“言託”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ことづ66.7%
ことづけ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うてかすことまこととはおもはぬこなたに、言託ことづけるのは無駄むだぢやらうが、ありやうは、みぎものは、さしあたりこなたかげを、つかまうとするではない。
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
原稿を十四五枚、言託ことづけただけで帰ろうと思うのを、「どうぞ、」と黙って入ってしまった。ほこりだらけの足を、下駄へ引擦ひっこすったなり、中二階のような夏座敷へ。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「では、あの、お言託ことづけは。」
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)