“是非曲直”の読み方と例文
読み方割合
ぜひきょくちょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
争議起これば、今日こんにちはこれをおさむるために相応そうおうの法定機関がある。これによりて是非曲直ぜひきょくちょくを判断すべく、みだりに腕力を用うることを許さぬ。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
熱するというのはすなわち感情の昂奮こうふんするいいである。しかしことにあたるか否かを判断するときは、すべからく感情をけ冷静に是非曲直ぜひきょくちょくの判断を下すを要する。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
もはや時勢もここに至りそうろうてはさらに言語口舌こうぜつをもって是非曲直ぜひきょくちょくを争いがたければ、腕力のほかこれなかるべし。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)