“家塾”のいろいろな読み方と例文

読み方	割合
かじゅく	50.0%
かじゆく	50.0%

かじゅく

家塾（かじゅく）に帰って、あいかわらず村童相手の寺小屋先生になりすまし、折を見ては、ちょくちょく荘院（しょうや）の奥を訪ねて、茶ばなしの間に、世間たれも知らぬ密事の打合せをすましては、また何くわぬ顔で

新・水滸伝 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

かじゆく

されば此（こ）の家塾（かじゆく）で放任主義（はうにんしゆぎ）を行（おこな）ふのは畢竟（ひつきやう）獨立心（どくりつしん）を養（やしな）ふ爲（ため）であつて、この狹（せま）い小（ちひ）さな家塾（かじゆく）で其（そ）の習慣（しふくわん）をつけて置（お）くのは他日（たじつ）大（おほひ）なる社會（しやくわい）、廣（ひろ）き世界（せかい）へ出（い）て事（こと）の缺（か）けない仕度（したく）で御在（ござい）ます。

女教邇言 (旧字旧仮名) ／ 津田梅子(著)

家	常用漢字 小２ 部首:⼧ 10画
塾	常用漢字 中学 部首:⼟ 14画