“聖経”のいろいろな読み方と例文
旧字:聖經
読み方割合
おきやう20.0%
しょうぎょう20.0%
せいきょう20.0%
せいけい20.0%
バイブル20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聖経(おきやう)の中にある有名な文句、比喩(たとへ)なぞが、普通の人の会話に交るのは珍しくも無い。娘の連はいづれも美しい珠数の袋を懐にして、蓮華寺へと先を争ふのであつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
勇猛で野性な血液が烈しい抗争を起して本能を主張する、いかなる聖経(しょうぎょう)も四囲の社会も無視してかかる猛悪な精神が彼の全霊を炎々と焦(や)くのだった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
時には死と死後の有様について高壇より公衆に向(むかっ)て余の思想を演(の)べたり、人の死するを聞くや、或は聖経(せいきょう)の章句を引用し、或は英雄の死に際する時の状(さま)を語(かたっ)て、死者を悲(かなし)む者を慰めんとし
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
凡ての批評眼を抉(くじ)り去りて後に聖経(せいけい)を解(と)かむとするは、むかし羅馬教の積弊たりしものを受けて今日の浅薄なる聖経の読者が為すところなり、心を以て基礎とし、心を以て明鏡とし
各人心宮内の秘宮 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
且つ又聖経(バイブル)の教ふる処(ところ)に依(よ)れば天国(てんこく)に行(ゆ)かんとすれば是非(ぜひ)とも小児(せうに)の心(こゝろ)を有(も)たざるべからず。
為文学者経 (新字旧仮名) / 内田魯庵、三文字屋金平(著)