“放任主義”の読み方と例文
読み方割合
はうにんしゆぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斯樣かやうにしてみづか遠慮ゑんりよをし、また自分じぶんから抑制よくせいをして共同生活きやうどうせいくわつ妨害ばうがいにならぬやうにと注意ちゆういをしてるのである。すなは放任主義はうにんしゆぎ神髓しんずゐとするところであります。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)
されば家塾かじゆく放任主義はうにんしゆぎおこなふのは畢竟ひつきやう獨立心どくりつしんやしなためであつて、このせまちひさな家塾かじゆく習慣しふくわんをつけてくのは他日たじつおほひなる社會しやくわいひろ世界せかいことけない仕度したく御在ございます。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)
これは家族的かぞくてきでありまして主義しゆぎまつた放任主義はうにんしゆぎしか放任主義はうにんしゆぎまをしてもけつして氣儘放題きまゝはうだいにしてくといふのではありません。放任主義はうにんしゆぎうちには自營獨立じえいどくりつ精神せいしんこもつてます。
女教邇言 (旧字旧仮名) / 津田梅子(著)