トップ
>
注意
>
ちゆうい
ふりがな文庫
“
注意
(
ちゆうい
)” の例文
皆
(
みな
)
は
又
(
また
)
少時
(
しばし
)
默
(
もく
)
して
了
(
しま
)
ふ。
其中
(
そのうち
)
に
茶
(
ちや
)
が
出
(
で
)
る。ドクトル、ハヾトフは
皆
(
みな
)
との一
般
(
ぱん
)
の
話
(
はなし
)
の
中
(
うち
)
も、
院長
(
ゐんちやう
)
の
言
(
ことば
)
に
注意
(
ちゆうい
)
をして
聞
(
き
)
いてゐたが
突然
(
だしぬけ
)
に。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
「
安
(
やす
)
さんは、まだ
歸
(
かへ
)
らないんでせうかね。
貴方
(
あなた
)
今度
(
こんだ
)
の
日曜
(
にちえう
)
位
(
ぐらゐ
)
に
番町
(
ばんちやう
)
迄
(
まで
)
行
(
い
)
つて
御覽
(
ごらん
)
なさらなくつて」と
注意
(
ちゆうい
)
した
事
(
こと
)
があるが、
宗助
(
そうすけ
)
は
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
此地方
(
このちほう
)
の
砂丘
(
さきゆう
)
は
地震
(
ぢしん
)
ならずとも
崩壞
(
ほうかい
)
することがあるのだから、
地震
(
ぢしん
)
に
際
(
さい
)
して
注意
(
ちゆうい
)
すべきは
當然
(
とうぜん
)
であるけれども、
平日
(
へいじつ
)
に
於
(
おい
)
ても
氣
(
き
)
をつけ
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
特
(
とく
)
に
國府津
(
こふづ
)
止
(
どまり
)
の
箱
(
はこ
)
が三四
輛
(
りやう
)
連結
(
れんけつ
)
してあるので
紅帽
(
あかばう
)
の
注意
(
ちゆうい
)
を
幸
(
さいはひ
)
にそれに
乘
(
の
)
り
込
(
こ
)
むと
果
(
はた
)
して
同乘者
(
どうじようしや
)
は
老人夫婦
(
らうじんふうふ
)
きりで
頗
(
すこぶ
)
る
空
(
すい
)
て
居
(
ゐ
)
た、
待
(
ま
)
ち
疲
(
くたび
)
れたのと
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
もっとも
朝鮮
(
ちようせん
)
と
臺灣
(
たいわん
)
の
石器時代
(
せつきじだい
)
は、
日本内地
(
につぽんないち
)
の
方
(
ほう
)
とはまったく
異
(
ことな
)
つた、
別
(
べつ
)
の
種族
(
しゆぞく
)
が
棲
(
す
)
んでゐたことは
注意
(
ちゆうい
)
を
要
(
よう
)
します。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
▼ もっと見る
斯樣
(
かやう
)
にして
自
(
みづか
)
ら
遠慮
(
ゑんりよ
)
をし、
又
(
また
)
自分
(
じぶん
)
から
抑制
(
よくせい
)
をして
共同生活
(
きやうどうせいくわつ
)
の
妨害
(
ばうがい
)
にならぬやうにと
注意
(
ちゆうい
)
をして
來
(
く
)
るのである。
即
(
すなは
)
ち
放任主義
(
はうにんしゆぎ
)
の
神髓
(
しんずゐ
)
とする
所
(
ところ
)
であります。
女教邇言
(旧字旧仮名)
/
津田梅子
(著)
我
(
わが
)
國民
(
こくみん
)
今後
(
こんご
)
の
責任
(
せきにん
)
は
益
(
ます/\
)
重大
(
ぢうだい
)
ならんとするの
時
(
とき
)
、
活動
(
くわつどう
)
の
根本機關
(
こんぽんきくわん
)
とも
言
(
い
)
ふ
可
(
べ
)
き
身體
(
しんたい
)
の
攝養
(
せつやう
)
には
尤
(
もつと
)
も
注意
(
ちゆうい
)
を
要
(
えう
)
す。
命の鍛錬
(旧字旧仮名)
/
関寛
(著)
たゞそれだけで
滿足
(
まんぞく
)
せずに、
新月
(
しんげつ
)
の
頃
(
ころ
)
から
注意
(
ちゆうい
)
してゐたのが、こんなに
大
(
おほ
)
きく
立派
(
りつぱ
)
に
咲
(
さ
)
いたといふようなおもしろみを
附
(
つ
)
けたのは、ほんとうはよくないのです。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
お
互
(
たがひ
)
に
注意
(
ちゆうい
)
したいこと、また、いつもは、だれも
氣
(
き
)
のつかぬようなことを、
話
(
はな
)
しておきませう。
森林と樹木と動物
(旧字旧仮名)
/
本多静六
(著)
「
知
(
し
)
らない
支那人
(
しなじん
)
と
麻雀
(
マアジヤン
)
を
遊
(
あそ
)
ぶのはよつぽど
注意
(
ちゆうい
)
しなければいけない。」
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
みなさん、この天文台の
設備
(
せつび
)
を
注意
(
ちゆうい
)
して見て下さい
小熊秀雄全集-22:火星探険―漫画台本
(新字旧仮名)
/
小熊秀雄
(著)
不審
(
ふしん
)
といはゞ
不審
(
ふしん
)
もたつべきながら
子故
(
こゆゑ
)
にくらきは
親
(
おや
)
の
眼鏡
(
めがね
)
運平
(
うんぺい
)
が
邪智
(
じやち
)
ふかき
心
(
こゝろ
)
にも
娘
(
むすめ
)
は
何時
(
いつ
)
も
無邪氣
(
むじやき
)
の
子供
(
こども
)
伸
(
の
)
びしは
脊丈
(
せたけ
)
ばかりと
思
(
おも
)
ふか
若
(
も
)
しやの
掛念
(
けねん
)
少
(
すこ
)
しもなくハテ
中
(
なか
)
の
好
(
よ
)
かりしは
昔
(
むかし
)
のことなり
今
(
いま
)
の
芳之助
(
よしのすけ
)
に
何
(
なに
)
として
愛想
(
あいそ
)
の
盡
(
つき
)
ぬものがあらうか
娘
(
むすめ
)
はまして
孝心
(
かうしん
)
ふかし
親
(
おや
)
の
命令
(
いひつけ
)
ること
背
(
そむ
)
く
筈
(
はず
)
なし
心配無用
(
しんぱいむよう
)
と
勘藏
(
かんざう
)
が
注意
(
ちゆうい
)
を
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
非局部性
(
ひきよくぶせい
)
の
大地震
(
だいぢしん
)
を
起
(
おこ
)
す
事
(
こと
)
のある
海洋底
(
かいようてい
)
に
接
(
せつ
)
した
海岸地方
(
かいがんちほう
)
は、
大搖
(
おほゆ
)
れの
地震
(
ぢしん
)
に
見舞
(
みま
)
はれた
場合
(
ばあひ
)
、
津浪
(
つなみ
)
についての
注意
(
ちゆうい
)
を
要
(
よう
)
する。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
「
貴方
(
あなた
)
大變
(
たいへん
)
だつて
云
(
い
)
ふ
癖
(
くせ
)
に、
些
(
ちつ
)
とも
大變
(
たいへん
)
らしい
聲
(
こゑ
)
ぢやなくつてよ」と
御米
(
およね
)
が
後
(
あと
)
から
冗談半分
(
じようだんはんぶん
)
にわざ/\
注意
(
ちゆうい
)
した
位
(
くらゐ
)
である。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
しかし
蛇
(
へび
)
だとか、
蜥蜴
(
とかげ
)
だとかゞ、
石
(
いし
)
の
間
(
あひだ
)
から
飛
(
と
)
び
出
(
だ
)
して
驚
(
おどろ
)
かされることがありますから、
注意
(
ちゆうい
)
しなければなりません。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
殊
(
こと
)
に、
二番
(
にばん
)
めの
句
(
く
)
、
三番
(
さんばん
)
めの
句
(
く
)
に、
注意
(
ちゆうい
)
なさい。おなじく
趣向
(
しゆこう
)
を
凝
(
こら
)
したところはあつても、さくら
田
(
た
)
への
方
(
ほう
)
は、いかにもすっきりと、
頭
(
あたま
)
に
響
(
ひゞ
)
くように
出來
(
でき
)
てゐます。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
入口
(
いりくち
)
の
外
(
そと
)
の
軒下
(
のきした
)
に
橢圓形
(
だゑんけい
)
の
据風呂
(
すゑぶろ
)
があつて十二三の
少年
(
せうねん
)
が
入
(
はひつ
)
て
居
(
ゐ
)
るのが
最初
(
さいしよ
)
自分
(
じぶん
)
の
注意
(
ちゆうい
)
を
惹
(
ひ
)
いた。
此
(
この
)
少年
(
せうねん
)
は
其
(
そ
)
の
日
(
ひ
)
に
燒
(
や
)
けた
脊中
(
せなか
)
ばかり
此方
(
こちら
)
に
向
(
む
)
けて
居
(
ゐ
)
て
決
(
けつ
)
して
人車
(
じんしや
)
の
方
(
はう
)
を
見
(
み
)
ない。
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
然
(
さう
)
して
立
(
た
)
ちながら、
外國
(
ぐわいこく
)
や、
露西亞
(
ロシヤ
)
の
新聞
(
しんぶん
)
雜誌
(
ざつし
)
に
書
(
か
)
いてある
珍
(
めづ
)
らしい
事
(
こと
)
、
現今
(
げんこん
)
は
恁云
(
かうい
)
ふ
思想
(
しさう
)
の
潮流
(
てうりう
)
が
認
(
みと
)
められるとかと
話
(
はなし
)
を
進
(
すゝ
)
めたが、イワン、デミトリチは
頗
(
すこぶ
)
る
注意
(
ちゆうい
)
して
聞
(
き
)
いてゐた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
その
儘
(
まゝ
)
の
座敷牢
(
ざしきらう
)
縁
(
えん
)
の
障子
(
しやうじ
)
の
開閉
(
あけたて
)
にも
乳母
(
うば
)
が
見張
(
みは
)
りの
目
(
め
)
は
離
(
はな
)
れず
況
(
ま
)
してや
勘藏
(
かんざう
)
が
注意
(
ちゆうい
)
周到
(
しうたう
)
翼
(
つばさ
)
あらば
知
(
し
)
らぬこと
飛
(
と
)
ぶ
鳥
(
とり
)
ならぬ
身
(
み
)
に
何方
(
いづく
)
ぬけ
出
(
い
)
でん
隙
(
すき
)
もなしあはれ
刄物
(
はもの
)
一
(
ひと
)
つ
手
(
て
)
に
入
(
い
)
れたや
處
(
ところ
)
は
異
(
かは
)
れど
同
(
おな
)
じ
道
(
みち
)
に
後
(
おく
)
れはせじの
娘
(
むすめ
)
の
目色
(
めいろ
)
見
(
み
)
てとる
運平
(
うんぺい
)
が
氣遣
(
きづか
)
はしさ
錦野
(
にしきの
)
との
縁談
(
えんだん
)
も
今
(
いま
)
が
今
(
いま
)
と
運
(
はこ
)
びし
中
(
なか
)
に
此
(
この
)
こと
知
(
し
)
られなば
皆
(
みな
)
畫餠
(
ぐわべい
)
なるべし
包
(
つゝ
)
まるゝだけは
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
夫
(
それ
)
から
最初
(
さいしよ
)
のうちは、
詰
(
つ
)
めて
坐
(
す
)
はるのは
難儀
(
なんぎ
)
だから
線香
(
せんかう
)
を
立
(
た
)
てゝ、それで
時間
(
じかん
)
を
計
(
はか
)
つて、
少
(
すこ
)
し
宛
(
づゝ
)
休
(
やす
)
んだら
好
(
よ
)
からうと
云
(
い
)
ふ
樣
(
やう
)
な
注意
(
ちゆうい
)
もして
呉
(
く
)
れた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
たゞ
石斧
(
せきふ
)
の
中
(
うち
)
には、
日本
(
につぽん
)
の
各地
(
かくち
)
から
出
(
で
)
るのと
同
(
おな
)
じように、
刳
(
ゑぐ
)
りのはひつたものゝ
出
(
で
)
ることは
注意
(
ちゆうい
)
すべきでありませう。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
たとひ
多少
(
たしよう
)
それに
注意
(
ちゆうい
)
したものがあつても、
地震
(
ぢしん
)
の
眞相
(
しんそう
)
を
誤解
(
ごかい
)
してゐるため、
適當
(
てきとう
)
なものになつてゐなかつた。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
この
二首
(
にしゆ
)
の
歌
(
うた
)
も、
恐
(
おそ
)
らく、いすけより
媛
(
ひめ
)
のお
歌
(
うた
)
でも、お
作
(
さく
)
でもなく、またさうした
惡人
(
あくにん
)
が、
騷動
(
そうどう
)
を
起
(
おこ
)
さうとしてゐる、
注意
(
ちゆうい
)
をなさい、といつた
意味
(
いみ
)
のものでもありますまい。
歌の話
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
アンドレイ、エヒミチは
依然
(
やはり
)
相手
(
あひて
)
の
顏
(
かほ
)
を
見
(
み
)
ずに、
知識
(
ちしき
)
ある
者
(
もの
)
の
話計
(
はなしばか
)
りを
續
(
つゞ
)
ける、ミハイル、アウエリヤヌヰチは
注意
(
ちゆうい
)
して
聽
(
き
)
いてゐながら『
其
(
そ
)
れは
眞實
(
まつたく
)
です。』と、
其
(
そ
)
れ
計
(
ばか
)
りを
繰返
(
くりかへ
)
してゐた。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
活動中
(
かつどうちゆう
)
或
(
あるひ
)
は
活動
(
かつどう
)
に
轉
(
てん
)
じそうな
火山
(
かざん
)
に
登
(
のぼ
)
るものは、この
種
(
しゆ
)
の
火山特性
(
かざんとくせい
)
に
注意
(
ちゆうい
)
する
必要
(
ひつよう
)
がある。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
爆發
(
ばくはつ
)
の
力
(
ちから
)
頗
(
すこぶ
)
る
輕微
(
けいび
)
であつて、
活動中
(
かつどうちゆう
)
に
於
(
おい
)
ても、
中央火口丘
(
ちゆうおうかこうきゆう
)
へ
近
(
ちか
)
づくことが
容易
(
ようい
)
である。
渡島
(
おしま
)
の
大島
(
おほしま
)
も
歴史年代
(
れきしねんだい
)
に
數回
(
すうかい
)
の
噴火
(
ふんか
)
を
繰返
(
くりかへ
)
したが、
兩者
(
りようしや
)
共
(
とも
)
に
火山毛
(
かざんもう
)
を
産
(
さん
)
することは
注意
(
ちゆうい
)
すべきことである。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“注意”の解説
注意(ちゅうい)は、ある物に対し気をつけることまたは相手に気をつける様にいうことである。ここでは心理学および生理学において用いられる注意、即ち前者を解説する。
(出典:Wikipedia)
注
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
“注意”で始まる語句
注意深
注意書
注意力
注意線
注意連
注意事項
注意人物