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是非
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ぜひ
ふりがな文庫
“
是非
(
ぜひ
)” の例文
「わたしは病気になって、今、長崎の——旅館へやっと帰ったところです、兄さんに、
是非
(
ぜひ
)
会いたいから、どうかすぐ来てください」
長崎の電話
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
小平太はふたたび「はッ」と言ったまま、
頸筋
(
うなじ
)
を垂れて、じっと考えこんでしまった。そこまで知っていられては、もう
是非
(
ぜひ
)
がない。
四十八人目
(新字新仮名)
/
森田草平
(著)
すると
良人
(
おっと
)
は
私
(
わたくし
)
と
意見
(
いけん
)
が
違
(
ちが
)
いまして、それは
余
(
あま
)
り
面白
(
おもしろ
)
くない、
是非
(
ぜひ
)
『
若月
(
わかつき
)
』にせよと
言
(
い
)
い
張
(
は
)
って、
何
(
なん
)
と
申
(
もう
)
しても
肯
(
き
)
き
入
(
い
)
れないのです。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
どうぞ
是非
(
ぜひ
)
一つ
聴
(
き
)
いて
頂
(
いただ
)
きたい、と
云
(
い
)
うのは、
実
(
じつ
)
はそう
云
(
い
)
う
訳
(
わけ
)
であるから、
寧
(
むしろ
)
君
(
きみ
)
は
病院
(
びょういん
)
に
入
(
はい
)
られた
方
(
ほう
)
が
得策
(
とくさく
)
であろうと
考
(
かんが
)
えたのです。
六号室
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
その
得意先
(
とくいさき
)
の一
軒
(
けん
)
で
橋場
(
はしば
)
の
妾宅
(
せふたく
)
にゐる
御新造
(
ごしんぞ
)
がお
糸
(
いと
)
の
姿
(
すがた
)
を見て
是非
(
ぜひ
)
娘分
(
むすめぶん
)
にして
行末
(
ゆくすゑ
)
は
立派
(
りつぱ
)
な芸者にしたてたいと
云出
(
いひだ
)
した事からである。
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
庇
(
かば
)
うのはよいが主人の云い付けをなぜ聴かぬ隠し立てをしてはかえってこいさんのためになりませぬ
是非
(
ぜひ
)
相手の名を云ってごらんと口を
春琴抄
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
是非
(
ぜひ
)
とも家でパン種から
拵
(
こしら
)
えて行くなら先ずホップス即ち
葎草
(
りっそう
)
といって麦酒の種に使う苦い
醗酵性
(
はっこうせい
)
の草を食品屋からお買いなさい。
食道楽:秋の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
土間の入口で、
阿爺
(
ちゃん
)
の辰さんがせっせと
饂飩粉
(
うどんこ
)
を
捏
(
こ
)
ねて居る。
是非
(
ぜひ
)
上
(
あが
)
れと云うのを、後刻とふりきって、大根を土間に置いて帰る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
掛一
體
(
たい
)
志操
(
こゝろざし
)
宜
(
よろ
)
しからぬ者に付同惡と
存
(
ぞんじ
)
殊
(
こと
)
に
仇討
(
あだうち
)
の
節
(
せつ
)
妨
(
さまた
)
げ致し候故
是非
(
ぜひ
)
なく
疵
(
きず
)
を付候と申ければして又其方
敵討
(
かたきうち
)
致
(
いた
)
さん爲に遊女
奉公
(
ほうこう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
げにも
浮世
(
うきよ
)
か
音曲
(
おんぎよく
)
の
師匠
(
ししやう
)
の
許
(
もと
)
に
然
(
しか
)
るべき
曾
(
くわい
)
の
催
(
もよほ
)
し
斷
(
ことわ
)
りいはれぬ
筋
(
すぢ
)
ならねどつらきものは
義理
(
ぎり
)
の
柵
(
しがらみ
)
是非
(
ぜひ
)
と
待
(
ま
)
たれて
此日
(
このひ
)
の
午後
(
ひるすぎ
)
より
別れ霜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
諭吉は母の病気に付き
是非
(
ぜひ
)
帰国と
云
(
い
)
うからその意に任せて
還
(
かえ
)
すが、修業勉強中の事ゆえ再遊の出来るようその
方
(
ほう
)
にて
取計
(
とりはか
)
らえと云う文句。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
その
上
(
うへ
)
個人
(
こじん
)
の
經濟状態
(
けいざいじやうたい
)
に
由
(
よつ
)
て
是非
(
ぜひ
)
なく
粗惡
(
そあく
)
な
食
(
しよく
)
で
我慢
(
がまん
)
せねばならぬ
人
(
ひと
)
もあり、
是非
(
ぜひ
)
なく
過量
(
くわりやう
)
の
美味
(
びみ
)
を
食
(
く
)
はねばならぬ
人
(
ひと
)
もある。
建築の本義
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
「うん、毎朝梅干に白砂糖を
懸
(
か
)
けて来て
是非
(
ぜひ
)
一つ食えッて云うんだがね。これを食わないと婆さんすこぶる御機嫌が悪いのさ」
琴のそら音
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
『
私
(
わたし
)
は
是非
(
ぜひ
)
怠惰屋
(
なまけや
)
になるのだ、
是非
(
ぜひ
)
なるのだ』と
言張
(
いひは
)
つて
聽
(
き
)
かない。
櫻
(
さくら
)
の
皮
(
かは
)
を
剥
(
む
)
くどころか、
家
(
いへ
)
の
隅
(
すみ
)
の
方
(
はう
)
へすつこんで
了
(
しま
)
つて
茫然
(
ぼんやり
)
して居る。
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
要なき
時疫
(
えやみ
)
の恨めしけれど
是非
(
ぜひ
)
なく、なおかにかくとその石のさまなど問うに、強て見るべきほどのものとも思われねば
已
(
や
)
む。
知々夫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
なおもう一つの重大なる問題は、かかる
原子崩壊
(
げんしほうかい
)
によるエネルギー
搬出
(
はんしゅつ
)
のため
是非
(
ぜひ
)
に必要とするサイクロトロンのことである。
諜報中継局
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
... 義理の間にせよ
父子
(
おやこ
)
で結婚は許されないでせう」と云ふと、モリエエルは苦悶し
乍
(
なが
)
ら「
是非
(
ぜひ
)
結婚する事を許して
呉
(
く
)
れ」と云ふ。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
かくの如き人物によりて企てられたるかくの如き事業は
是非
(
ぜひ
)
とも成功せしめたいから、共に尽力してくれという話であった。
新島先生を憶う:二十回忌に際して
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
八重子も
是非
(
ぜひ
)
一しょに行けと云う、これは僕が新橋の芸者なるものを見た事がないから、その
序
(
ついで
)
に見せてやろうと云う厚意なのだそうである。
田端日記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
かくて某は即時に
伽羅
(
きゃら
)
の本木を買い取り、
仲津
(
なかつ
)
へ持ち帰り候。伊達家の役人は
是非
(
ぜひ
)
なく末木を買い取り、仙台へ持ち帰り候。
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
理屈に合せんとすれば文学に遠く、文学に適せんとすれば理屈を離るること、
素
(
も
)
と両者全くその性を異にするより来る者故
是非
(
ぜひ
)
もなき事なり。
俳諧大要
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
これは
是非
(
ぜひ
)
とも雀と同様に、そうしてなるべくは道に面した壁の上に、彼等の土の巣を載せる
僅
(
わず
)
かな棚を作ることを、皆様にもお願い申したい。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
「電話を下さい。僕も現場へ行けないのが残念です。しかしここの電話室位なら歩けますから
是非
(
ぜひ
)
模様を知らせて下さい」
吸血鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
すると家内は言下に、それで済むことでしたら、
是非
(
ぜひ
)
それで京都を納得させるようにしてください、と哀願するのだ。
盗難
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
寝ぼけ眼をこすりこすり戸を開けて見ると驚いた、近所に
稀
(
ま
)
れな、盛装した、十八九の娘が立っていて、方丈の私に
是非
(
ぜひ
)
会いたいというのであった。
雪の透く袖
(新字新仮名)
/
鈴木鼓村
(著)
久隅雪子はほたる見物にことよせて私を招き、文学者である私にだけは
是非
(
ぜひ
)
この話をして、自分のこの家に落着く気持を分担して
貰
(
もら
)
ひ
度
(
た
)
いのだつた。
過去世
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
雲仙を知ろうとするものの、
是非
(
ぜひ
)
とも
登攀
(
とうはん
)
せねばならぬ最美な渓谷の一つであることを、私自らその熔岩流の内部に
入
(
い
)
って初めて発見したのである。
雲仙岳
(新字新仮名)
/
菊池幽芳
(著)
ロミオ マーキューシオーどの、
恕
(
ゆる
)
して
下
(
くだ
)
され、
實
(
じつ
)
は
是非
(
ぜひ
)
ない
所用
(
しょよう
)
があったからぢゃ。あんな
際
(
をり
)
には、つい、その、
禮
(
れい
)
を
曲
(
ま
)
ぐることがある
習
(
なら
)
ひぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
是非
(
ぜひ
)
さうでもございませうが、
八百
(
やほ
)
や
半兵衛
(
はんべゑ
)
が、
狂言
(
きやうげん
)
しろ物を
沢山
(
たくさん
)
もつて
来
(
き
)
ましたから、なんぞ買つてくださいナ。
狂言の買冠
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
私たちが初めてのものであった(前に日本人が登っていたという記録があるならば、
是非
(
ぜひ
)
知らせていただきたい)。
火と氷のシャスタ山
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
是非
(
ぜひ
)
、
然
(
そ
)
うなさいまし、お化が出ると云つて……
而
(
そ
)
して
婦
(
おんな
)
が一人で居るのを見て、お泊んなさらないでは
卑怯
(
ひきょう
)
だわ。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
是非
(
ぜひ
)
やらう。
葉書
(
はがき
)
の
返事
(
へんじ
)
なら
僕
(
ぼく
)
はどんな
忙
(
いそ
)
がしい
時
(
とき
)
でも
直
(
す
)
ぐ
書
(
か
)
く。オヽ、それからまだ
斯
(
か
)
ういふ
面白
(
おもしろ
)
い
話
(
はなし
)
があるよ。
ハガキ運動
(旧字旧仮名)
/
堺利彦
(著)
野生
(
やせい
)
のものはそうザラにはないから、
染料
(
せんりょう
)
に使うためには、
是非
(
ぜひ
)
ともこれを作らねばならぬ必要があったのである。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
全能
(
ぜんのう
)
全力
(
ぜんりょく
)
を
正当
(
せいとう
)
につくしてみて、それでも
敗
(
やぶ
)
れれば、まことに
是非
(
ぜひ
)
のないわけだ。男らしく、一
党
(
とう
)
の人の前へでて、
罪
(
つみ
)
を
謝
(
しゃ
)
するよりほかにみちはない。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ま、ま、お
待
(
ま
)
ちなさい、お
待
(
ま
)
ちなさい、
今
(
いま
)
から
旅亭
(
やどや
)
へ
皈
(
かへ
)
つたとて
何
(
なに
)
になります。
久
(
ひさし
)
ぶりの
面會
(
めんくわい
)
なるを
今日
(
けふ
)
は
足
(
た
)
る
程
(
ほど
)
語
(
かた
)
つて
今夜
(
こんや
)
の
御出發
(
ごしゆつぱつ
)
も
是非
(
ぜひ
)
に
私
(
わたくし
)
の
家
(
いへ
)
より。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
王子はしばらくぼんやりしていましたが、やがて老人の言葉をはっきり思い出しました。そして、
是非
(
ぜひ
)
ともその言葉に従わねばならないような気がしました。
夢の卵
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
父
(
とう
)
さんが
東京
(
とうきやう
)
へ
出
(
で
)
る
時分
(
じぶん
)
には、
鐵道
(
てつだう
)
のない
頃
(
ころ
)
ですから、
是非
(
ぜひ
)
とも
木曽路
(
きそぢ
)
を
歩
(
ある
)
かなければ
成
(
な
)
りませんでした。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
わたしは
今
(
いま
)
、
此
(
こ
)
の
本
(
ほん
)
を、
小
(
ちひ
)
さい
兄弟姉妹
(
けうだいしまい
)
達
(
たち
)
である
日本
(
にほん
)
の
子
(
こ
)
ども
達
(
たち
)
に
贈
(
おく
)
ります。また。その
子
(
こ
)
ども
達
(
たち
)
の
親
(
おや
)
であり、
先生
(
せんせい
)
である
方々
(
かた/″\
)
にも
是非
(
ぜひ
)
、
讀
(
よ
)
んで
戴
(
いたゞ
)
きたいのです。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
吾
(
わ
)
が
北越
(
ほくえつ
)
の山岳中でもかなり高いものとなるから、二、三年の中には
是非
(
ぜひ
)
に登攀してみようと考えた。
平ヶ岳登攀記
(新字新仮名)
/
高頭仁兵衛
(著)
阿里山
(
ありさん
)
の有名な大森林は
是非
(
ぜひ
)
見ておきたいと思ったのに、その二週間ほど前に、台湾全体に大暴風雨があって阿里山の登山鉄道が散々にこわれてしまっていたので
蝗の大旅行
(新字新仮名)
/
佐藤春夫
(著)
直諫とは
過
(
あやま
)
ちをいいあらわし、
理
(
り
)
をすぐにのべて、
是非
(
ぜひ
)
をまげず、つよく
諫
(
いさ
)
むるなり。かくのごとくなれば聞く人おそれて従う。
孔子
(
こうし
)
の法語の
言
(
げん
)
とのたまう
是
(
これ
)
なり。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
その子は今桑摘みに行っていないがとにかく
是非
(
ぜひ
)
休んで行けといって、
連
(
しき
)
りに一行の者を引止めて茶をすすめながら、木曾街道の駅々の
頽廃
(
たいはい
)
して行く姿をば
慨歎
(
がいたん
)
して
木曽御嶽の両面
(新字新仮名)
/
吉江喬松
(著)
第九期まで有つて十期の無いのは
甚
(
はなは
)
だ
勘定
(
かんじやう
)
が悪いから、
是非
(
ぜひ
)
第十期を
造
(
つく
)
りたいと
云
(
い
)
ふ
考
(
かんがへ
)
も有るので
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
虫けらの死んだの草木の枯れたのまでに悲しみを起し、
是非
(
ぜひ
)
に生老病死がこの世の
習
(
ならい
)
なれば、この世を
出
(
い
)
でねばすまぬと志を立て、年二十五の時位を棄てて山へ入り
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
その時レーリーからマクスウェルに送った手紙を見ると、ウィリアム・タムソンは決定的に辞退したから、
是非
(
ぜひ
)
ともマクスウェルが就任してくれるようにと勧誘している。
レーリー卿(Lord Rayleigh)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
マンスフィールドには何か私録のようなもの(たしか日記だったと思うが)があって、それが発表されているように聞いているが、これはそのうち
是非
(
ぜひ
)
読んでみたいと思う。
チェーホフの短篇に就いて
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
且つ又
聖経
(
バイブル
)
の教ふる
処
(
ところ
)
に
依
(
よ
)
れば
天国
(
てんこく
)
に
行
(
ゆ
)
かんとすれば
是非
(
ぜひ
)
とも
小児
(
せうに
)
の
心
(
こゝろ
)
を
有
(
も
)
たざるべからず。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
そしてみんな
仲
(
なか
)
よく、
元氣
(
げんき
)
に、
大勢
(
たいぜい
)
で
歌
(
うた
)
ふことだ。——これを
是非
(
ぜひ
)
お
約束
(
やくそく
)
してもらひたい。
赤い旗
(旧字旧仮名)
/
槙本楠郎
(著)
是非
(
ぜひ
)
とも
拔
(
ぬ
)
けて
行
(
ゆ
)
かなければならない
緑門
(
アーチ
)
があると
云
(
い
)
ふものだわ——
私
(
わたし
)
は
唯今
(
たゞいま
)
、
女王樣
(
ぢよわうさま
)
の
針鼠
(
はりねずみ
)
で
蹴鞠
(
けまり
)
をしやうとしたの、さうしたら、それが
私
(
わたし
)
の
來
(
く
)
るのを
見
(
み
)
て
逃
(
に
)
げて
了
(
しま
)
つてよ!
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
つけるために、あなたに、
是非
(
ぜひ
)
一役買っていただこうと思って、それでやって、来たわけ
キャラコさん:06 ぬすびと
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“是非”の意味
《名詞》
是非(ぜひ)
正しいことと正しくないこと。
物事の良し悪しを論じること。
《形容動詞》
是 非(ぜひ)
物事の実現・実行を強く希望する様。
(出典:Wiktionary)
是
常用漢字
中学
部首:⽇
9画
非
常用漢字
小5
部首:⾮
8画
“是非”で始まる語句
是非共
是非曲直
是非無
是非々々