
(
はう
)
がわたしは
好
(
すき
)
だ。
滅
(
ほろ
)
んだ花よ、むかしの花よ。
牧羊神
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
いかな『力』の神でも、堅く閉ぢた岩屋の扉をこじあけることは出來ない。岩屋の前には、鍛冶に造らせた
眞鐵
(
まがね
)
の鏡を持つて來て暗黒を照して見る『
眞
(
まこと
)
』の神もある。
桃の雫
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
子
(
こ
)
ども
達
(
たち
)
をおもふと、わたしは
幸福
(
かうふく
)
を
感
(
かん
)
じます。わたしは
希望
(
きばう
)
を
感
(
かん
)
じます。
子
(
こ
)
ども
達
(
たち
)
をとほしてのみ、
眞
(
まこと
)
の
人間
(
にんげん
)
の
生活
(
せいくわつ
)
は、その
意味
(
いみ
)
が
解
(
わか
)
るやうに、わたしには
想
(
おも
)
はれます。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
義雄は繼母の爲めに
眞
(
まこと
)
の父とも折合が惡いので、元から別に一家を構へてゐた。
泡鳴五部作:01 発展
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
今度
(
こんど
)
發見
(
はつけん
)
された
駒岡附近
(
こまをかふきん
)
にも、
既
(
すで
)
に
已
(
すで
)
に
澤山
(
たくさん
)
横穴
(
よこあな
)
が
開發
(
かいはつ
)
されてあるのだが、
扨
(
さ
)
て、
果報
(
くわはう
)
なのは
今回
(
こんくわい
)
のお
穴樣
(
あなさま
)
で、
意外
(
いぐわい
)
の
人氣
(
にんき
)
を
一個
(
ひとり
)
で
背負
(
せお
)
つて、
眞
(
まこと
)
に
希代
(
きたい
)
の
好運兒
(
かううんじ
)
、
否
(
いな
)
、
好運穴
(
かううんけつ
)
といふべきである。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
抑も斯かる覆面は何の爲に
用
(
もち
)
ゐらるるかと
言
(
い
)
へば、故らに
面貌
(
めんばう
)
を奇にする爲か
他人
(
たにん
)
に面貌を示さざる爲か
然
(
しか
)
らざれば
寒氣
(
かんき
)
を防ぐ爲なるべし。思ふに第三種の用こそ
此場合
(
このばあひ
)
に於ける
眞
(
まこと
)
の用ならめ。
コロボックル風俗考
(旧字旧仮名)
/
坪井正五郎
(著)
眞
(
まこと
)
にわれ
汝等
(
なんぢら
)
に告ぐ——
嗚滸
(
をこ
)
なりや、忘れやしつる——
母
(旧字旧仮名)
/
アダ・ネグリ
(著)
わが曰ふ處誤か、
眞
(
まこと
)
か? 心われに告ぐ。
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
眞
(
まこと
)
を言はず。
エロディヤッド
(旧字旧仮名)
/
ステファヌ・マラルメ
(著)
こは初め
單
(
ひとへ
)
なりしも今
二重
(
ふたへ
)
となりぬ、そは汝の
言
(
ことば
)
、これと
連
(
つら
)
なる事の
眞
(
まこと
)
なるをこゝにもかしこにも定かに我に示せばなり 五五—五七
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
知られで永く
已
(
や
)
みなんこと
口惜
(
くちを
)
しく、
一
(
ひとつ
)
には妾が
眞
(
まこと
)
の心を打明け、且つは御身の恨みの程を承はらん爲に茲まで迷ひ來りしなれ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
私
(
み
)
が
言
(
い
)
うて
聞
(
き
)
かす
事
(
こと
)
を
眞
(
まこと
)
とは
思
(
おも
)
はぬ
汝
(
こなた
)
に、
言託
(
ことづ
)
けるのは
無駄
(
むだ
)
ぢやらうが、ありやうは、
右
(
みぎ
)
の
魔
(
ま
)
ものは、さしあたり
汝
(
こなた
)
の
影
(
かげ
)
を、
掴
(
つか
)
まうとするではない。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
預
(
あづか
)
る者は
器量
(
きりやう
)
なくて有べきや
斯樣
(
かやう
)
なる事
辨
(
わきま
)
へぬ其方にても有可ざるに事の
此所
(
ここ
)
に及べるは
眞
(
まこと
)
に
疑
(
うたが
)
はしきことどもなり是其方に疑ひの
掛
(
かゝ
)
り
糺問
(
きうもん
)
せざるを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
私
(
わたくし
)
はこの
頃
(
ごろ
)
になつて
益々
(
ます/\
)
感
(
かん
)
ずることは、
人
(
ひと
)
は
如何
(
どん
)
な
場合
(
ばあひ
)
に
居
(
ゐ
)
ても
常
(
つね
)
に
樂
(
たの
)
しい
心
(
こゝろ
)
を
持
(
もつ
)
て
其仕事
(
そのしごと
)
をすることが
出來
(
でき
)
れば、
則
(
すなは
)
ち
其人
(
そのひと
)
は
眞
(
まこと
)
の
幸福
(
かうふく
)
な
人
(
ひと
)
といひ
得
(
う
)
ることだ。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
あゝ/\!
戀
(
こひ
)
の
影坊師
(
かげばうし
)
でさへ
此位
(
このくらゐ
)
嬉
(
うれ
)
しいとすると、
遂
(
と
)
げられた
眞
(
まこと
)
の
戀
(
こひ
)
は、まア、どんなに
樂
(
たの
)
しからうぞ?
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
いよ/\
眞
(
まこと
)
に
其事
(
そのこと
)
あらばと
恐
(
おそ
)
ろしき
思案
(
しあん
)
をさへ
定
(
さだ
)
めて
美尾
(
みを
)
が
影身
(
かげみ
)
とつき
添
(
そ
)
ふ
如
(
ごと
)
く
守
(
まも
)
りぬ。
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
……死後の世界を知らうとか宇宙の外を知りたいとかいふやうな
大
(
だい
)
それた願ひを、この頃の彼れは抱いてゐるのではないが、只目の前に起つてゐる事の
眞
(
まこと
)
の姿を明ら樣に知りたかつた。
仮面
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
文學が活きた人生に接觸しなければ
眞
(
まこと
)
の價値のない事を感じるだけ其れが何となく癪に觸つてならない。人生其のものに同情も興味もなければ、つまり文學も何も成立つものぢやない。
新帰朝者日記
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
眞
(
まこと
)
にわれ汝等に告ぐ、哀願の
腕
(
かひな
)
かくの如く延べたり。
母
(旧字旧仮名)
/
アダ・ネグリ
(著)
活ける響の
瑠璃
(
るり
)
の石、これや「
眞
(
まこと
)
」の
金剛座
(
こんがうざ
)
。
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
「
眞
(
まこと
)
」の
唇
(
くち
)
はかしこみて「
望
(
のぞみ
)
」の
眼
(
まなこ
)
、
天
(
そら
)
仰
(
あふ
)
ぎ
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
鑄る妙工の巧みより
眞
(
まこと
)
の物を見る如し。
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
こは我これを
眞
(
まこと
)
の鏡——この鏡萬物を己に
映
(
うつ
)
せど、一物としてこれを己に
映
(
うつ
)
すはなし——に照して見るによりてなり 一〇六—一〇八
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
思へば三界の
火宅
(
くわたく
)
を
逃
(
のが
)
れて、聞くも嬉しき
眞
(
まこと
)
の道に入りし御身の、
欣求淨土
(
ごんぐじやうど
)
の一念に浮世の
絆
(
きづな
)
を
解
(
と
)
き得ざりしこそ恨みなれ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
いや、
聞
(
き
)
くよりは
見
(
み
)
るが
疾
(
はや
)
い。さあ、
生命
(
いのち
)
を
取
(
と
)
られて
遣
(
や
)
らう、と
元來
(
ぐわんらい
)
、あたまから
眞
(
まこと
)
とは
思
(
おも
)
ひませぬなり。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
我等
(
われら
)
の
學校
(
がくかう
)
も
何時
(
いつ
)
かは
眞
(
まこと
)
の
詩人
(
しゞん
)
出
(
い
)
づることあらん。その
時
(
とき
)
までは
矢張
(
やは
)
り『
日
(
ひ
)
の
出
(
で
)
を
見
(
み
)
ろ』で
十分
(
じふゞん
)
かと
存候
(
ぞんじさふらふ
)
。
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
娘御
(
むすめご
)
の
出世
(
しゅっせ
)
を
願
(
ねが
)
ひ、
其
(
その
)
昇進
(
しょうしん
)
をば
此世
(
このよ
)
の
天國
(
てんごく
)
とも
思
(
おも
)
はしゃった
貴下
(
こなた
)
が、
只今
(
たゞいま
)
娘御
(
むすめご
)
が
雲
(
くも
)
の
上
(
うへ
)
の
眞
(
まこと
)
の
天國
(
てんごく
)
へ
昇進
(
しゃうしん
)
せられたのを、
何
(
なん
)
として
歎
(
なげ
)
かしゃるぞ! おゝ、
安
(
やす
)
らかにならしゃれたを
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
愚鈍
(
ぐどん
)
ではあるが
子供
(
こども
)
の
時
(
とき
)
から
是
(
こ
)
れといふ
不出來
(
ふでか
)
しも
無
(
な
)
かつたを
思
(
おも
)
ふと
何
(
なに
)
か
殘念
(
ざんねん
)
のやうにもあつて、
眞
(
まこと
)
の
親馬鹿
(
おやばか
)
といふのであらうが
平癒
(
なほ
)
らぬほどなら
死
(
し
)
ねとまでも
諦
(
あきら
)
めがつきかねるもので
うつせみ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
眞
(
まこと
)
に涙あるものゝ
爲
(
な
)
すに忍びない人生の傍觀者だと憤慨するかも知れない。
歓楽
(旧字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
殺したるは
眞
(
まこと
)
の
大罪
(
だいざい
)
なり因て始終は其身
刀
(
かたな
)
の
刄
(
は
)
くずに懸らん
貴殿
(
おまへ
)
も
堅氣
(
かたぎ
)
の
商人
(
あきうど
)
に
成
(
なら
)
れし上は此後必ず惡事を
爲
(
し
)
給ふことなかれと云ながら金を受取歸りしが是を無心の始めとして其後度々來りては無心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
この教こそ
神
(
かん
)
ながら
舊
(
ふ
)
るき
眞
(
まこと
)
の道と
知
(
し
)
れ。
海潮音
(旧字旧仮名)
/
上田敏
(著)
『幻の
界
(
よ
)
ぞ
眞
(
まこと
)
なる』——
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
これがいつまでわが目の樂なりしやといふ事、大いなる
憤
(
いきどほり
)
の
眞
(
まこと
)
の
原因
(
もと
)
、またわが用ゐわが作れる言葉の事即ち是なり 一一二—一一四
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
先生
(
せんせい
)
の
生活
(
せいくわつ
)
は
決
(
けつ
)
して
英雄
(
えいゆう
)
豪傑
(
がうけつ
)
の
風
(
ふう
)
では
有
(
あり
)
ません、けれども
先生
(
せんせい
)
は
眞
(
まこと
)
の
生活
(
せいくわつ
)
をして
居
(
ゐる
)
のです、
先生
(
せんせい
)
は
決
(
けつ
)
して
村學究
(
そんがくきう
)
らしい
窮屈
(
きゆうくつ
)
な
生活
(
せいくわつ
)
、ケチ/\した
生活
(
せいくわつ
)
はして
居
(
ゐ
)
ません
日の出
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
眞
部首:⽬
10画
“眞”を含む語句
眞實
眞向
眞正面
眞個
眞中
眞直
眞心
眞青
眞箇
眞白
眞逆
眞盛
眞最中
眞面目
眞黒
眞赤
眞紅
眞珠
眞蒼
眞先
...