“理非曲直”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りひきょくちょく75.0%
りひきよくちよく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物わかりが好ければ政治なぞには、夢中になれぬ筈ではないか? 理非曲直(りひきょくちょく)も弁(わきま)えずに、途方(とほう)もない夢ばかり見続けている、——そこが高平太(たかへいだ)の強い所じゃ。
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「判官としては、古今無類の仁じゃが、政治の妙機(みょうき)は判らぬでのう。法は活物(いきもの)、臨機応変に妙味があるが、越前のは理非曲直(りひきょくちょく)、ただ法を枉(ま)げない事に専(もっぱ)らで——」
大岡越前の独立 (新字新仮名) / 直木三十五(著)
社会主義は、理非曲直(りひきよくちよく)の問題ではない。単に一つの必然である。僕はこの必然を必然と感じないものは、恰(あたか)も火渡(ひわた)りの行者(ぎやうじや)を見るが如き、驚嘆の情を禁じ得ない。
澄江堂雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)