“小腰”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こごし91.7%
こゞし8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
立出たちいで見れば水はなく向ふのいへに話しの老人らうじん障子をひらきて書をよみゐたるに是なる可しと庭口にはぐちより進み入つゝ小腰こごしかゞまことに申し兼たれどもおみづ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
何度も荒田老に小腰こごしをかがめたあと、いかにもやむを得ないといった顔をして席についたが、それからも、しばらくは腰が落ちつかないふうだった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
車掌はチラと切符の表を見たゞけで小腰こゞしかゞめつゝ
東光院 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)